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(10)トネリコ
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このシリーズは散歩中に見た300種くらいの植物を紹介していくシリーズです。
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和名の由来は、蝋物質を分泌するため、建付けのの悪くなった戸の滑りをよくするために塗られてきたため「戸に塗る木」がなまって、「トネリコ」に変化したと言われている。
独特な形の果実は、翼果(よくか)と言われて、風を受けて遠くに飛ぶための形である。
街路樹や庭木によく使われるのはシマトネリコは、沖縄や台湾原産で、日差しに強く葉の色が明るいので、西洋建築にも和風建築にもマッチしやすい。また、トネリコは剪定に弱いが、シマトネリコは剪定に耐えるので、樹形を整えやすく、植木屋に売っているトネリコのほとんどが、シマトネリコだそう。
トネリコは、神話にも登場し、北欧神話に出て来る宇宙樹「ユグドラシル」は、トネリコの木と言われている。
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