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【コップに半分の水とダム】

にほんブログ村「シンプルライフ」カテゴリーで、ブログを書いてる『なぜ猫』です。

猫好きアラフィフ主婦が、母の認知症をきっかけにブログを始めて、

一年半で1000記事を超えました。

母と父の事、娘の不登校の事、飼っているペットの事、片付けや断捨離の事などを、妄想多めで書いています。

その中から、一つをリライトしてご紹介させていただきます。

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「コップに水が半分」と言う、理論?

思考実験?

都市伝説?

ライフハック?

etc・・・。

がありますね?

「コップに、まだ、半分水がある。」と思うか、

「もう、半分しかない。」と思うかってやつ、です。


前は、「もう派」でした。

要するに「ネガティブ」思考。

歳をとるにつれて、

「まだ派」になってきました。

「まだ、半分もあんじゃ~ん!」


何が、そうさせたのかな?


♪「もう」と「まだ」の間には~、きょお~も、つ~めた~い雨が降る~。♪

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「半分コップ」理論は、

人の考え方の偏りを、分かりやすく表しているようで、

一見、説得力がありそうですが、

今こそ、全ての日本人に問う!

(チコちゃんのパクリですけど、なにか?)!


「半分コップ」で、

本当に、「ポジティブ思考」「ネガティブ思考」が、

わかるのか?


母が認知症になって、施設にお世話になるようになってから

もうすぐ一年になります。


父といつも、

「まさかまさか、ウチのお母さんが認知症になるなんて、

夢にも、思わんかったね~。」と話します。 

父はいつも、

「お父さんが、なんでも好きなようにさせたから

お母さんは、ボケたとかも知れん。

刺激がなくて、

脳が病気になったとかも知れん。

自分のやり方が、

間違ってたから、

お母さんを、認知症にしてしまって、

苦しませる結果になってしまった。

車の免許も、もう少し運転させてやればよかった。」


私は、

母が認知症になってから、いろんなドタバタを、

乗り越えて、

今、少し冷静に考えれるようになると、

父とは、

違う考えです。


多分、母は、

もともと、とてもセンシティブな人。

若い時は、

がむしゃらに商売していたので、割と強い人間でいられた。

歳をとって、商売もやめて、

父と2人で、静かに暮らしだすと、

生来の『人嫌い』『刺激嫌い』、

自分のこだわりを突き詰める性格、

プライドが高く、傷つきやすい人間の部分が表に出てきた。

「不安」や「寂しさ」を、感じやすい部分も、表に出てきた。


要するに、

もし、父以外の価値観が全く逆の男性と、

結婚していたら、

もっともっと早くに、発症していたのではないかなと、

娘は思うわけです。

いや、きっとそう。

野に咲く花を、乱暴に蹴散らせば、花はバラバラになってしまうのと同じ。

優しい父が、母の病気の発症を確実に遅らせたと、思っています。

そういうと、

父は、何か反論したいような、

腑に落ちたような、

相反する感情が、

入り混じったような顔をします。


「半分コップ」は、

いい加減、古いような気が(私は)します。

たかが、

コップの水・・・、

フルマラソン走ってきてから、

激辛ラーメン食べた人には、

「ダムで水もってこい!!」

ですよね?

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