![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22253185/rectangle_large_type_2_7696e75488da07b95023e89febd25596.jpg?width=1200)
漫画の紹介「ノオトくん」byマキタカシさん
ずーっと紹介したいしたいと思っていました。マキタカシさんの漫画「ノオトくん」。おうち時間が長くなったいまが読むチャンスです!全70話。
どこがおすすめかってね。全部。とくにお子さんがいる人には推薦課題図書にしたい。私が認定します。
ばばーん!
![(1)ナオトのコピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22249816/picture_pc_4abf796ff4b28111634144c254a50d57.png)
主人公のノオトくん。本名はナオト。小学4年生。わけあって仏頂面。
どどーん!
![(1)パパのコピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22249888/picture_pc_9b44d71ca2198b198c1307e70bff729d.png?width=1200)
ナオトのパパ。心やさしい。ちょっとメタボ。
この二人を主軸に物語がゆったりと進みます。親子が住む町には、ほかにもたくさんの個性豊かなキャラクターが登場。話数を重ねるにつれて、どんどんにぎやかになっていきます。
ナオトの友達。
![(25)友達](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22250394/picture_pc_f5fac8e761fb32cae6845385429217fc.jpg?width=1200)
みんな明るくて言いたいこと言うんだけど、不器用なナオトのことをあたたかく見守っています。
生徒たちから「遮光器土偶に激似」と言われている担任。
![(3)土偶似の担任のコピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22251011/picture_pc_ea7ea0ae30407a5de27a5331376fd3fd.png)
ジャージを着ると、なぜか体型が土偶にそっくりなんです。
おまわりさんと、「ヂェヂェ」と呼ばれるおばさん。
![(4)おまわりさんとヂェヂェ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22250863/picture_pc_c83e7b71916db5d0d407a6a493cdaa81.jpg)
とくにヂェヂェは、ナオトたち親子にとって欠かせぬ存在になっていきます。
ヂェヂェの身内で中華屋さんの料理人「マー」さん。
![(7)マーさんのコピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22251164/picture_pc_799c1cdeee4ab4ab6466991245c84b56.png?width=1200)
言葉づかいがあやしい理由には驚きの裏話が隠されています。
私が大好きなトウコさん。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22251443/picture_pc_b5a6da436bf48ab1ce8480a96f12a259.png)
料理にも仕事にも天才的なセンスの持ち主。親子と深い関わりを持ちます。
ほかにもたくさんの人がこの町に住んでいるのですが、個人的にどうしても外せないのがこの人。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22252555/picture_pc_874e0f64bfcd93008d3c836f5707a25f.jpg?width=1200)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/22252572/picture_pc_df4fe888c4d01aa690cfe1a0956bb2b8.jpg?width=1200)
ふきだしがピンクの社長。私も一緒にすきやき食べたい。
マキタカシさんの絵柄を見てもわかるとおり、おなはしは明るい色調で、大きな船に揺られるようにのんびりゆったりと展開します。
『ノオトくん』はスマートフォンで読む、縦スクロールの絵本です。奇妙な言葉づかいのナオト少年と町の人たちが繰り広げる日常が、いつしか不思議な野原へとつながってゆく、じんわりしみるファンタジー。全70話。
そう、ファンタジーなんです。不思議な物語を描いた絵本。かわいくて読みやすい漫画、なんだけど、同時にこれは海のように大きくて深くて切ない話でもあるのです。ナオト少年が「ありがとう」を「おりごとう」と言う、その奇妙な言葉づかいの謎が少しづつ紐解かれていく中で、次の話に進もうとタップする指が何度もとまってしまう。とても豊かな愛にあふれるおはなしなんです。
マキタカシさんが1年半かけて完成させた「ノオトくん」全70話。いっぺんに読み進めるのがもったいなくて、私は10話ずつ、一週間かけました。みなさんにもぜひ読んでいただけたら嬉しいな。
マキタカシさんへあらためて。こんなに素敵なおはなしを読ませてくれて、ありがとうございます。
いま連載中の「はにケンさん」もたのしみにしています。(はにわ好き)
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