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初めて海外に行って同人イベントに参加した話【本編#2】


これまでのあらすじ

  • 韓国の同人イベントとDJイベントに呼ばれたぜ!

  • 見るものすべて新鮮で、みんな優しくて楽しいぜ!

  • 深夜2時までサムギョプサルとビールで乾杯しちゃったんだぜ!

今回は「海外(韓国)の同人イベントに参加した話」本編#2です
これまでの内容は以下の記事をご覧ください

あと筆者のコスプレ写真が出てくるので
苦手な方はイズナの如く「サササッ!」とブラウザで早抜けしてください

Day.3 - ILLUSTAR FES 4th (Day2)

体力、無限ですか?

朝の清渓川

韓国滞在3日目の朝
打ち上げは寝坊のフラグに・・・なることなく、
前日と同じルートでKINTEXへ向かいます

ねこみ『昨日イベント後、打ち上げ行きました!』
piercerさん『え!本当ですか!!』
ねこみ『はい、午前2時までサムギョプサル食べてました!』
piercerさん『体力、無限ですか?

体力は人並みだけど、間違いなくアドレナリンは出てそうです
そんなやり取りから韓国旅行後半戦、スタートです

絶対やりたかった海外コスプレ

当日は全国的に雨模様
昨日まであった屋外の待機スペースもなくなっていました
元より来場者は「Day.1(土曜)の方がDay.2(日曜)より多い」とのこと

雨の中タクシーから荷物を降ろし忘れそうになったり、
ちょっぴりバタバタしながらpiercerさんと会場へ到着

当日メインでサポートしてくれるPrestiさん・LearLutsさん・ESAIさんと合流
前日から溜まったコスプレ欲を発散したくてウズウズするねこみ
2日目とあって設営は少なめ、どうぞどうぞということで・・・

ブルーアーカイブ「棗イロハ」のコスプレで参戦ッ!

時間に追われ慌てて着替えとメイク
イロハ姿になった瞬間、2日目もぬるっと開幕


天候も相まり、来場者は予想通り1日目と比べると終始落ち着き模様
まずは前日から引き続きESPIZ MUSICスペースでサポートです

どうやら日本人が来てわざわざコスプレしているのは珍しいようでした
荷物の半分使ってまでコスプレしにくるのは物好きしかおらんよね
連日ブースへ遊びに来てくださった方は、同一人物と気づいてびっくりされていました

iPhoneのピープルもコスプレ前後で別人扱いされるねこみ
令和の叡智・スマートフォンまでも欺くコスプレ姿で2日目を堪能します

同人誌即売会というより文化祭のような雰囲気

ESPITZ MUSICブース外観

1日目はブースからほとんど出ずサポートとサインに徹していました
2日目は人も落ち着いているので、ブース散策にGOGO!

そんなESPITZ MUSICブースの外観はご覧の通り
大きく目を引く掲示の他、画面左には大判のポスターも
50種類のCD、取扱作品パンフレット、QRコード、試聴機を設置しています

ESPITZ MUSICブースはこれでもかなり日本寄りな設営
散策に出るとさらに凝ったブースが目に飛び込んできます

下から見上げたくなる衝動をグッと堪える

EmoCosineさんのブルアカアレンジ「The Memory of Archive」のジャケットイラストを手掛けられたドカ/DOKAさんのスペース
等身大パネルがそのまま机の上にドカッと乗っています

そうです
「スペースと机は、頒布物を置くためだけのもの」
そんな先入観を持っていると度肝を抜かれるのが韓国の同人イベント

これぞまさにラビキャン

RABBIT小隊&キャンプのコンセプトをまるごと再現したサークルさん
右隣のブースで頒布物が扱われています
ブルアカふぇすにも出てきそうな再現度です

タップしたらそーっとユズが出てくるかもしれない

「ここはカフェ!?」と錯覚しそうなユズのロッカーがあるサークルさん
展示だけで2スペースくらい使ってそうです
見本誌展示もおしゃれ、人目を気にせず読むことが出来ます

圧がすごい!

