バリュー賞・新人賞を受賞したので、この1年をふりかえってみる
ご無沙汰しております。ねこにしです。
先日の社内表彰式にて、「バリュー賞・新人賞」をW受賞いたしました!
Zoomのウェビナーで突然パネリストとして招待され、画面に向かってコメントをする…というなかなかレア(?)な経験もさせていただきました。いやあ、すごい時代ですね。
…それはそうと、これは1年をふりかえる良い機会だということで、筆を執っている次第です。我ながら安直なタイトルですがどうかご容赦を、、
そもそも「バリュー」とは?
「バリュー賞」の「バリュー」って何ぞや?といいますと、私の務めるフィードフォースという会社における行動指針のようなものです。
信念としてのミッション、信念を具体的な行動に落とし込むためのバリュー、そしてその先に醸成されるのが企業文化であり、これこそが私たちの強みであると考えています。
※フィードフォースのバリューは「日々混沌、日々進化」「チーム、ファースト」「アウトプットに愛を」「×10思考」の4つです。
詳細はこちらの記事にて紹介しています!
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さて、今回の受賞に際して、幸運だと感じることが二つあります。
幸運①迷った時、親身に話を聞いて下さる先輩がチーム内・外にいたこと。
チーム内の先輩には業務の引継ぎ、施策の実施にあたって多くの力をお借りしました。
プロダクトチーム・マーケチーム・ブログチームと所属チームが多く、関わる先輩方の幅が広かったのも幸せでした。
また、他プロダクトチームのエンジニアの先輩(スクラム・ふりかえりに明るい方です)にも、定期的にコーチングしていただいていました。
プロダクトも職種も違う、いわば「斜め」の関係だからこそ、フラットに相談できたと思いますし、チーム外からも色々なタイミングで気にかけていただけるというのはもう本当にありがたかったです。
幸運②偶然を味方につけられたこと。
本配属後3ヶ月で直属の先輩が産休に入られたり、半年後には広報の方も産休に入られてマーケの業務範囲が広がったり、フルリモートになって「書く」力がより重宝され始めたり…と、
本当に偶然、私の得意な領域で、チャレンジングな取組がしやすい環境になったことも大きいと思っています。
…そんなこんなで、まだまだ駆け出し2年目のひよっこマーケターですが…
週明けから20卒も配属されるということで、私の1年目をバリューと関連させつつふりかえってみたいと思います。
1.先輩を安心して産休に送り出すぞ!業務引継ぎ期
2019年6月。本配属された直後、プロダクトチーム内唯一のマーケターである先輩が、約3ヶ月後に産休に入るということを知らされました。
「な、なんてこった……!絶対に3ヶ月以内に仕事を引継ぎきらねば!」
と意気込むところから、私のマーケター人生はスタートしました。
先輩は新卒入社9年目のベテランで、カバー範囲も広く、
一つ一つの業務を「教わる→やってみる→不明点を解消する」の流れをひたすら回し続けた3ヶ月だったように思います。
産休前で忙しい中、毎日18時から日次ふりかえりの時間をとってくださったり、週次・月次でのふりかえり内容にもこまやかにフィードバックをくださったり…先輩の手厚い3ヶ月OJTのおかげで今の私があります。
2.本業、本業、とにかく本業!マーケ関連業務集中期
弊社には、本業の配属先とは別に、有志で参加できるプロジェクトも多数存在しています。
社内イベント運営チーム、オフィスの美化・備品の管理をする「おかん」チーム、新卒採用チーム、note編集部などなど…。
元々書き物が好きということもあり、note編集部…入ろうかな…とちらっと考えていたこともあるのですが、
「並行して本業のレベルを上げ続けられるか?チームにもそう認識されているか?」
「私が今、会社・チームに求められていることは何か?」
と改めて自問してみて、「今はまだだな」と思いとどまり、一旦はマーケ業務に専念することにしました。
また、フィードフォースで働くうえで重要な4つのバリューの中でも、特に「アウトプットに愛を」が一番好き・得意な領域だったので、まずはここを磨き上げよう!という考えもあったように思います。
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プロダクトマーケを基本1人で回すということで、業務の幅は多岐にわたります。
毎週のメルマガ配信から事例インタビューの企画・実施、ホワイトペーパーの作成、プロダクト関連記事の執筆、セミナー運営、サービスサイトの更新、日々の数字進捗管理、広告運用まわりの調整…などなど。
さらに、本配属からおよそ半年ほど経ったタイミングで社内唯一の広報担当の方も産休に入り、プレスリリース関連もプロダクトマーケの業務範囲になりました。
一旦は本業に専念しよう!としていたことで、本業の範囲がある程度広がっても(周りの方々のお力はたくさんお借りしつつも)なんとか対応できましたし、
色々な角度から、自社サービスのことやその先にいるお客様のことを考える時間と心の余裕を確保できました。
自分に合った「新卒1年目の時間の使い方」ができたのではないかな、とふりかえって思います。
3.1回目のバリュー賞受賞!視野(少しずつ)拡大期
年末の社内表彰式にて、主に「アウトプットに愛を」の観点から、1回目のバリュー賞をいただきました。
私の思う「アウトプットに愛を」と、会社の思う「アウトプットに愛を」がちゃんと同じ方向を向いていたんだ、と実感できて本当に嬉しかったです。めちゃくちゃ泣きました。
一方で、同時に表彰された他の先輩方に比べ、自分の表彰内容は「アウトプットに愛を」1つにかなり比重が寄っているような気がしました。
もちろんどれも大事なバリューであることに変わりはないのですが…まだまだバランスが悪いな、と賞状を見るたびに気が引き締まる想いでした。
「もっと、情報を届けるべき人に届けるためには?」
「もっと、チームに貢献するためには?」
「どんな課題を持ったお客様が、どういう風に自分たちのサービスを見つけてくれて、その方々に向けてセールスさんはどんな話をしているのか?」
「サービス導入後、お客様や、その先にいるエンドユーザー様は幸せになっているのか?」
「自分のやっていることは、ちゃんと社会貢献に繋がっているのか?」
自問自答の中で、本業一極集中から「セールス職との連携」や「後輩育成」、「他プロダクトの活動状況の把握」など、本当に少しずつですが自分の守備範囲を拡大し始めました。時期でいうと、年明けくらいからだと思います。
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そして今、手元にある2枚目の賞状では
・数値目標の達成
・セールス職との連携強化を牽引
・何事にも臆せずチャレンジし、ふりかえりを重ねて着実に力をつける姿勢
・愛とこだわりのあるアウトプット
…等を評価いただいています。本当にありがたいことです。
これからは、「配属後3ヶ月でチーム内唯一のマーケターになった新卒1年目」という前提を抜きにしても、
「お客様とプロダクトへの愛に溢れた、芯の通ったマーケター」として、自分にできる社会貢献を行える人間になりたいと思います!
立ち返る場所、判断基準としてのバリューを大切に。
フルリモートでの働き方が一般化する中、企業文化を醸成するための「バリュー・行動指針」が担う役割は、より大きくなることでしょう。
そして、健全な文化は、メンバー1人1人の努力無しに維持できるものではきっとありません。
一つ一つのバリューに対して受け身にならず、より良い未来を見据えること。
4つのバリューと日々の仕事に、丁寧に向き合うこと。
自分と、自分の所属する会社の存在意義を問い直しながら、
地道なカイゼンを積み重ねていける、そんな社会人2年目にしたいと思います。
(´-`).。oO(次回のnoteテーマは何にしようかな)