鬱は人生が変わるチャンス!魂のサインに気づけると転換期になる話
昨年の12月~今までの2か月ほど、かなり強烈な出来事がありました。
思えば、スタートはRAS創始者のセッションを受けてから。
「本来の自分で生きたい!」という思いで受けたセッションでした。
大きなテーマでいったら、「自分の気持ちよりも人の気持ちを優先してしまう」「尽くし癖」「ドM気質」なんかを解放してもらった感じです。
そしたら・・・
めちゃめちゃ大変なことになりました(;'∀')
ステップ1:鬱になる
まず、前に記事で書いたことがあるのですが、「いつも通っていた場所に通えなくなる」という事態になりました。
はじめは、「そこに行こうとすると体が重くなる」というレベルでしたが、
日に日に「建物に近づくほどに動悸が激しくなる、めまいがする」という段階にまでなりました。
そのころは、自分でも「どうしてそこまでなってるのか?」がわかっていませんでした。
でもまぁ、なんとなーく、「ここにはいい思い出がないからだなぁ」というのは感じていましたが・・・
(そこの人とはちょっと気が合わないというか、かなりの苦手意識がありました)
自分では、「そこまで!?」という感じでした。
そして、頑張って行こうとすれば、まだ体が言うことを聞いてくれました。
なので、頑張って行き続けていたのですが・・・
年末にはとうとう、身体が動かなくなりました。
もともと、「冬休みに入ればしばらく行かなくていいから!」と思って頑張っていたのもあったのですが、
休み中は本当に身体が動かなくなりました。
寝て、起きて、ぼーっとして。。。
身体に力が入らなくて、不安感や動機が襲ってくることもありました。
休みに入る前から、寝れない状態が続き、食欲も減っていきました。
子供がいるのに家事もほぼできず、休み中は夫がご飯を作ってくれたのがありがたかったです。
ずっと元気がなく、感情も湧きあがらず、ブラック年末年始を過ごしました(;'∀')
精神科にはかかっていませんが、「鬱」だったと思います。
思えば、「鬱」自体は人生で何度か経験したし、そのたびに気合と根性で自力回復?してなんとかしていましたが、
今回は「なんとかする」ってことができず、ただただ自分の身体の状況に身を任せるしかなかったです。
頑張れない・・・抗えない・・・
そんなんで、ただただグダーっとする日々を送っていました。
そしたら、気づくことがありました。
「ああ・・・私頑張りすぎててんだなぁ」
「本当はあの場所のあの人たちと付き合うのが嫌だったのに、すごく無理をしていたんだなぁ」
と。
「体調不良は何かのお知らせ」という話は聞いていましたが、本当に何かを教えてくれるものであることを知りました。
で!
せっかく身体が教えてくれたんだけれども、そう簡単に環境って変えられるものではありません。
お休みも明けてしまい・・・
ステップ2:休み明けも激しい拒否反応。どうしようもない
休み明けとなり、また”あの場所”に通わなくてはならなくなりました。
正月休みで少しは体調も復活しかけたものの、休み明けが近づくと体が重くなり、またどうにも動けなくなりました。
朝から体がだるく、心臓がバクバク。。。
家事をなんとか済ませるものの、出発の時間が近づくと体に力が入らなくなる。
机に突っ伏して、動けなくなる。
どうしても行かなくてはいけない。
でも、どうしても行けない。
情けない話ですが、子供たちの前なのに、
「行きたくない~!無理~!」
と泣いてしまいました💦不登校の子供の気持ちが、本当によくわかった!