生徒と夫婦になる漫画を出されているサークルさん
こちらも3スペースから2スペースをガッツリ展示に当てています

ブルアカふぇすの寄せ書きや先生名刺貼り付けコーナーをおもわせます

中でも目を引く大量の付箋!
"シュポガキ"ことハイランダー鉄道学園のノゾミ・ヒカリに見下されます
それをまじまじと見上げるねこみ

そんなイロハに気づいて、サークルの方が説明をしに来てくださいました!
ここでも通じてしまう日本語、ますます感じるホスピタリティー

イラストのひとつでも描けたらと思う瞬間

「ぜひ付箋を書いていってください!」ということで、
バリバリの日本語でノゾミの足元にペタっとさせていただきました

会場には他にもこだわりのブースがたくさん
前日準備・複数日程開催が行われるのも納得です

ILLUSTAR FESは一般的な「同人作品を売る・買う」という即売会より
学生の頃に体験した文化祭のような、そんなワクワクに溢れていました

グローバル版と日本版のリリース時差はおよそ半年

余談ですが、ノゾミ・ヒカリを扱うサークルはかなり多かったです
当然ながら開催当時、韓国で配信されているグローバル版では全く出ていないキャラクター
ブルーアーカイブだけでいえば「韓国でも日本版と同じリリース準拠での二次創作が行われている」事実にも驚きです
ここはSNS(Xやpixiv)の普及も寄与が大きそうです

現地でしか手に入らない戦利品

即売会といえば売るだけでなく買う方も!
異国の地で一期一会、今回入手できた頒布物を挙げていきましょう

𝓕𝓪𝓽𝓪𝓵𝓲𝓽𝔂...

日本でもしっかりミームになった、デスモモイのハンドスピナー
実物はやはりすごい、エグいほどの存在感です

彫刻されたシロコ*テラー

こちらはオルゴール
同人でオルゴールは、ねこみが尊敬している同人の先輩が出しているのしか見たことなかったので、テンション爆上がりでした

ノスタルジックな「Luminous Memory」が流れてきます
演奏機構とか入稿絶対大変・・・!
大切にさせていただきます!

あえて敵対する風紀委員(イオリ)の銃弾を選ぶイロハ

ブルーアーカイブ、ひいてはYostar作品とは切っても切り離せない銃弾
こちらはそんな銃弾にキャラクターが刻印されているグッズ
机の上はさながらエンジェル24銃弾コーナー!

金属加工でグッズを出されているサークルさんは日本ではまず見ない!
翻訳アプリ越しの質問にも関わらず親切にして頂きました
ありがとうございました!

韓国語で「チュクチュク」、日本語だと「ぐんぐん」の意味

ばんざい体操をするキサキさまの紙袋
1日目から提げている人が多く気になっていました
探したところまさかの成人誌ゾーンのサークルさんに置いてありました

Nemlizelさんから渡されて笑っちゃった

もふもふイロハタオル
発想天才過ぎます

litmus*さんはこれのTシャツ着てました

知る人ぞ知る끾뀪이さんのイズナ(イズナでいいのか・・・?)
数ある中からトートバッグをチョイスしました
この風貌でギター弾けるの反則やろ

さらに、サポート中も現地の方からたくさんの差し入れをいただきました!
お菓子どれも美味しくいただいております!

現地でしか手に入れられない公式グッズは本当に貴重

中でも「頂いてしまっていいの!?」となったのが
韓国のコーヒーチェーン「EDIYA COFFEE」とブルアカがコラボしたときの限定ギフトカードとフォトカード
こちらも大切にさせていただきます!

キム・ヨンハPが印刷されたキャンディまで頂くとは思わないじゃん

税関で止められなくて本当によかった
おそらくここぞという場面でエリクサー感覚でいただきます!

本当にたくさんの思い出と貴重な品々をいただきありがとうございます!
もっとみんなに恩返ししていかなきゃ

ILLUSTAR FES閉幕

プロ野球選手のやり方でサインするイロハねこみ

この他にPrestiさんらKIMCHIKURAさんのDJを体験したり
コスプレイヤーさんたちの様子を見たり写真を撮ったり撮られたり
・・・このあたりは記事のボリュームがさらに増えてしまうので、次回補足編として改めて更新予定です!

2日目もあっという間に時間は過ぎ、ILLUSTAR FES 4th無事閉幕!
撤収間際、Sound Soulerさんにもご挨拶させていただきました
Sixtar Gate: STARTRAILのデモンストレーションブースでスタッフ参加とのこと、会期中ずっと盛り上がっていましたね!

piercerさんの『M3-2024春ソウル2日目、お疲れ様でした!』というコールで締め!
ねこみも通常姿に戻り、いろいろな体験をさせて頂いたKINTEXを後にします
降りしきる雨の中タクシーで一路、打ち上げへ向かいます

Day.3 - ILLUSTAR FES 打ち上げ

チーズなんて乗せなくてもいいんだよ

前が見えないほどの雨をかき分け30~40分、お店に到着

店員さんが手際よく作ってくれます

打ち上げはタッカルビ屋さん
日本のタッカルビには99%乗ってるチーズ、しかしここでは出番なし!
本場の純粋なタッカルビをいただきます!

