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源氏物語 〜my 海苔tea〜


にほんブログ村「シンプルライフ」カテゴリーで、ブログを書いてる『なぜ猫』です。母の認知症をきっかけに始めて、もうすぐ2年になります。猫好きなアラフィフ主婦が、母と父の事、娘の不登校の事、飼っている猫の事、片付けや断捨離の事など、妄想多めで書いてきました。

その中から一つ、リライトしてご紹介します。

自分のマイノリティ性に、
気づいたのは、たしか中学生の頃。

『日本の古典に登場する、架空のプレイボーイ』
の名前が、グループ名のアイドルを、
テレビで、初めて見た時です。


正確には、まだ、その時ではありません。

「ありえんほど、ダサい!ウケる!
そんな、『金魚のなんとか』みたいに、
ゾロゾロ繋がって、ローラースケートせんでくれ~。」

って笑ってた・・・。

次の日ですよ。

「昨日のアイドルの話(ネタ)で、今日は、爆笑間違いなし。」と思って、教室へ入ろうとしたその時、

クラスの女子が、
『金魚グループ』の話で、大盛り上がりしている声が聞こえます。

「ワーワー!キャーキャー!」・・・

「やっぱりみんな『あれは無いよね!』って言ってんだ〜!」と、

話の輪に入ろうとしたその時、

ふと、不安が頭をよぎった・・・

「マイノリティアンテナ」ってやつが、私の人生で誕生した瞬間だったかもしれない。

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みんなが、馬鹿にして笑っているのではなく、
興奮して、早く気持ちを、お互いシンクロさせたくて、
高揚してる事に、気づきました。

素敵な金魚・・・ごほんっ!『光GENJI』に夢中な2年3組の女子達。

3組の女子が、これだけ「きゃーきゃー」言ってて、1組、2組、4組の女子が、『光GENJI』スルーって可能性は、果てしなくゼロに近い。

そう言えば、1組、2組と教室の前を通ってくる時に、

何やら異様な熱気があったような気がする。


とりあえず、誕生したばかりの『マイノリティアンテナ』は、未熟で頼りないけど、それでも一生懸命に私に『警告』してくる。

「喋るな!様子を見るんだ!思い過ごしなら良いけど、そうでなかったら・・・」

とりあえず「おはよう」と言って教室へ入る。

「おはよう」と言う「挨拶」がなければ、無言で入っていくわけにもいかず、かと言って、「海のものとも、山のものとも」わからない『光GENJI』の話題は出来ない。

何千回と言って来た「おはよう」と言う言葉に、救われる日が来るとは思わなかった私。

教室で輪になって喋っていた女子グループ。
その中の1人が、『なぜ猫』に、気づいて、
「ね~ね~、『なぜ猫』は、『光GENJI』の誰が好き~⁉️」



セーフ!

マイノリティーに気づいた時が、カミングアウトになると言う大事故!
は、避けられた。


その後の『光GENJI』の人気っぷりは、今で言うところの『バズる』ってヤツです。

あれだけ皆んなが「良い」って言ってるのに、

私は一人『大江千里』に夢中だった。

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