初めて海外に行って同人イベントに参加した話【本編#1】
これまでのあらすじ
韓国の同人イベントとDJイベントに呼ばれたぜ!
初めての海外なんだぜ!
準備が大変だったぜ!
今回は「海外(韓国)の同人イベントに参加した話」本編となります
前編となる【準備編】は以下の記事をご覧ください
Day.0 - M3にて
海外に行くことを発信する大切さ
飛行機が到着する前に少しだけ出発前の出来事を
出発半月前の4月中頃、韓国のイベントに出ることをX(Twitter)でつぶやきました
すると、その後参加したM3でめちゃくちゃ多くの方から『韓国行くんでしょ!』と声をかけてもらっちゃいました!
さらに、近々韓国のDJイベントに出演されていたArk-ZさんからT-moneyカードまで貰っちゃいました!
現地で買おうと思ってたので、めっちゃ嬉しかったぁ~
同人音楽シーンは海外のクリエイターさんも多く、その中で直接暖かい声をかけてもらえたことで、出発前に不安よりワクワクが増えたキッカケになりました!
知人が多い人は積極的に発信すると、ノウハウの提供など良い結果が得られるかもしれません
Day.1 - 初めて海外・ごはん・聖地
というわけで、準備編からの続きです!
空港・合流・即パリピ
離陸から2時間半、韓国「仁川国際空港」に到着!
降りてすぐ日本語の表示があってちょっぴり安心
何もわからないまま流れ作業的にシャトルトレインへ乗り込みます
到着したターミナルから初めての入国審査、こちらも何事もなく通過
中川家礼二さんみたいな入国審査官がいるのかと思ったよ
パスポートに初海外の証が刻まれ、無事入国!
到着ロビー目前には両替所もあり、無一文ならぬ無一ウォンもここで解消!
「空港の充電スポット、日本のコンセント直接刺せる・・・神・・・」
そんな些細な所にひとり感動を覚えていると
今回お誘い頂いたSound piercerさん、ILLUSTAR FESでご一緒するNemlizelさん・LearLutsさんが到着!
ILLUSTAR FESの前日準備を終えた足で迎えに来てくださいました!
ありがとうございます!
出逢ってまず1枚、piercerさん曰く「みんなパリピ」とのこと
そんな中新人パリピは先輩の案内で「空港鉄道 A'REX」に乗り込みます
『わーすごいすごい!!駅キレイ!!』
電車大好きお子様ねこみりん、初めて乗る電車にテンションアップ!
並走する高速道路や海沿いを眺めつつ、直通列車でソウル駅へ向かいます
列車内の日本語の案内表示・アナウンスもわかりやすい内容
さらにT-moneyカードの販売も行われていました
実はもう持ってるんだよ、ありがとうArk-Zさん
現地の食べ物はマジで違った
ソウル(Seoul)駅から地下鉄1号線に乗り換えJonggakへ
向かうは、初の海外ごはん!!
piercerさん先導のもと、オススメのお店へ
入るとすぐさま分かる、明らかに観光客向けではない内装とメニュー一覧!
piercerさんが威勢よく『여기요(ヨギヨ)』とお店のおばちゃんを呼びオーダーすると、あれよあれよと料理が運ばれてきました
いざ実食・・・うまぁ!!!
"おいしい"は韓国語で『맛있어요(マシッソヨ)』
ググって即連呼します、伝わらないと意味がないからね!
日本で食べる韓国料理と比べると、レベルが数段違いました
チヂミ
種類豊富なのもありますが、どれもみずみずしくてジューシー!
マッコリ
日本の甘酒っぽいドロリと濃く後を引くイメージとは無縁
さらりと微炭酸カルピスのような爽やかさ!
鉄鍋に入った赤いスープ
想像の辛さより旨味のほうが強い
辛いのがすごく苦手でなければ十分イケる
さながら見た目逆詐称譜面!
そんな場に、途中からPrestiさん、RiraNさん、Sobremさんも合流!
すごい、みんな来てくれるじゃん・・・
中でも驚きだったのが、コンポーザー陣を中心に日本語コミュニケーション力の高さ!
韓国の街のど真ん中で、普通に日本語で話してくれるのが本当にありがたいし、内容も完璧!
同人音楽やアニメ、ブルアカの日本版とグローバル版の違いなどの話題で盛り上がりました
グローバル版はちょうど「とある科学の超電磁砲」コラボの真っ最中
日本のアニメコラボを韓国でやるってマジですげぇなブルーアーカイブ!
本当に透き通っていた清渓川
宴の後は、本国を訪れたブルーアーカイブを嗜む「先生」としての大切なお仕事の時間
そう、清渓川(チョンゲチョン)へご挨拶!!
元ネタのミームは語ると長くなるので省略しますが、我々日本人からすると海の向こうにあるブルアカの聖地~エルサレム~ のような場所
ミームではピラニアが居るとも言われる
そんな清渓川の夜景がこちら
これは・・・澄み切っている!!