甘辛くサッパリ、トッポギとお肉でボリューム感もあり!おいしー!
これがまた焼酎とビールに合うのです

ここに家建てるんかってくらい平坦に整地されたタッカルビごはん

大まか食べた後でさらに出てくるのは、タッカルビごはん!(名前これでいいのかな?)
こちらも慣れた手つきで店員さんが作ってくれます
ハサミで具材をチョキチョキ、ごはんとコチュジャン入れてバーーーッ!
・・・ってやったらもう出来てました

打ち上げは2時間ほど
そしてここまでご一緒してくださったLearLutsさん・Prestiさんとお別れ
お二人共、3日間ありがとうございました!
LearLutsさんは「次回までに日本語覚えます!」といってくれて本当に嬉しかったです
自分ももっとコミュニケーション取れるように覚えていかねば!

piercerさんとねこみはそのままの足で二次会へ向かいます

甘くてカラっとした二次会

はちみつビールは疲れた身体に最高の一杯

二次会は、ポテトとはちみつビールで乾杯!

今回の旅行で2人だけになる瞬間はここまであまりありませんでした
そう、しっかり時間を取れたのはここが初めて

ということで、改めて今回の旅のお礼を!

そして同人音楽シーンのこと、今回のILLUSTAR FESの感想、日本のこと、韓国のこと、普段話せない・話すことはない話題に花は咲き時間が過ぎていきます

なんでもこのお店、piercerさんにとって思い出深いお店なのだとか
2日間+DJイベントの疲れをぶっ飛ばす甘いビール・カラっと挙がったポテト・エモさが効いたトーク、最高の二次会でした

気づけば時間はPM10時過ぎ、今日はここで解散
駅までの道中、ブルアカコラボのパン目当てでGS25に入るも全て空振り
実は4日間、GS25でパンを探すも全て空振ったのが結構心残りでした
タイミング相当悪かったんだろうな・・・

ホテルに戻り、帰り支度をして3日目も終了
いよいよ明日は4日目、GW最終日にして日本へ帰る日がやってきます

Day.4 - ソウル・オタク観光

ねこみが韓国で見たかったもの

朝イチのデスモモイスピンと共に最終日がはじまります

チェックアウトはトラブル1つなくスムーズに完了
4日間お世話になった宿はとても良い場所でした!

最終日の予定は前日の二次会で決まりました
piercerさん『明日ですが、飛行機までの時間で何か見たいですか?』
ねこみ『何も決まってないです、この前のnora2rさんとすうどんさんはどうでした?』
piercerさん『2人はソウルの伝統的な観光地に行きました』
ねこみ『なるほど! ・・・あっ思い浮かびました!』
piercerさん『なんですか!』
ねこみ『韓国のオタクが行く街を歩きたいです!』

今回は、韓国の同人イベントを身を以て体験することが1つのテーマです
それならば、彼ら・彼女らが普段オタ活で行く場所はどんな場所なのか

東京なら「秋葉原・池袋・中野」
大阪なら「日本橋」
ねこみの地元・名古屋なら「大須」
自分の存在もこれらの街とは切っても切り離せないものでした
ならば行こう、韓国の同志たちの地元へ

ということで、Hongik UnivからHapjeongまで
オタク・・・正確には若者とサブカルの街を巡る1日が始まります

※追記:こちらの料理名をpiercerさんに教えて頂きました!

まずはご飯!
最後の韓国グルメもpiercerさんチョイス、地元の方が行かれるような食堂へ

こちらではカムジャタンを注文(現地にいるときは料理名がわからなかった!)
中にはでっかい鶏肉が骨ごと入っていて、その身はホロホロ!
クセや臭みは薬味がしっかり効いたスープと相まり飲みやすくなっています
もはや見慣れた、小さい鉄器に入ったご飯といっしょに頂きます

国を越えても乙女の聖地なアニメイト

翻訳された単行本、中には日本語のままのものも!

まずは韓国のアニメイトへ
店に入る前から池袋アニメイトと変わらない女性率の高さに圧倒されます

中はコミックス類よりグッズ多めという印象
ジャンプ連載作品など日本でも一定ファン層の多い作品が目立ちます
レジ待ち長蛇の列はここにもありました

そんな中ブルーアーカイブ関連書籍のコーナーも!
当然のように日本のアニメポスター貼られてるのもすごい

レアな筐体もあるゲームセンター

EZ2AC筐体、日本ではごく一部のお店にいかないと遊べない
本物のPIU、長年音ゲーマーやってたら知らない人はいない

続いてはゲームセンター
日本でも絶賛稼働しているSOUND VOLTEX・beatmaniaⅡDX・CHUNITHMなどから、EZ2AC・PUMP IT UPといった韓国の筐体まで!
台数こそ少ないものの、ここではほとんどの筐体が稼働していました
音楽ゲームは国を越えても繋がれる最強コンテンツなんや・・・!

