お気に入りのカフェが潰れてしまい、とても寂しい
コロナで思うこと。
飲食店の皆さんは本当に大変だっただろうなということ。
もちろん最前線で闘う医療従事者の皆様、介護施設スタッフ、スーパーの店員さん、その他色んな方々が頑張ってくださっているが、経済的打撃を受けた業界のことを思うと計り知れない。
中でも飲食業界は店舗数が多い上、元々利益率の高い店は多くなく、閉店を余儀なくされたお店も多かっただろう。
私のお気に入りのカフェも、2つ潰れてしまった。
ものすごく悲しかった。
個人経営で、本を読むにはとても静かで、ごはんやコーヒーも美味しい、こだわりの詰まったそれは素晴らしいお店だった。
そんな時にふと思う。
今この状況で、新たに飲食店を経営しようと思う人はいるのだろうかと。
あまりにも世の中の状況に振り回される業界だ。
コロナ禍になる前は、飲食業界は人手不足で悩まされ、労働環境に悩まされてきた。
しかし、今では新たに雇うことも厳しい。
アルバイト一人あたりの採用単価は3万〜4万は当たり前、採用できないところだと10万を超える店もあった。
ところが今度は人件費を圧迫するので雇うことができない。
広告にあんなに出したのにと思っている採用担当者は多いはず。
我々の中で、飲食店は心の潤いを与える場なのだ。
友達とおしゃべり、先輩に愚痴を聞いてもらう、1人でのんびり過ごす、美味しいとのを贅沢に食べる、など、心の余裕を作るための場所となっている。
お気に入りのカフェがなくなり、本当にがっかりしている者もここにいる。
お店を持つことを夢見ていた人たちは沢山いたはずだが、きっと今は躊躇していると思う。
ぜひ、その時の気持ちを忘れないで、良いお店を沢山作ってほしい。
お互い頑張りましょう!
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