都市河川でありながら川沿いも歩けて、水の音も心地よく、何より匂い含めた環境配備も万全!ピラニアもいない!
カップルの姿も目立つ、清渓川は市民の憩いの場でした!
俺は今・・・キム・ヨンハPと同じ場所に立っている!!
明日のILLUSTAR FESに向け、みんなで覚悟を決める一枚を撮影!
怒涛の海外初日はこうして終わりました
宿先に戻ったねこみ、ベッドに横になりそのまま寝落ち
Day2 - ILLUSTAR FES 4th (Day1)
朝からKINTEXへ
海外で初めて迎える朝
この日は即売会→DJイベントといきなりハードスケジュール!
待ち合わせのため朝7時半から地下鉄で移動します
ILLUSTAR FES 4th、今回の会場は「KINTEX」
一山(イルサン)という、ソウル中心街から地下鉄で50分ほどの位置にあります
東京駅~海浜幕張・さいたま新都心、それよりもう少し遠い程度の距離感
今回はpiercerさんと共に荷物を持ってタクシーで会場まで向かいます
韓国はタクシー運賃が安く、日本に比べ気軽に使いやすいのです
『日本のタクシーは高い!』と仰るpiercerさん
自分もそう思います
「自由路」と呼ばれる自動車専用道を走ること約30分
途中、高架を走るA'REXや見慣れない大きな門に興奮しながらKINTEXに無事到着!
外は快晴、待機列が形成されていました
列の人多さに驚きつつ、ちょっと気になることが
コスプレのひと多くない?もう着替え終わってる?
早速日本ではお目にかかれない光景、さらにテンションがあがります
前日飲んだ鉄鍋スープくらい煮立つコスプレ欲を必死で抑えます
50種類のCDが並ぶイベント設営
会場に入るとは既に多くのサークルが!
開始までまだ1時間ありますが、出展者ら皆熱気に溢れています
我らがESPITZ MUSICも本格的に設営開始!
先に会場に来ていたNemlizelさんとLearLutsさんと共に準備を進めます
韓国語のできないねこみは、すぐさま棒立ち状態に
しかし!今日はゲストではなくスタッフ!
海を越え呼んで頂いたのですから、とにかくできる準備をしていきます
ESPITZ MUSICはねこみりんのサークル以外にも多くの日本の同人サークル作品を預かっており、今回その種類はなんと50種類超え!
脅威の3スペース展開です
イベントもM3直後とあり、新作の数も多いのが特徴でした
ねこみのブルーアーカイブアレンジ新作もきっちり並びます
イベント開始、止まらぬ右手
準備が終わるとほぼ同時に、ILLUSTAR FES 4th開幕!
なお開幕のアナウンスやジングル放送はなく、ぬるっと始まります
piercerさんの『M3-2024春ソウル、開幕です!』コールと同時に、ESPITZ MUSICブースにはたくさんの方がいらっしゃいました!
ねこみのサークル新作も早速手に入れてくださった方が!
すると、対応されていたLearLutsさんがこう伝えてくれます
『ねこみりんさん、購入されたCDにサインお願いします!』
そうです。
この一言こそ、ねこみりんの最も重要なお仕事だったのです
サイン待ち列・・・止まらないよぉ・・・
弊サークル作品を購入していただく方がとても多かったので
本当に、本当にありがたいことにずっとサイン書いてました
そして書きながら、バリバリ日本語で喋っちゃうねこみ
しかしその返事を日本語でくださる皆様
昨日一緒に飲んだコンポーザーのみんなもすごい喋れたけど、来場する方もかなり喋れるという事実が本当に衝撃!
そして理由を聞くと口を揃え「日本のアニメを見て覚えました!」と!
うちのオタク文化を愛してくれてありがとう・・・
そんなデッカい感情と感謝をペンに乗せ、1枚1枚サインを書いていきます!
今回は韓国ということで、ハングル版のサインも用意
一緒に添えたところ、多くの方に喜んでもらえました!
海外2日目は、人生で1番サインを書いた日にもなりましたね
会場に鎮座するライブステージ
イベントではコンスタントに人が来てくれました
途中からはlitmus*さん、ESAIさんもスペースに入ってサポートしてくれました!
関係者PASSを下げたPrestiさんも到着
どうやらDJ出演があるとのこと
ねこみ「DJ出演?」
そういえばさっきから、アイドルライブみたいな音が聴こえるような
振り返り、音がする方を見に行くと……
うわー!マジのステージあるー!!
ブルアカふぇすのようなゲームの公式ファンイベントなら会場内ステージはよくあります
でもオールジャンルの即売会ではさすがに初見よ
演目もコスプレライブ・アイドルライブ・VTuber・DJイベントなど
公式Xを見るとILLUSTAR FESは「サブカルチャーイベント」と記載されています
つまり即売会だけでなく、参加者はそれぞれの目的を持って楽しめる文字通りのオールジャンルイベントのようです
ILLUSTAR FESは本当にフェスだったってワケ!
