井口眞緒はどんでもない戦略家なのかもしれない
井口眞緒のインスタグラムが面白い。
日向坂46在籍時から、予測できないワードセンスや1聞いたことに100返すマシンガントークなどでバラエティを賑わせていたが、卒業後に開設したインスタでもその本領を発揮している。
在籍時は自分のことを「アイドル(仮)(笑)」と自称していた井口。
その自由奔放な性格は健在で、インスタにおいても何も考えずに好きなことを投稿しているように見える。
しかし、毎日のように井口の投稿を追っていると、
不思議なことに彼女のインスタにはそこはかとない「戦略性」のようなものを感じるのだ。
一見「井口眞緒」と「戦略」というワードは、この世で最も相容れないもののように感じる。
元々、何事にもその場の瞬発力だけで臨むタイプの井口。
日向坂時代のバラエティでの大暴れぶりを見る限り、戦略性とは程遠い人間だ。
そんな井口に「戦略性」を感じるなど甚だおかしな話なのは重々承知だが、ここはあくまで1おひさまのただの妄想と思ってとりあえず話を聞いてほしい。
井口眞緒は、与沢翼並みの戦略性で、夢である「スナック眞緒」開店を実現させようとしているのかもしれないのだ。
元アイドルとしては異質すぎるインスタグラム
坂道グループを卒業したメンバーがインスタグラムを開設するというのは割とお決まりのパターンだった。
インスタグラムのタイムラインには、盛りに盛った自撮り写真や、今日のオシャレコーデ☆のようなキラキラした投稿が溢れている。
例に漏れず、元メンバーらが開設したインスタの投稿はやはり自撮りやオシャレな写真ばかりだ。
ところが、井口眞緒のインスタグラムは一味違う。
いや一味も二味も違う。
そもそも色味からして違う。
井口のインスタに投稿される画像は全くキラキラしていない。
キラキラどころか全体的に茶色い。
流行りの加工アプリなどを使った形跡も全く見られない。直撮り直出し。100%天然素材だ。
投稿内容も一味違う。
自撮り投稿はゼロ。ほとんどが食い物と猫の画像だ。
元アイドルのインスタに自撮り画像がゼロなのは極めて珍しい。
そして井口のインスタで最も特筆すべきは「ストーリー」だ。
井口は頻繁にストーリー(動画や写真を気軽にシェアできる機能)を投稿するのだが、その内容の実に9割が酒の写真だ。
酒といっても、オシャレなカクテルやシャンパンではない。
ほぼ缶ビールと発泡酒だ。
そこにスーパーで買った半額の惣菜が添えてある。
恐らく彼女の仕事終わりと思われる平日19時頃に、クリアアサヒの缶と半額惣菜の写真がストーリーに投稿される。
数時間後には2本目のクリアアサヒの画像が投稿され、23時頃には「明日仕事むちゃくちゃ頑張るから」と自分に言い訳をかました後に3本目のクリアアサヒが送られてくる。
ここであらためて言っておくが、彼女は今をときめくアイドルグループ日向坂46の元メンバーだ。単身赴任中の中年サラリーマンではない。
アイドル時代は、お酒好きを公言したことはない井口だがまさかこんなに酒好きだったとは。確かに「ひらがな推し」の名企画「スナック眞緒」のママ役として出演してはいたがここまでだったとは驚かされる。
「缶ビールに半額惣菜」という渋すぎる投稿内容は、元アイドルが開設したインスタグラムとしては極めて異質である。
「酒好きキャラ」は将来のためのセルフブランディング説
ここから僕の持論に入る。希望的観測も大いに含まれている。
井口はなぜインスタグラムに「酒」に関する投稿を続けるのか。
それは彼女が「スナック眞緒」を開店するための下準備なのだ。
彼女には日向坂時代から変わらない夢がある。
自身が経営する「スナック眞緒」を開店することだ。
「ひらがな推し」の自分が妄想する未来を発表する企画で、横浜みなとみらいに「スナック眞緒」を開店してママとして働きたいと言っていた井口。
これをきっかけに、メンバーをお客として招いてトークをする名企画「スナック眞緒」が誕生した訳だが、この夢は番組企画内だけに留まらず、彼女自身の今後の人生における明確な目標としてあり続けた。
結局井口はスキャンダルをきっかけにグループを卒業してしまったが、
