日向ぼっこ
昨日今日と日中関東は暖かく過ごしやすい一日でした。
少々風は強かったですが、春の日光が降り注いで陽に当たって居ると柔らかい暖かさを感じました。
猫たちも久々に日向ぼっこさせるために庭先に出しました。
うちの猫部屋は、北側なので西の窓からは午後は日光が入りますが、それほど多く日光は入りません。
リビングに入ってきたときは、真っ先に日光が入る南側の窓際に陣取って日向ぼっこをしている2匹です。
冬だと天気が良くても、外気は寒いので庭に出してあげることもたまにですが、出してあげると、外の空気と日光を浴びて気持ちよさそうにしています。
今日は、妻が休みだったので、午前中私が仕事をしているときに子供と猫たちと庭で日向ぼっこしながら遊んでいました。
猫が日向ぼっこをする理由
猫は縁側で日向ぼっこをしている図が有名ですが、なぜ日向ぼっこをするのでしょうか。
居心地が良くてリラックスできるから
猫の祖先は、砂漠地帯に生息する「リビアヤマネコ」です。このことから日光が当たる温暖な場所が居心地いいのかもしれません。
猫の睡眠時間は、12時間~14時間と長時間寝て過ごします。
その際温かい場所のほうがリラックスして寝ることができるということもあります。
濡れたり湿った身体を乾かすから
また、猫は濡れることを嫌うので、万一濡れてしまった場合や、湿気が多くジメジメしているような場所に居た場合は、日向ぼっこをして身体を乾かしながら暖を取っていると考えられています。
日光の紫外線を活用して健康的に生活するため
日向ぼっこをする理由でもう一つ重要な役割があるのですが、品種にもよりますが猫は毛が生えている種が多く、毛に生息するダニや寄生虫の繁殖を抑えたり、毛や皮膚に付着している菌やウイルスの殺菌をしているのです。
日光には、紫外線があるので、紫外線の殺菌作用をうまく活用しているのですね。
猫が日向ぼっこするための環境
人間も、日光浴することで心身のリフレッシュに繋がり健康的な生活ができることは科学的にわかっていますし、猫も同様に健康維持には適度な日向ぼっこが必要です。
野良猫の場合、自分良い場所を選んで日向ぼっこをしますが、室内飼育の猫は、人間が環境を調整してあげる必要もあります。
私のうちのように、どうしても北側での生活になってしまったり、日光があまり入らない部屋しかない場合、意識的に日光が当たる場所に連れて行ってあげるか、その場所に行けるようにして上げる必要があります。
その際、猫がくつろげるように、毛布やペットベッドを置いてあげると良いでしょう。
また、猫は静かなところを好むので、大きな物音や振動がしないような場所がストレスなくリラックスできます。
グッズを使った日向ぼっこの場所確保
窓が少し高いところの場合、キャットタワーなどで高いところでくつろげる場所を確保してあげることも良いです。
また、窓に吸盤で貼り付けられる「窓ハンモック」もあるので、環境に合わせて使ってみても良いと思います。
ただし、うちのくぅのようにてんかんなどの病気で、高いところから落下してしまうリスクがある猫がいる場合は、骨折などの危険があるため、低い位置での場所確保や庭先など一時的にでも日光にあたる場所に連れて行ってあげると良いと思います。
飼い主も猫も一緒に、温かい春のぬくもりを感じたいですね。
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