ボーカル講師オススメ？🐾エッジボイス習得はなりきり！な～のだ
今晩は。
M岡修造並み熱血で
トークだけは綾戸Ｔ絵なボーカル講師です。
たまには講師らしい記事を書こっかな♬
今日のお題は
『エッジボイス』
５分で読めるよ、きづさんのだから
エッジボイス
ボカロ、アニソンの普及で有名な発声になりましたね。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、仮声帯を使います。
声帯の上にヒダの様に着いています。
声帯の位置、声帯拡大、手書き仮声帯の位置
ここを震わせて使う表現は意外に多いんですよ。
シャウト
泣き声
艶のある高音
フレーズの出だし
etc.
🐾仮声帯ってそもそも何？🐾
医学的には仮声帯の存在理由は解明されていません。ただ、声帯が使えなくなった時、仮声帯が変化して声帯の役目をすることが分かっています。
声ではなく、食物が器官に入らないよう蓋の役割です。きづさんの見解では声らしきものも出せそうですが。
ボイトレでは表現で使用するので疑問もなく仮声帯を使っていますが、まだまだ未知の存在なのです。
どうやって出すの？
小さい頃、ゾンビごっこ遊びで
こんな声出した記憶ないですか？
それに因んで、猫のくつしたでは『エッジボイス＝ゾンビごっこ』と言っています（笑）
椅子も使って、だらりとして出して下さい。
まさにゾンビになったように！
ゾンビになれない？！
こちらを見てなりきろう！⇧
歌声を混ぜていきます
Ｅ４（ミの音）でエッジボイスから歌声に変えていきました。
（PM2.5で喉痛めてて、最後ざらっとした声ですみません）
きづさんはソプラノ音域なのでＥ４で発声しましたが
男性はA３（低いラ）、女性はC４（真ん中のド）
このあたりで挑戦してみて下さい。
少し低い方が出しやすいようです。
エッジから声になる、どこの段階を使うかで色々な表現が出来ます。
シャウトは別として、大声で使いません。大きな声を出さなくても気持ちが伝わる便利なアイテムです。
どうやって使おう？
まずは泣き声からトライ！
歌の歌詞で『哀しい』や『寂しい』のところで
使ってみましょ♬
最初は単語全体にエッジを使ってみましょう。
慣れたら、『哀しい』の『か』だけ
『寂しい』の『さ』だけ
一文字に絞っていきます。母音に掛けるように
発声して下さい。
この応用は、母音で始まるフレーズの出だしで使えます。
母音はアタックし辛いので、軽くエッジを掛けると
言葉がはっきりします。
Coccoさん『ジュゴンの見える丘』の１フレーズ
わざと３か所泣き声入れました。
1ヵ所母音をエッジでアタック掛けてます。
当ててみて！
キー上げで歌ってます。
やっぱり難しい！やらないとダメ？
最初は声帯が痛くなったり喉が痛くなったりします。
歌に取り入れなくても、発声したり歌う前にゾンビになってみて下さい。
エッジボイスは声帯を鍛える効果も大きいので、喉が強くなると艶のある声に近づきます。
🐾ボーカル講師から気を付けて欲しい事🐾
エッジボイスの習得は時間が掛かると思って下さい。
まず、力の抜き方を身体で覚えます。これが出来ないと間違った発声になり地声さえ出ないくらい痛める場合があります。（『あるボーカル講師のうんちく』参照）
力を抜かないとエッジボイスは出来ないと思って下さい。そして仮声帯や声帯を鍛えていくのも時間が必要です。
「絶対に習得したいんだぃ！」
そんな方はボイトレ教室で習うのが一番早くて安全です。
（きづさんもオンラインレッスンしていますがレッスンは昼限定なのです。ご都合が合えば是非お声を聴かせて下さいね。）
noterさんで、ご自分で上手に習得なさった方を見つけました。
ぜひ参考にして下さい！
読んだだけでも、落ち着いて取り組んだ様子が伺えます。
文章も面白いので、きづさんのより参考になるかも（笑）
🐾noterさんの声を綺麗にしたい
🐾2024年7月14日 初出
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