登録社員名簿:090 『碁打ち』松郷 誠志朗
「そのツナギをここで切る……ハイこれでバラバラ、後は各個撃破で」
【名前】松郷 誠志朗(まつごう せいしろう)
【通り名】『碁打ち』
【所属】ブルーリボン
【年齢】24歳
【容姿】事務系の冴えない兄ちゃん
【正業】八番隊隊員(特務)
【経歴】
達人揃いのBR社には珍しい、竹刀すらまともに握った事のない貧弱な青年。普段は後方支援を担当する八番隊の冴えないヒラ隊員として、前線の隊員達の警ら順路の設定や、通報システムのメンテを担当している。
しかし彼の本領はその頭脳、ずば抜けた戦術指揮の才にある。ひとたび何十人もの隊員が駆り出される『戦』となった際にはその本領を発揮。地形、敵の陣形、機を読み、そして何より、個々人は強くとも所詮我の強い武芸者の集まりでしかないブルーリボン隊を巧みに運用し、部隊としての戦闘力を飛躍的に向上させ、勝利を導くBR社の切札のうちの一人。
【スキル】
『戦術指揮』
戦士達を運用して戦う方法。一応彼の実家は古流の軍学を継承したとされているが、当人いわく「カビが生えててクソの役にも立ちませんでした」とのこと。
彼が立案するのは、一見昼行灯のあてずっぽうとも思える作戦だが、実際には緻密なデータと水も漏らさぬ検証で組み上げられている。特筆すべきは「要」の見定め方で、不利な戦や乱戦でも、敵が隙を見せたその瞬間「要」を衝き、連携を裁ち、部隊を個人の寄せ集めに帰してしまう。