表舞台から姿を消して普通のOLとなった現在、夢の「スナック眞緒」開店への下準備を始めたのだ。
これはどういうことか。
簡単に言うとこういうことだ。
インスタで「酒」に関する投稿を沢山する
↓
井口眞緒=酒好きというブランディング
↓
フォロワーを増やし資金作り(クラウドファンディングなどで)
↓
酒好きキャラと資金を元手に「スナック眞緒」開店
という算段だ。
そもそもの話、一般人がスナックを開店するために必要なものとは何だろうか。
いわずもがな資金だ。
店を開店するにはお金がいる。それも莫大なお金だ。
これを一般OLの収入で集めるのはなかなかに厳しい世の中だ。
そこで井口は自身の知名度とSNSを活用しようとした。
インスタグラムで「酒好きキャラ」を浸透させてフォロワーを増やし、「井口眞緒」という個人に直接投資をしてもらおうとしているのだ。
つまり連日投稿される中年サラリーマンのような内容のストーリーは、「井口眞緒は酒が好き」というイメージを世間に浸透させる為のセルフブランディングなのだ。
このブランディングが完了した後は、クラウドファンディング(インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達するサービス)などを活用して資金を集める予定だ。
幸い、井口は元アイドルということで知名度は抜群。
インスタのフォロワーも10万人に手が届きそうな数だ。一般OLとしてはかなりのフォロワー数である。
その10万人に「井口眞緒=酒」というイメージが定着したとき、彼女が一言「スナック眞緒を開きたい!」と声をあげたなら、
「あんなにお酒が好きな井口の夢なら応援したい!」
「あの酒好きの井口と一緒に飲めるかも!」
と歓喜したフォロワーが資金を融資してくれるに違いない。
そう。
彼女の中年サラリーマンのような投稿は、完璧な戦略に則ったビジネスなのだ。(あくまで個人の見解です)
「スナック眞緒」開店への戦略は第二段階へ
フォロワーへのセルフブランディングと同時に、井口が進めているもう一つの施作がある。
YouTubeの開設だ。
彼女は「ふぬけOL井口さん」というYouTubeチャンネルを開設した。
現在動画は一本も投稿されていないが、今後は「お酒を飲む動画」を上げていきたいそうだ。
これも「スナック眞緒」開店に向けた井口の戦略だ。
井口は、YouTubeでお酒を飲みながら視聴者と交流することで更なるブランディングを図ろうとしている。
これはつまりどういうことかというと、YouTubeの生配信機能を使ってフォロワーと直接交流し、関係性を築こうとしているのだ。
もっと分かりやすく言うと、生配信で視聴者の話や悩み相談などを聞いて、スナックのママに必要な「聞き上手キャラ」をブランディングしようとしているのだ。
スナックのママに必要なのは人の話を聞く力だ。
そしてそれに対して的確なアドバイスを投げる力も重要だ。
番組内で生まれた「スナック眞緒」では、メンバーへの独自の分析を披露していて、意外にも人を見る目は備えている井口。彼女によってキャラを開花させられたメンバーも少なくない。
そんな井口の「聞き上手キャラ」が浸透すれば、「私も井口に話を聞いてもらいたい」と自然にフォロワーに思わせることができる。
そんな井口が「スナックを開きたい」と言えばどうなるだろう?
間違いなく資金が集まるのだ。
夢の「スナック眞緒」開店に向け頑張ってほしい
とまあここまでの話はあくまで僕個人の見解(妄想)である。
実際は、彼女のことだからただ単に酒が好きなだけで酒関連の投稿が多いのだろうとは思う。
ただ彼女が現在やっていることは、夢の「スナック眞緒」開店に向けてはプラスでしかないと思う。
意図しているにしてもしていないにしてもだ。
いつの日か本当に「スナック眞緒」が開店されることを切に願う。
その時は少額にはなるが多少の融資は検討したい。
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それでは。
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