【勉強記録】東北大学 人間脳科学入門の学び week1 e-ラーニングをはじめて
こんにちは。長尾早苗です。
gaccoというアプリで、e-ラーニングを始めました。
7月は14日にイベント出店を控えているので、原稿の仕事は抑え気味です。詩誌の〆切などは担当しますが、公に発表する原稿の仕事はゆっくりやっています。(メールやご依頼、連絡は見てます!!)
7月は東北大学の人間脳科学入門です。
水曜日の15時に授業動画が配信され、1週間かけて確認テスト回答まで勉強していく形。
わたし自身は理系の学問にとことん弱いので、論理的にどう考えればいいのかを学ぶよい機会になりました。
今週の勉強では主に、専門用語を覚えるところから。
イラレで図解してみました。
ちょっと図解だけでは難しいので、説明すると
ひとは記憶したことを思い出すとき、脳の一部分が活発になります。
記憶というものは「大学受験に合格した」「テストで百点を取った」「結婚した」「第一希望の企業の内定がとれた」などのポジティブな刺激、あるいは「大学受験に失敗した」「恋人とケンカした」「就職活動に疲れ果てた」などのネガティブな刺激による「出来事」です。
そして記憶を思い出す(これを想起といいます)時、刺激を受けた部分と同じところが活発になるんです。
わたしの場合、なにか環境の出来事が変化した(今の季節なら「暑い」「汗が出る」「シャワーを浴びてすっきりした」など)の些細な変化で、脳の一部分が刺激を受けます。その時、ネガティブな感情になってしまうのは、脳の感覚をつかさどる部分が多く活発になりすぎて、記憶を呼び覚ましてしまうから脳が疲れて体全体も疲れてしまう仕組みになるんですね。
ネガティブな感情は扁桃体・島皮質がつかさどっていると言われているそうです。
でも最近の研究だと、扁桃体は刺激を受け取った後、どう行動に移すのかを決める仕組みになっているそうです。
からだの痛みを受け取る部分は紫の丸印の島皮質と、赤い丸印のdACCの電気信号の活発化により「痛い」と知覚します。
この「からだの痛み」は「こころの痛み」と同じように働くので、「これを飲めば痛くなくなりますよ」と言われたプラセボ(薬ではない「偽薬」といいます)を飲むと効果があるのはそのためです。
ポジティブな感情や報酬価値・評価を高く判断するのには、上の図の4つの部位が関係してきます。
東北大学の実験によると、将来の職業の価値を決めるプロセスにおいて、収入と面白さは別の部位がつかさどっているという実験結果があるようです。
今わたしが学びたかったのは、
自分の感情というものがどうしてネガティブになってしまうのか
脳の仕組みとは関係があるのか
人間というものは創作活動をしていくうえで何を脳で感じ取っているのか
心の発生はどこからくるのか
、でした。
日常で仕事をしていてふと忘れそうになる「脳」ですが、毎日休みなく働いているのだなと学ぶと、とたんに脳がいとしくなります。
論理的な思考プロセスをどう創作活動に持っていくか、来週の学びも楽しみです!
week2に続く