「猫のレアちゃんと私の日常」チンチラゴールデンの元・保護猫と暮らすお一人様の日常を綴る ー朝ごはんー
以前は、平日出勤の日は朝5時に起こしに来て、週末は私が起きるまでじっとベッドの下で待っていた曜日の判る猫だったレアちゃん。最近は、主の生活がイロイロ変わってるので、気が向いた時だけ起こしに来る。
今日は土曜日。
一度、7時に起こしに来て、私が起きないので、プイッとリビングの窓辺に行ってしまった。8時頃になって、ようやく起きてきても知らん顔してる。なのに、主が朝ゴハンの仕度をし始めると、ちゃっかりとキッチンの入口で待ってる。
にゃ``〜
ゴハン、まだ? 待ちくたびれたよ。
ハイハイ。ちょっと待っててね。今、カツオをほぐしてあげるからね。
レアちゃんは狭いキッチンに置いてある椅子に飛び乗って、カツオのおやつを主がほぐす様子をじーっと見つめる。ほぐし終わって煮汁に少しお水を足す頃になると、準備が出来た事とわかるのか、尻尾をフリフリ、お尻をフリフリ、目はらんらん(笑)
さあ、準備出来たょ。
すると、いつもゴハンを食べる場所へ一目散だ。
「さあ、召し上がれ。」
レアちゃんは、まず、くんくんと匂いを嗅いで、満足する匂いなら、ぐぅぐぅと喉を鳴らしながらカツオを食べていく。
気に入らない匂いだと、その後、そのカツオは見向きもされない。
「ママ、これはレアが食べるものじゃないよ。」
「はあ、そうですか。ごめんなさい。」
幸い、今日のカツオの匂いはご満足頂けたようです。
レアちゃんがガツガツとカツオを食べている間に、ほんちゃんのご飯の準備をする。カツオはあくまでおやつなのだ。昨日の食べ残しを捨ててお皿を洗い、ペーパータオルで拭いて、3種類のカリカリをそれぞれのお皿に入れる。なぜ3種類あるかは、またの機会に書くとして、次はお水のお皿を洗ってお水を交換。この頃になると、カツオを食べ終わったレアちゃんは、テーブルの上で寛ぎながら、主の作業を高視の見物だ。流れる水の給水器をさっと洗ってお水を入れ替えたら、やっと人間サマの飲むお水を準備する。
ついでに、昨夜疲れて洗い残した人間サマの食器を食洗機に入れていたりしてると、
レアちゃんは、
何してるの?
とキッチンの入口までやって来て、主が何をしてるのか、確認に来る。
さあ、レアちゃん、ブラッシングしようか。
そう言った途端、にゃーんと返事をし、どこに居てもダッシュしてきてカウチに上がって、尻尾をブンブン振り回してる。
にゃーん♫ ブラッシング好き♡
レアちゃんは3度の飯より、ブラッシングが好きだ。
抱っこして膝に乗せて、お腹と脇をブラッシングする。程よくブラシをした頃になったら、主を押し倒してお腹の上に乗る。そして、体全体をブラッシングする。頬や頭頂をそぉっとブラッシングすると、ゴロゴロと喉を鳴らし、目を閉じて気持ちよさそうな顔する。こんな顔を見ているだけで幸せな気持ちになる。
満足すると、主のお腹から降りて、3つのカリカリの匂いを嗅いで、好きなカリカリを食べる。
ようやく人間サマの朝ゴハンの準備ができる。猫と暮らし始めてからの毎朝のルーティン。
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