I earned a degree.
※学位をとりました。この記事はほとんど備忘録です。
今日は大学の卒業式でした。
着物は陽明山の桜色(笑ローズピンクと言うらしいです)に桜柄、袴は紺色に鞠の刺繍、淡い桜色の根付をあわせました。
生憎の雨でしたが、色んなことが昇華されたとっても良い時間になりました。
卒論を書いたゼミは転入前のゼミと正反対の場所だったんです。
先生に萎縮して自分の見解すら言えなかったところから、自由に推論でも良いから意見を言える場所へ。
お世話になった先生と今まであんまりお話しできていなかったのですが、やっとちゃんと本音でお話しできました。
ゼミの転入を受け入れてくださったことへの感謝、卒論で100%の力を出せなかったことの悔しさ、、先生はもしかしたら悟っていらっしゃったかもしれないけれど、自分の言葉で伝えられて良かったです。
今はちょっと心の具合につき休養中、、と言ったら朗らかに笑って、「今日くらいは自由に過ごせたら良いですね。」と言ってくださりました。
そして、ゼミ生に声をかけ、集合写真を撮ることにも成功!
去年はゼミで撮りましたよね、先生に言ったら、あれ、いたっけ?と驚かれました(笑)休学につき実は一期上なので友人が、、ね。一眼、みんな喜んでくれてよかったです。
式で斜め前だった子のコーディネートがとても素敵で。黒い着物に黒い袴、赤い生花を差して鞄も素敵な合わせ方だなあと思っていたら、、
なんと同じ学科、1人者同士だったので式後の集まりでは一緒に座り。なんと中国からの留学生だったので中国トークに花が咲き(そして彼女の先輩も交えて元指導教官の愚痴合戦も(笑))なんと隠れ推しである先生のゼミ生だったので先生とも少しお話ができ(笑)うれしいなあ。
、、、
あと、、、どうしても亡くなった恩師に来て欲しかったって、思ってしまって、泣きそうになりました。というか今泣いてしまっている。
先生は私を心配しながら亡くなったから。
パワハラにあって休学し、編入を目指していた時たくさん話を聞いてくれた。けれどその後、
心身を崩して編入に挫折したことも、
それでも頑張って教務や先生に掛けあって転ゼミできたことも、
研究の道を諦めて殺人的なスケジュールで就活したことも、
ぼろぼろの論文だったけど卒業できたことも、
入社を何年度でも良いよ、と待ってくれる、私をよく理解してくれる会社に出会ったことも、
全部知らないから。
非常勤だったし、先生がいたこともいなくなったこともみんな知らなくて、心の行き場がなくて一人で沈むしかなかったです。
、、超重い生徒だなあ(笑)でも私が先生なら忘れられるのが一番怖い。たくさんお話ししたから先生の頭の中はよくわかっているつもりなんですね。
「あなたが楽なのが一番だよ」「自己嫌悪で辛い時は自分をスペック化して見てみて」「対話が大事だからね」断定系を好まず、話をたくさん聞いてくれた先生が、定言命法でよく私にかけてくれた言葉。
全部今の私にとって一番大事なことで、でも上手くできなくて、多分これがちゃんとできるようになるまで、私は泣き続けるんだと思います。
ただ、先生に生かされていると思ったら、絶対に生きなきゃいけないし、絶対に意地でも研究の道に戻りたい。
私が入る予定の会社は人の生死を預かる場所。だから選んだし、理解してくれたんだと思うけれど、その分の責任は言葉では表せない程重い。
自分の仕事も研究も人生も、すべてにおいて想いをつなぐことができるんじゃないかな、と烏滸がましさ満点で思っています。
そんなんいらないよ〜(笑)て言うんやったらごめんなさいやけど(笑)
無事卒業、できました。ありがとうございました^ ^