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ヤクルト開けるの下手

「人は二度死ぬ。一回目は肉体的に死んだ時。二回目はみんなに忘れ去られた時だ。」
みたいな言葉があるけれども、人生のメインがインターネットで、そのうえインターネットでしか他人に認知されていない僕のようなアカウント(そう、自認も人間というよりアカウントだし)は、どちらの死が早く訪れるかわからないなあ みたいなことをTwitterのアカウントが凍結されてからずっと考えています。みんなに忘れられませんように。

凍結解除には長いと一カ月かかったりするそうで、その間新しいアカウントを作ることもできないのはかなり不便かもしれません。とりあえず日本語を忘れないように、ツイートしたいことをnoteの下書きに書いています。

ヤクルト開けるの下手
(ヤクルトに精神状態が出過ぎている)

フォロワーへ、今日もちゃんとヤクルトを開けました
ひとりでお酒ものみました
はやくまたみんながいるTLを見ながらお酒をのみたいです
フォロワーたちがヤクルトを開けてくれてるとこも見たいです

誰かといる事を息苦しく感じがちで、しかし完全に一人でも寂しくなる僕にとって、Twitterはたったひとつの居場所でした

さみしい


朝起きてからずっと鬱々としていて、気分転換に散歩に行ったら夕焼けがきれいで、おそらみて とつぶやこうとしたら凍結されていたのを思い出しました。

なにもかも忘れるための旅なのに君に見せたいものばかりある

ナカムラロボ

の短歌みたいだなあと思いました。たこ焼きをたべて帰りました。

おそらみて

おそらみてね



はやくインターネットというおうちに帰りたい


今はまだ大丈夫だけど凍結が長引けばそのうち一カ月暗闇で過ごした人みたいになってしまう予感がします

あなたはヒーロー 私がもしカイジンになったら

みんなもちゃんとご飯とか食べて元気でいてくださいね

猫野

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