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「猫のレアちゃんと私の日常」ある平日の一日

朝、PCに向かって仕事をしていると、後ろからレアちゃんが、
にゃあああああああああああぁぁぁぁ
と、長ーい「にゃあ」で声をかけてきた。
抱っこしてほしいのね。
最近、ちゃんと自分の意志を表現するようになった。うちに最初に来た頃は、人間の顔をうかがって怒られるんじゃないかって、びくびくしている感じだった。

抱っこはカウチの上と決まっている。

抱っこしてもらってドヤ顔

主の服装が夏ものになり、爪が時々痛いので主のお腹の上に布を置いて、レア姫様には乗ってもらってる(笑)しばらくして、満足したようだ。次は、カウチの後ろの棚にジャンプし、棚の上をパトロールし、そこから狭いリビングを眺めて満足したら、次は主のお腹の上にダイブ!

棚を上をパトロール
主のお腹の上に狙いを定めている
棚の上から、主のお腹にダイブ!

どん!
なぜ、そんなことをするかねえ。
ま、踏まれて、嬉しい。猫って不思議な動物だ。

今日は、月に一度のレアちゃんのシャンプーの日。
猫にシャンプーはいらないと聞いていたので、2年ぐらいはシャンプーに行かなった。でもある時から、毛玉を2日に一度は吐くようになった。どうやらそれまでは、毛玉を吐くのを我慢していたようだった。おそらく、前の飼い主に、毛玉を吐かないようしつけられていたのだと思われる。以前は吐きそうになった時、目にたくさん涙をためてごくって飲みこんでいたのだ。私の家に来て2年ぐらい経った時に、外出して帰ってみたら2か所に吐いていた。レアちゃんは怒られると思ったのか、斜め下を向いて奥の方に隠れている。

あらら、吐いたのね。レアちゃん、大丈夫?辛くなかった?大丈夫だよ。すぐにお掃除するからね。

怒られないとわかったレアちゃんは、私が掃除をしているのを少し遠巻きにじっと見つめる。

大丈夫だよ。すぐに綺麗にするからね。レアちゃんは大丈夫?

にゃ。

そう返事をした。
それ以降、毛玉を苦しそうにではあるけれど、ちゃんと吐くようになった。あまりに吐くので、美容院でちゃんとブラッシングをしてもらった方がいいのかと思い、行ってみると、さすがプロである。ぴったりと毛玉を吐かなくなった。もちろん全くではないけれど、1ヶ月に1度吐くかどうかになった。部屋の掃除もかなり楽になった。何よりも本人が辛そうではなくなった。

美容院にどのぐらいのタイミングで行くのが正しいのか、わからない。でも、1ヶ月以内に予約を取ると割引になる。主のカット代よりはるかに高い猫のシャンプー代。割引されるとなると、つい1ヶ月後に予約を取ってしまう。そして、週末は美容院代が2000円アップになるので、平日に行く。平日に時間が取れるのは、個人事業主になったおかげだ。昨年はきちんと1ヶ月毎に行ったので、VIPカードをいただき、割引率アップした!やったぜ。って、違うか。

主がばたばたとすると、気配でわかるのか、レアちゃんは隠れる。隠れるところはおおむね潰したので、隠れるところはないはずなのだけれど、それでも猫は時々いなくなる。この狭い部屋で一体どこに隠れられるというのか?それでもいなくなる。

レアちゃん、どこに行ったの?美容院に行くよ。出ておいて。

美容院が嫌いなレアちゃんが、これで出てくるはずはないのだが、そうでも言わないと主も堪らない。予約の時間は刻々と迫る。タクシーも呼ばなくてらならない。

レアちゃん、どこに行ったのぉ~。

すると、一体どこに隠れていたのか、忽然と目の前に現れる。そこをすかさず抱き上げ、ケージに入れる。レアちゃんは、にゃあ、と小さな声を上げるけれど観念している。ケージに入ると床にぺったりと貼り付いて、まるで、「私はいません」とアピールしているかのようで、面白い。

美容院はだいたい2時間ぐらいだ。最近は、10時半に連れて行き、近隣で買い物をして、11時半から昼食を取って、12時半にレアちゃんをお迎えに行くパターンにしている。
個人事業主になり、収入は減ったが自由はある。平日焼肉ランチビール!

ランチビール!

英ではランチにワインやビールは普通で、送別会等はランチタイムにパブで開催される。だが、お酒に弱いヒトが多い日本では、難しい。ちょっと気分転換に飲むほうが、午後の仕事がはかどったりするのだけれど。鬼のいぬまにではなく、猫を預けている間、主は肉を焼くのだ!

はらみ5枚を追加した(笑)

12時半を少し過ぎてお迎え行くと、レアちゃんは、帰るぜ!と言わんばかりにケージの中で立ち上がって、きょろきょろしている。まったく調子がいい。

美容院に行く時と帰る時では全く様子が違う

家に戻ると、リラックス。毎回、おリボンをつけてもらう。おリボンが目立つように結んでもらう時と、しっかりほどけないように結んでくれる時とあるのだが、今回はしっかり結んでくれているようで、目立たない。リボンを着けてもらうのもまんざら嫌でもないようで、自分で取ったりはしないで,済ましている。可愛いので、ミラーレスカメラで主は写真を撮る。スマホでレンズを向けると顔をそむけるのに、ミラーレスカメラを向けても顔を背けない。そして、

レアちゃん、綺麗だよ。可愛いねえ。美人さん、こっちを向いて~

というと、こっちを向いてくれるのだ。

え?自分が美人ってわかってる?
なんて、あざといやつだ。

もう少し私が写真の腕を上げねばならない。

美容院に連れて行くと平日1日が終わってしまう。ま、どうせ、土日も仕事をするので、このくらいは許されよう。ウーロン茶を飲んですっきりして、さて、15時からオンライン委員会だ。

台湾で買ったほどではないけれど、低価格にしては美味しい

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