ねこ日記 ぷんぷんというオンナ
ぷんぷん(妹)は、今日も外を見ている。
先代のクウも、窓辺が好きだった。
クウがよくいた小窓には
いまはぷんぷんが座っていて、
わたしが仕事中は、モニタ横の窓辺で眠っている。
女子は窓辺が好き、というような傾向があるのだろうか。
ぷんぷんを見ていると、
女の子だなぁとしみじみ思う。
まずフォルムやラインが丸い。
(ブんブんは厳つい)
抱くとやわらかくしなやか。
(ブんブんは硬い)
毛もフワフワしている。
(ブんブんはちょっとゴワゴワ)
おしりがプリプリしている。
(ブんブんは…)
注:ブんブんの悪口ではない
わたしは男の子を育てたことがない。
でも男の子のお母さんたちは一様に、
男の子のかわいさを口にする。
ブんブんと暮らしてみて、
わたしもその気持ちがわかったような気でいる。
ねこだけど。
同時に、男の子と女の子はこんなに違うんだ、というのも感じさせてもらっている。
ねこでもね。
ぷんぷんは、ぷいっとそっぽを向いてるようで、
いつもわたしにまとわりついている。
甘えてきても、どこかで線を引いている。
ぷんぷんというオンナは、
なかなかにおもしろく興味深い。
ブんブんのドストレートなかわいさとはまた違って、小悪魔的な、
憎いな〜っていうようなかわいさ。
若い娘におじさんが翻弄されちゃうのも納得。
なんだかんだメロメロなのである。