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高度異形成円錐切除術を受けるまで④

2021.2月上旬。私の住んでいる地域ではCOVID-19の感染拡大が1月下旬から続き、通っている病院では外来を休止していた。検査結果を聞く日までに再開してくれるように願っていました。早く聞きたい。待ってる間が1番不安。

感染拡大も落ち着き、無事に検査結果を聞きに行く。
この時はまだ軽度異形成くらいであっても中等度でしょーと思ってた。そして県内でフェノール療法をやってる病院を見つけて、こちらで治療を受けたいと考えていた。切らないで済むなら切りたくないし。

診察室に入ってPC画面を見ると

HSIL/CIN3

がまず目に入ってしまいました…

そう、子宮頸がん検診でASC-USが出た時から調べて調べて調べまくってもはや用語は頭に入ってますよね…

組織診の結果のコピーをもらい説明してもらう。
やはり高度異形成の診断。
予想より悪かった…
高度異形成は前がん病変で治療対象。
標準治療は円錐切除手術。
レーザー蒸散術やってる場所もあり。

「あのー、私やってみたい薬物療法があって、紹介状書いてもらったりできますか?」
「紹介状は書けますけど、フェノール療法ですよね?あれは標準治療じゃないし、もう高度異形成が出ちゃってるから僕はおすすめできないです」

ふむ。確かに。飛行機代出して通って効果なくて進行しても嫌だし効果なくて結局手術になるなら早い方がいいか…とか診察室でぐるぐる考えて。
手術するなら今の担当の先生にやってもらいたいし…
(超音波も組織診も痛くなかったので信頼度が爆上がり)

「帰って考えてからでもいいですよー」と言われたけどグダグダ考えてても仕方ないなーと思って

「手術しまーす」

と決めました。するなら今の暇な時期にやってしまいたい!ということでいつなら出来るかと聞いたら「今結構暇なんで来週できますよー再来週も」

やるなら早い方がいい!

と来週に決めました。
決めたらどんどん話が進みます。
手術の説明、手術の為の検査、その日のうちにすべて終え、後は来週入院するだけに。

子宮頸がん検診を受けてから3ヶ月。
ASC-USでも高度異形成のことがあるんだ。
まさか自分が高度異形成で手術まで
するなんて。
早くわかってよかったと同時に5月に婦人科に行こうと決めた自分にグッジョブ。
このままほっといたら、進行して見つかってたかもしれなかった。

からだの声をきく。

きっと不調やおかしなことを教えてくれていたんだ。

もっとちゃんと定期的に子宮頸がん検診していれば。軽度異形成とかで見つけられたら。フェノール療法で済んだのかもな。

だからぜひ、毎年子宮頸がん検診に行ってください。私が10代の頃、ワクチンがあったら受けたかったな。今からでも9価ワクチン受けたいけど料金高いし40歳だからあんまり意味ないかな…

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