時間の都合上プレーはできなかったのが少し心残り
チュウニとかデラやったら遠征称号ついたのかな・・・?

ANIPLUSで探す現地のブルアカグッズ

情報提供してくれたRiraNさんありがとうございます!

そして目的地、HapjeongにあるANIPLUS SHOPへ!
お目当てはもちろん韓国でしか買えないブルーアーカイブの公式グッズ!

店内のブルアカコーナーにはイベントのキービジュアル
グローバル版のSDイラスト
忍術研究部のTシャツ

タイミングの問題か、グッズはほとんど売り切れ
とはいえ選択肢が少ない中で良い品を見つけるのもまたオタク道!

日本の通販より先にゲットしちゃった

推しのグッズが手に入ったら勝ちなんですよね~
そしてもう1品はこちら

今日から俺も歩くカラーパレット

パンパカパーン、メイド衣装ゲーム開発部のパーカー!
世界初、この世の色を全部使ったゲーミングパーカーです、多分。
この記事を書いている今、ちょうどイベント「白亜の予告状」が復刻開催中ですね

さらにいいもさんへのお土産も買って目標達成!
会計でクレジットカード使えることに気づいたのでもっと買えばよかったな

Day.4 - 日本への帰国

4日間お世話になったpiercerさん

仁川国際空港第1ターミナル

一通り散策した後は、いよいよ仁川国際空港へ
行きとは違いA'REXの一般列車(各駅停車)で向かいます
電車大好きねこみにとってはまた楽しい時間!

空港に到着、荷物の重量オーバーもなく無事チェックイン!
どうやら便によっては15分ほどかかる離れのゲートから搭乗のケースもあるようですが、今回は近場とのこと
時間もあるので、2人で喫茶店へ向かいます

最後だけちょっと台湾っぽいけどおいしいからOK

喫茶店に入るもオーダー品がなかなか届かず迫る時間!
ギリギリで受け取ったワッフルとタピオカドリンクをいただきます

ワッフルめっちゃおいしい!フワッフワ!
さらにタピオカドリンクは、ねこみが1番好きなタピオカミルクティー(デニーズのクリーミーパールミルクティー、現在は販売なし)を思わせる味わいで最高!

そんな会話混じりの喫茶タイムもあっという間に過ぎ、その時が訪れます

4日間つきっきりでガイドしてくれたSound piercerさんとお別れ!
最後は写真と握手、お世話になりましたの挨拶をして手荷物検査のゲートへ向かいます

1時間遅れの搭乗から離陸へ

拙者でっかい電子看板スキスキ侍と申す

4日間の滞在経験は偉大です、1人になっても不安はほとんどありません
免税店など出発ロビーを散策しながら搭乗ゲートへ向かいます

道中見かけたのは、普通にロボットがロビーを走る光景
そしてロボットが家族に向け写真撮影サービスみたいなのをやってる光景
そうか、もう世界はそんなレベルまで来てるんだ・・・

折り返し便が遅れていたためか、予定時刻より1時間遅れて搭乗開始
ここでeSIMの利用時間を5日間で取っていたことが幸いしました
(そちらに関連した準備編の記事はこちら!)
ロビーで優雅にILLUSTAR FESでお世話になった方に返信しつつ過ごします

1時間遅れでの搭乗
座席の頭部カバーにはLINE FRIENDS

帰りで使用したのはAIR SEOUL
LINEでお馴染みのキャラクターが至るところに載っていました
どうやら2024年内はコラボ期間のようです

そしていよいよ、4日間滞在した韓国を出発し日本へ向かいます
離陸と同時に『また来るぜぇ!!!!!』と心の中で絶叫しながら

そして現実へ

GW最終日の夜、無事に成田国際空港へ到着
マリオをはじめクールジャパンなキャラクターにお出迎えされながら現実へと戻るねこみでした

現実には戻れど、4日間で体験した出来事もまた現実
いろいろな形の思い出と体験に浸りつつ、
とても長くなったこの話は一旦ここでおしまいです!

補足編へ続く

HongikのRed Roadにある各地への距離標、右下にはTokyoの文字

3泊4日韓国同人イベントの旅、ここに完結!

今回は画像が多くて長くなっちゃたね!しょうがないね!
準備編・本編#1から引き続き読んでいただいた皆様、誠にありがとうございます!

そして・・・次回!
初めて海外に行って同人イベントに参加した話【補足編】

書ききれなかった部分を補足する形で、記事を書きたいと考えております
こちらを以て正真正銘、韓国旅行のnoteは最後となる予定です!
来週までには公開したいな!

次回もお楽しみに!


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