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4年ぶりの宴に想うこと



今日は4年ぶりの忘年会。

コロナ禍が始まって以来、初めての開催だった。


今回の忘年会は、会社の福利厚生の恩恵を受けて、一人1万円の懐石料理コース。

みんなでワイワイと賑やかに、久しぶりにお互いを労い合う時間を過ごした。

けれど、ふと感じたのは、懐石料理よりもラーメンとチャーハンのセットのほうがしっくりくる自分がいること。

「懐石料理が似合う人間にならないといけないのかな」と心に問いかける一方で、無理に背伸びしなくてもいいのかもしれない、と思ったりもする。


久しぶりの忘年会だからこそ、若手社員たちにとっては暗黙のルールが分からない場面もあった。

その振る舞いが上司への失礼につながることもあり、少しイライラしてしまった。

けれど、そういったルールも先輩たちが積み重ねてきたものだと思うと、自然と尊敬の念が湧いてくる。


そして、気が利く自分を褒めてあげたくなった。

「俺、すごい。ちゃんと気を回してる。」

そうやって、たまには自分に優しくなってみるのも悪くない。


「人を裁くことに時間を費やすよりも、自分を高めることに集中せよ。」


では、また。



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