文章力を上げるぞ!
にほんブログ村「シンプルライフ」カテゴリーで、ブログを書いてる『なぜ猫』です。猫好きのアラフィフ主婦が、母の認知症をきっかけにはじめて、もうすぐ2年。母と父の事、娘の不登校の事、飼ってる猫の事、片付けや断捨離の事など、妄想多めで書いています。
そんな中から、図書館で借りた本について書いた記事を、リライトしてご紹介させて頂きます。(o^^o)
↓
この前、岡田准一がMCを務める番組で、「忌野清志郎」を、取り上げていました。
デビューした頃は、フォークギターを弾いてビジュアルも「普通」、もしくは「地味目」。
いや、はっきり言いましょう、「超地味」でした。
メジャーデビューしたものの、なかなか売れなくて悩んでいた。
「何かを変えないと」と奮起して、ギターをエレキギターに変えた。
そして、メイクさんに「化粧してみて」と、言ったらしい。
真っ赤な口紅に、派手なアイライン。
『忌野清志郎』の誕生です。
化粧は濃度によって、その役割が、変わりますね。
ナチュラルにすると「メイクアップ」となって、普段よりも、
少し、「よそ行き顔」になりますが、
元がわからないくらい濃く過剰に塗ると、没個性した顔の中に、
非日常で、巫女的な仮面が、出来上がる。
人は群れの中で突き抜けた存在を、畏怖し、崇める。
「カリスマ」のいっちょ上がり!ですね。
そこからの「忌野清志郎」は、
もう、世間が知ってる彼です。
それを見たときに、「見せ方」なんだなと、強く思いました。
忌野清志郎は、たしかに才能を持っている。だけどそれだけでは人は注目してくれない。
中身は同じでも、パッケージが変われば、売れる!
ブログを読んで欲しいなら、
まず、文章力を上げないとね!!と思い、図書館で借りたこちらの本。
その名も『ポチらせる文章力!』
一回まわってストレート〜!
ブログを書く上で、タイトルは「顔」に当たります。
タイトルを「ポチ」らせれば、
こっちの門ですよ、もとい「こっちのもんですよ」。
と、言うのは嘘ですよ~。(←半分、本当。)
この本を手に取った事、それが、この本の「タイトル力」を、証明しています。
キャッチコピーの重要さを、
心理学や、例え話を使って、面白く教えてくれます。
昔、
今は亡き「中島らも」が、本の中で紹介していた例え話に、
こんなのがあります。
↓
靴のセールスマン二人が、
ある国に、靴を売りに行きました。
すぐに、本社に電話があり、
一人は、「ダメです!ここの国の人は、誰も靴を履いていません!」
と言い、
もう一人は、
「凄いです!ここの国の人は、誰も靴を履いていません!」
と、言ったそうです。
同じような例え話が、
この本の中にもありました。
「イヌイット」の人に、冷蔵庫を、売る事が出来るか?
と言うもの。
イヌイットが暮らす氷雪地帯は、
そもそも、
全てが凍っているから、
冷蔵庫は、必要ないのでは?
と、
疑問を持つ女性に、
「『氷点下の環境でも『常温』で、食品を凍らせる事なく保存出来ます』と、宣伝するんだ。」と、
コピーライターの先生が答えます。
ウから目ろこ・・いや、目から鱗ですね。
冷蔵庫の保冷効果は、『密閉性と、断熱性』に支えられていると言う、
製品の確かさが、普通に売るよりもわかるキャッチコピーです。
本当に、極寒の地で、
冷蔵庫が、普通に機能するかは、置いといて、
言葉の選び方、
順番で、
こうも、印象が変わってくるのかと、勉強になりました。
明日からの、
「なぜ猫年はないのか問題」は、
きっと・・・・・ご期待ください (o^^o)