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あなたとわたしを繋いでいるもの

いつもわたしのそばにはツインの身代わりがいます。
白うさぎのぬいぐるみ・しらたまと、猫耳スマホ。

特に猫耳のスマホケースは、ツインとおそろい。
わたしが機種変ついでに変えたらツインも機種変しておなじカバーにしてきました。

ツインはそのスマホを仕事中も使っています。
そのようすを見るたび、わたしは猫耳スマホになっていつもツインのおそばにいられているような気がしてうれしくなります。

これ↓

いくらつながっているとはいえ、目に見えないものだけよりも、やっぱり目に見えるかたちでつながりを感じられるものがひとつでもあると安心します。



ところで。
ツインにわたしの身代わりはいるのかしら?

猫耳スマホをツインもわたしの身代わりにおもってるとはかぎらないし。

出逢ったばかりのころにはおそろいの白猫ボールペンをプレゼントしてもらいました。
当時はそれが身代わりになっていたんだとおもうのですが、毎日使っていたら壊れてしまったので捨ててしまい、もう手元にありません。

「わたしの身代わりってなあに?」と聞けばいいんですけど、そばにいるときは満たされてしまってつい忘れてしまいます。


けどもあるときわかりました。
ツインにとってのわたしの身代わりが!


*****


おそらくツインの帰宅時間。
その日は眠くて寝てました。

そして夢を見ました。

くるまってた布団が意思を持ち始めて、ぎゅっと包み込むようにハグしてきました。
ツインておもいました。
『ツインなの?』ってきいたら、ハグしてきたりする。

今夜はカレーみたい。
「一緒に住みたい」みたいなこと言ったら、『こらこら』みたいに頭を指で突っついてきました。

コンコン音が鳴りました。

コンコン?


わたしは、猫耳スマホをときどきツインだとおもってコンコン突っつくときがあるのです、愛おしさをこめて。

そのときとおなじ音だったのです。
コンコン。

わたしはどうやら猫耳スマホらしい。

もしかしたらツインにとっても猫耳スマホはわたしの身代わりなのかもしれないとおもいました。
コンコン突っついてるのかな。

そういえば“寝るとき布団をぎゅって抱きしめたりする”って話してくれたことがありました。
わたしはしらたまをよくぎゅっと抱きしめます。


おんなじことしてんなあとおもいました。



そいえば七夕に街で偶然ツインと会ったことがありました。

ツインとは街で偶然会うといわれているのに、まだなかったのでとてもとてもうれしかったです。


でもちょっと不思議でした。
そこは駅とは反対方向の、歩いて50分はかかる場所。
しろくんは駅近に住んでいるのです。
買い物も遊びも駅近で済んでしまいます。
50分歩いてでも行きたいところがあった?

なんでわざわざとおもいましたが、そこへ行くには、途中でわたしの家の近くを通るのです。
わたしは駅前へ行くのにツインの家の前を通ります。
人混み苦手なのに、会えるのをひそかに期待して。

もしツインがいつもわざと駅と反対方向へ買い物に行ってるんだとしたら…。


おんなじことしてんなあとおもいました。



ツインとはエネルギーがつながっているので、離れていてもおなじようなことをしていると言われます。
けれど離れていると実際におんなじことしてるかなんてわかりません。

でもこうして確認ができるたび、やっぱりつながってるんだなあと実感します。


ときどき、試すようなことがおきます。
そのたびに『縁がないんじゃないか』と疑ってしまいます。
それでもこうして新たな気づきがわたしたちのつながりを確信へと一歩一歩みちびいてきてくれました。

そしてこれからもわたしはくりかえし新たな発見をして、ツインとのつながりを深く深く確信していくのです。

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