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応募とマゾヒズム

あるweb漫画賞に落選した。同じ賞へのチャレンジで2回め。どちらもnoteに公開済みの漫画(夕凪ヒトヤス)で、受賞が目的というよりは腕試しの意味合いが強かったので、落選を知っても「やっぱりね」という感想である。

受賞作を見ると絵に華がある。エッチである。web漫画を毎日読む人の興味をいかにも引きそうな内容。いっぺんマジでそっちに寄せて応募したろかいなと思わないこともないが、それより先にヒトヤスを完結させねば。この賞への再チャレンジはしばらくお預け。

これまでいろいろ応募してきた。10代は漫画、20〜30代は小説。さて40にさしかかろうかというとき、通販会社の出版部門で初めて大賞を受賞した。会員誌で1年弱小説を連載し、私は調子に乗った。「これ、いけんじゃね? 私の道、開けんじゃね?」開けなかった。連載が終わるとそれきりになり、焦ってほかに応募した文学賞にはことごとく落選した。

40半ばでちからが抜けた。もういいや。プロにならずとも、好きな創作をぼちぼち続けよう。遊び場が個人ブログからnoteに移り、たまにイラストの仕事を受けながら、短い漫画や小説を書いて暮らすようになった。

しばらくはおとなしくしていたのだが。

noteにはコンテストがたくさんある。見ると気になる。なんか書きたい。応募したい。最初は数ばかり打ち、打率1割ぐらいで何らかの賞をもらったりした。最近はピンと来たものに的を絞っているが、それでも今年5つほど応募。noteのほかにも2つ3つ。なんでこんなに応募が好きなのか私は。

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