これは韓国の即売会がどこも同じというより、ILLUSTAR FESの特徴かなと認識しています
違いを知るためにも即売会大手「COMIC WORLD」も行ってみたいところですね!
海を越えたブルアカ同人音楽作品
サークル参加といえば、「当日の挨拶」は切っても切り離せません!
顔が広いpiercerさんのご紹介もあり、現地のクリエイターさんとたくさん挨拶させていただきました!
このあとのイベントでご一緒するintegraldxさんにもご挨拶
今日のコスプレはヒフミちゃんでした
またも湧き立つコスプレ欲を無心で抑えるねこみりん
当日新作ブルーアーカイブアレンジCDを制作されていたlomiさんも来て頂きました!
Sennzaiさんのボーカルが入ってるのもあり話題になっていましたね
Sangnoksuさんもスペースに来ていただきました!
挨拶とともに、Blue Archive Symphony EP盤が!
国内でも話題となっていた貴重な作品の本物に出会えて感動!!
ありがとうございます!!
即売会飛び出しでDJイベントへ
毎日出展サークルが変わる日本のコミックマーケット
一方「もう1曲遊べるドン!」の如く、複数日程で開催されるのが韓国同人イベントの特徴
ESPITZ MUSICブースはこの後のDJイベントのため早めにクローズ
初めて体験する海外の即売会、まだまだ味のする会場をタクシーで後にします
integraldxさんはヒフミちゃんのままで移動!
原則コスプレのまま来場・帰宅ができない日本とはまた違う光景
ねこみのコスプレ欲はさらに湧き立ちます・・・
戻りの自由路は少し渋滞しており、
1時間弱かけてイベント会場のあるSinchonへ
ここから今日の後半戦、DJイベント「E.M. Live Garage」がはじまります
Day2 - E.M.Live Garage
国が違っても音楽は繋がれる
夕方頃に会場へ着き準備、流れるようにオープン!
ここはDJイベント、場所など関係なく流れる音と時間に身を委ねます
DJ Hifumiの流すブルアカアレンジは最高!
負けじとDJMAXの収録曲を流すねこみ
韓国だからこその選曲で望みました!
中でも印象的だったのは、日本のアニメ・ゲーム楽曲も多く流れたこと
Farewell SongのBootlegはさすがに高まっちゃいました
自分、オタクなんでぇ・・・
知らない街、初対面、深夜のサムギョプサル
5時間のイベントが終わり、piercerさんは流石にお疲れの様子
打ち上げはなく、明日の準備を含めそのまま帰宅とのこと
時間はテッペン24時を越え、既に電車はありません
帰るためにはタクシーが必須
piercerさんがAmyiieさんにホテルまでの案内をお願いしてくれました
なんでもこの後は別のナイトイベントへ遊びに行くとのこと、元気だ!
会場を後にし、Amyiieさんら皆様についていきます
この辺でタクシー捕まえるのかなー?
気づいたときには、目の前サムギョプサルさ!
そう、打ち上げです。打ち上げ、ありました!
タクシーに乗り込むかと思いきやサムギョプサルのお店に乗り込みました
ホテルに行く気満々のねこみ、多少は戸惑うも
晩ごはんも食べてないし、こんな体験できないので参加の一択!
翌日のことは・・・なんとかなるでしょ!!
全員初対面、もちろん日本語など通じるわけありません
数年前、Hubでお酒奢ってもらった初対面の外国人観光客2人とベロベロになりながらカラオケでアニソン歌った以来の境遇です
しかしここでも感じる皆様のホスピタリティの高さ
手際よく焼かれ、どうぞと差し出される本場のサムギョプサル
翻訳アプリを駆使しつつ、食べ方を教えてくれるお兄さん
Amyiieさんらも日本の話題を振ってくれます
アプリ越しに「夜を明かす覚悟はできたか?」と見せられたときには死を覚悟しましたけど
実際はそんなことなく、見知らぬ土地で名物とお酒を堪能するねこみでした
長かった1日の終り
たっぷり打ち上げた後は、タクシーで滞在先付近まで送っていただきました
翌日も朝からILLUSTAR FESに参加!
さらにコスプレもしちゃうんだぜ!!
トランクの半分を占めている衣装類を引っ張りだし、長い1日を終えます
本編#2へ続く
3泊4日韓国同人イベントの旅はここで折り返し
この日ばかりは濃すぎてめちゃくちゃ長くなっちゃいました!
準備編から続き、読んでいただいた皆様ありがとうございます!
次回はILLUSTAR FES参加2日目と、帰国する最終日をお届けします
こちらも来週までには公開したいです!!
次回もお楽しみに!