
(30)ゴンズイ
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このシリーズは散歩中に見た300種くらいの植物を紹介していくシリーズです。
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ゴンズイという名前の由来は諸説あって、はっきりしていない。
材木として役に立たないので、食べられないし毒がある魚「ゴンズイ」になぞらえてつけられたとい説。
熊野権現の守り札を付ける牛王杖(ごおうづえ)をこの木で作っていたので、「ゴオウヅエ」がなまってついたという説。
赤い果実から真っ黒の種子が出るのが天人の「五衰の花」を思わせることからという説。
ミカン科の植物であるゴシュユに似ていることからついたという説などがある。
キクラゲ栽培の原木には使えるという。