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(40)アメジストセージ

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このシリーズは散歩中に見た300種くらいの植物を紹介していくシリーズです。



アメジストセージ

メキシコ原産

メキシカンブッシュセージとも呼ばれるし
学名”Salvia leucantha”をかな表記した
サルビア・レウカンサ”という名前でも呼ばれる

比較的、手間のかからない植物であり、
花にはチョウ、ハチ、がよく集まる。

花が美しいだけでなく
香りのする精油が採れ
アロマテラピーに用いることができる
剪定したものをスワッグ
― 植物を束ねて吊るす壁飾り ―
として楽しむ人も多い。

アメジストセージを蜜源とした
蜂蜜は南ヨーロッパでは
最高級品として
珍重されるという。

属名の”Salvia”(サルビア)は、
「無傷」、「安全」を意味する。
インド・ヨーロッパ祖語のsolwo-を起源とするラテン語のsalvusが語源とだと言われていて、
salvusは、「安全な」、「健康な」、「無傷の」を意味し、英語のsafeの語源でもある。

セージの仲間は長寿のハーブとしても知られ、
「庭にセージが育っているのになぜ人は病気で死ぬのか」
や、「長生きしたければ5月にセージを食べなさい」、
「すべてが順調にいっているときにはセージが茂り、不幸に襲われているときはセージが枯死する」、
「セージは医者にも料理人にも、台所でも地下室でも、貧富も問わず役立つ」
など、健康にまつわる格言も多く伝わっている。


参考文献

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