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2023年、人という字を考える。

2023年。はじまりましたね。みなさまお元気でしょうか。
今年は仕事の年賀状を出さない新年となってしまいました。
みなさん今年もよろしくお願いいたします。

・・・なんて書き出しを用意して、気づけば8月になっていました。
ほんと、あっというまに時間はすぎますね。

私にとっての2022年はなかなかアップダウンの激しい一年でした。
とても幸せな日々があったことも確かで、でもそれと同じくらい
長年、友達だと思っていた人との決別だったり
奈落の底に落ちるような、まあまあハードなこともあり
わりと自分の精神状態が怪しいときが多かったように思います。
(今は元気です)

そんなときでも、仕事があってよかった。ほんとにそれにつきます。
いろいろとお仕事させていただき、ありがとうございます。感謝。


「この状況でよくここまで冷静ですね」と、
全くの第三者に言われたとき。
まあそうだろうなあ、と、まるで他人事のように感じていました。
人間、ほんとうにショックだと、
きっと本能的に脳が現実感を麻痺させるのでしょう。


ここにくるまで、逃げるように泊まった宿の朝食会場で、
いきなり涙をボロボロこぼしつつもえへらえへら笑って電話するとか
情緒不安定この上ない感じもいまではオモロイ話。

守るべきもの、一番考えないといけないもの。自分が好きだと思うこと。
それがなんなのかをよく考える一年でした。

そんなこともありつつも
自分以外の人がしんどいときに、なにもできず
何をいっても今はどうしようもないな、と思って
時間がすぎるのをただただ待っていたけれど
待つ、という行為自体、依存だったのかなあ。

まあ、なにかできると思うことが、おこがましいのでしょう。
所詮、世の中は、自分と自分じゃない人、なのですから。
それに気づけただけでもよかったのかもしれない。

人という字は、支え合っていると教わったけど
支える方は支えられる人よりも、しっかり立ってないといけない。
脱力した人なんて、重いですもんね。
そんなふうにはなりたくないな、と思うのです。

そんなこんなで、今年は思い切って
自分をいちばん大事にしようと思います。

とはいえ、自分でしっかり立てるようになるって
けっこうたいへんなことなんだよなあ。




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広告企画室ネコノテ 矢野裕子
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