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「猫のレアちゃんと私の日常」寝るよ、というと、いやーという猫
猫の活動時間は、宵闇と明け方というけれど、うちの猫のレアちゃんは、夜12時頃になると、俄然元気になる。
主の仕事が終わり、夕食を食べてる間は、レアちゃんはまーるくなって、大人しく寝ている。
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そして、さあ、主が寝るか、と思い始めると、
あら、そろそろ私の時間ね?
というかのごとく、起きてくる。
のび~をして、とことことリビングに歩いてくる。
レアちゃん、君さ、ずーっと寝てたじゃないの。なぜ、このタイミングで起きてくるの?
にゃーん。
と、言いながらキャットタワーの2段目に上がり、ポールをカリカリと爪を研ぎ、
遊んでよ! と主張する。
わかったよ。とんぼのおもちゃで遊ぶのね。
先っちょに、キラキラと光るようなトンボのおもちゃを振り回すと、それを追いかけてスライディングしたり、噛んだりして遊ぶのが、レアちゃんの夜の日課なのだ。
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しかし、これがまったりとしてる。最初は、勢いよく追いかけているのに、そのうち、ゴロンと床に横になって、手を追っかけるだけで動かないようになる。こうなると、一緒に遊ぶ主の方もまったりとしてしまう。そろそろ満足したのかと思い、
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レアちゃん、もういいかな。そろそろ寝ようか。
いやにゃ~~~ん!
それまで床にごろんと転がっていたのに、すくっと起き上がって、トンボを追いかけ始める。
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レア、まだ遊ぶの。まだ、寝ないの。
と、言ってるかのごとく、それまでのまったり感を見せない俊敏な動きをする。それでもまた、5分ぐらい経つと、まったりとする。それで、また聞く。
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レアちゃん、そろそろ寝よっか。
いやにゃん!
それまで床にごろんと転がっていたのに、すくっと起き上がって、タンスの上に置いてある箱の上に上がって、遊びたいと主張する。
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これを何回か、繰り返し、そのうち、寝よっか?と聞いた時に、嫌にゃんと言わなくなるまで、主は遊ぶのだ。だいたい30分から、日によっては1時間ぐらいになる。疲れている時は堪える。
途中で止めて主がベッドに入ると、
にゃ~ん、にゃ~ん! と、リビングから鳴く。
ベッドに、ネズミのおもちゃを加えて、主の枕元にポトリを落として、じっと見るながら、にゃ~ん、と鳴く。
さらに、ベッドサイドにある箪笥の上に上がり、そこから主のベッドの枕元にどすんとダイブし、目を覚まさせる、なんて、荒行に出る。
主は耐えらず、起き上がって照明をつけて、遊ぶことになる。これを覚えてしまうので、また、次も途中で遊ぶのを辞めても、遊んでもらえると思うのだ。わかっている。主としてはわかっているのだけれど、リクエストされると、つい、起きてしまう。
モノの本には、昼間に遊んであげると、疲れて、夜早く寝るようになると書いてある。とはいえ、すやすやと寝ているのを起こして遊ぶのは忍びない。結局、猫様に作るしかない主なのだ。