英国俳優2人のブロマンスを語り尽くす(4)
Amazonプライムビデオで配信中の英国ドラマ『グッド・オーメンズ』にすっかりハマった私。
noteクリエイターフェスティバルの“私の推しキャラ”企画に乗じて、主役である天使と悪魔の6,000年に及ぶ友情の尊さを、1,000字を目安に語り尽くすシリーズの4回めであります。
一部マニアックな人たちから「続きが楽しみ!」と言ってもらえて大変嬉しい。
しかし中にはこう感じる人もいるでしょう。
「ちょっと仲がいいくらいのキャラ二人を、おまえの歪んだ脳が大袈裟に“究極のブロマンス!”とか言って勝手に騒いでるだけだろ?」
違います。
これ見てよ。
「天使と悪魔だろ?」
見るのはそこじゃない。
二人の羽根の形を見てみろと言うんだよ。
ハートになってんでしょうがよ。
公式が認めてんのよ。二人の愛を。
6,000年も続いてる二人の友情を、
愛だと認めているんですよ、公式が!
四の五の言わせないから、そのつもりで。
ちなみに、この画像にある英語のフレーズさあ。
SOMETHING’S GOING DOWN IN THE UP.
直訳すると「何かが上で下がってる」となってワケわからんのだけど、上(THE UP)ってのは「天国」のことだと思うのね。下(DOWN)は「地獄」の意味もかけてるかもしんないけど、GOING DOWNで「落ちていく」と訳せる。
「何かが天国で落ちていく」
何かってなに?
悪魔のクローリーも元は天使だったのよ。
天使のアジラフェルはエデンの園の門番をしていたんだけど、地球に入り浸るようになって、半分堕天使の状態。
二人が(禁断の実のある)天国から、手を取り合って落ちていく……
ってことを示唆してるのでは!?
フッ。英語の短いフレーズでまで興奮させるとは、やるじゃねえか公式さん。
もうここまでハマったらね。
漁るよね。
ネットをさ。
『グッド・オーメンズ』に関することを、何もかも見たくなるじゃない。
もっと見たい、もっと知りたいッ!
私にもっとこの二人をください!!!
ってなるじゃない、ね。
そこで漁ったわけですよ。『グッド・オーメンズ』なんて日本じゃ知られてないのわかってたから、初めから海外ものを漁りました。YouTubeでね、検索しまくったよ。そしたらさ。なんかヒットしたわけ。
どうやら二人が共演している、ほかのドラマがあるらしいと
嗅ぎつけたんだよ、ヤマトの諸君。
こういうときの嗅覚の鋭さ、犬並みです。
ワン!
そのドラマがこれなのだ。
ほらね! この二人!
ヒゲ生えてるし私服だしでぱっと見、わかりにくいけど、左が悪魔のクローリー、右が天使のアジラフェルですよ。
ほらあ!
下のほうに書いてある俳優さんの名前見てよ。
マイケル・シーンとデビッド・テナント。
マイケル・シーンとデビッド・テナント!
優勝!
『グッド・オーメンズ』全12話を5周見終わって、次にぜったいあるはずのシーズン3を待ちわびている間、このロスを抱えたまま、どうすりゃいいのさおっかさん状態だった私に、
でっかい希望の光が差し込みました。
ありがとう、神様!
さあ見るぞ! とAmazonプライム・ビデオにいそいそと舞い戻った私。しかし現実はいつも苛酷ですね。視聴不可だった。
でも見たい。
どーしても見たい。
だってさ。YouTubeで私みたいな人が意気込んで作ったらしい、“『ステージド』の中からわたしが選ぶ、マイケルとデビッドのいちゃこらシーンダイジェスト15分セレクト版”によると、この二人の俳優が、
“like an old married couple”
“長年連れ添った夫婦みたい”
と呼ばれるシーンがあるって言うじゃないのーーーツ!
もうありとあらゆるメディアを探しまくったけど配信しているところはない。
こうなったら奥の手を使うしかありません。