
(51)クロガネモチ
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このシリーズは散歩中に見た300種くらいの植物を紹介していくシリーズです。
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クロガネモチ
名前の由来は、若い枝や葉柄が紫黒色(クロガネ色)で、モチノキ科だからという説がある。
雄の木と雌の木があり、比較的都市環境に耐え 美しい赤い実がつくので 雌の木は庭木や街路樹・生け垣などで利用されることも多い。
発芽しやすく強い植物であるため、野鳥が種を運び、庭などに野生えすることがある。
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「クロガネモチ」が「金持ち」に通じるとして縁起のいい木として好まれる地域もある。
推定樹齢300年以上の 香川県の積の雌雄クロガネモチなどが巨樹として有名。
また、島根の銘菓のひとつに「くろがねもち」があるが、松江城本丸登り口の石垣に沿ってそびえる樹齢約300年クロガネモチの並木は、観光名所であり、それにちなんで作られた。