ねこ日記 きょうだいもんだい
さぐりさぐりの、ねこ日記。
どうも文章が硬い。
そのうちやわやわになっていくはず。
まだおそるおそる。
おいおい、ゆるゆる。
ところでブんブんとぷんぷんは「きょうだい」だけど、兄妹なのか姉弟なのかはわからない。
どの組み合わせにも使える「きょうだい」の漢字はないのか。
そもそも一緒に産まれたなら先も後もないのかもしれない。
もっと言えば保護猫だから、きょうだいかどうかもわからない。
(まあ似てるしそうだろう)
わたしがブんブんを「兄」としているのには理由がある。
彼が初めて我が家へ来たときに、
ぼくたちをかぞくにむかえてくれてありがとう
と言ったからだ。
これはもう、ほんとにそう言った。
なにで?
目・・・
いやテレパシー?で。
一時保護のお家は広くて綺麗でほかにもたくさん猫がいてみんなやさしくてしあわせだったはずだけど、たぶんブんブんは、ここにはずっといないんだと気づいてたんだと思う。うちへ来て、心からホッとした様子で、わたしにお礼を言ったのだ。
そのときわたしは、お兄ちゃんは頑張って妹を守ってきたんだな、その緊張からいま少し解放されたのかなと慮った。
ブんブんはおっとりしていてとてつもなくやさしい。
勝ち気な妹になにをされても大きな心と体で受け入れ、見守っている。
妹のぷんぷんもまた、
まったくブんブんはどんくさいんだから
と、スローペースな兄の世話を自分がやいてる気でいる。
そんな兄妹だと思って見ているけど、これが姉弟だとふたりの関係はまた違ってくる。
おっとりした弟(ブんブん)をチャキチャキ仕切る姉(ぷんぷん)。
まあたしかに、やられてるのはいつもブんブんなんだけど。
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