子供たちは、
「ママ、そんなになるなら行かなくていいんだよ」
と言ってくれました。
実は、私が行きたくない場所は子供たちにかかわるところだったんですけどね。
私が行かないと、子供たちだって行けなくて困るはずなのに、子供たちは「お休み」を許してくれました。
しかし・・・
”その場所の人”は、お休みを許してはくれませんでした。
まぁ、それは当然かもしれません。
「子供のための場所なのに、母親の理由で行きたくない」のは、母親失格なのかもしれません。
次の日はなんとか行きましたが・・・
その翌週に、連絡なしで休んでしまったんですね。
正確にいうと、行かなければいけない日だったのに、連絡の取り間違えでお休みと思っていたんです。
そしたら、電話がかかってきてですね・・・
おそらく、これが私にとっての人生の課題であり、自分と向き合うべき山場だったと思います。
ステップ3:ガマンの限界を超えて、言い返してみたら・・・
電話の内容を要約すると、私を責め立てる内容でした。
正論?を振りかざして、そうとれることを言ってきました。(その正論は、突っ込めばコロコロと変わるし、私にとっては違和感だらけ)
以前から、そういうことをされており、私はそういうときにすぐに言い返すこともできず
(じっくり考えてから物を言いたいタイプなのと、相手が目上の存在で自分が生徒という立場の場合に素直に聞かなければいけないのかと思ってしまう)、
ぐっと耐えて聞いてしまっていたのですが・・・
そのときは、相手に対して思ったことは言ったんですよね。
相手は声を荒げていましたから、私も声を荒げて伝えました。
でもまぁ、勝ち負けでいうのであれば、電話の内容としては相手の勝ちでしょう。
9割ほど相手がしゃべりっぱなしでしたから(笑)
(喧嘩って、しゃべってた時間が長いほうが勝ちという判断になるらしいです)
しかし、私の中では、どこか一区切りした感じがしてすっきりしていました。
なにより、こうやってぶつかってみたら、ちゃんと「一緒にいたい人か?」がわかったからです。
言葉を飲み込んできたから、ちゃんとぶつかることを避けてきたから、
今まで「私が悪いのかもしれない。私が考えを改めたら相手とうまくやっていけるのかもしれない」と思っていたままだったのですが、
ぶつかったときの反応で、「これからも一緒にいたい人か?必要な人か?」ってのはわかるんだと気づきました。
先に本音をぶつけて向き合った相手である、夫や父は、本音をぶつけてからの反応で「一緒にこれからもいる人なんだ」とわかったので。
私の中で、ひとつの区切りがつきました。
ステップ4:本当の気持ちに従って動く。自分で無理そうなことは人に頼ってみた
「ああ、もう無理だなぁ」
「一緒にいる人ではないなぁ」
とわかったので、もうその場所にいかなくて済むようにしよう!と心が決まりました。
方向性は決まったものの、巻き込む人もいるものですから(家族)、その辺は迷ったけれども・・・
意外と反対もされず。。。
しかも、協力してもらえることになりました。
相談した友人が知恵を貸してくれたり、夫は手続きをしてくれたり。。。
これ以上、私に負担がかからないように配慮してくれました。
おかげで、円満というわけではありませんが、無事に”その場所”から離れることができました。
本当にありがたい!
・・・で、めでたし!めでたし!にしたいところですが。
今回の一件で大事なことをたくさん学んだので、それも続けて書いていきます。
★鬱になるほど人間関係で悩んで脱出した!そこから学んだこと、これからの人生をよりよくするためのヒントとは?★
私が、今回の経験から学んだことは・・・
【その1】ネガティブな感情が沸き起こる出来事は、なにかのお知らせである
人生。楽しいこと、楽しくないこと、悲しいことなど、いろんな感情が沸き起こる出来事が起こります。
とくにネガティブなことが起こると、それは避けてとおりたいというか、なるべく蓋をしておきたいと思ってしまいます。
私も今回の一件は、「ただ過ぎ去るのを待っていたい」という思いが最初ありましたが、
【問題と自分が感じることには、そこには信じ込みがあり、お知らせをしてくれている】
【人生は、自分の思い込みの証拠探しである】
という話を聞いていたので、「この一件にはどんな意味があるのだろう・・・?」と考えてみました。
結果、「自分を粗末に扱っていた」ということがわかりました。
言い返さない、ぐっと耐えてしまう。
それは、一見すると平和主義で、誰も傷つけていないように思われますが、
実は自分を深く傷つける行為です。
ダウンジングで体(魂)に自分の本音を聞いてみたら、私の身体は以下のことに反応しました。
「(私が)私をかばってほしかった」
「私が、私を大切にしてくれない人に逆らい、文句を言ってほしかった」
「なんでこんなことを許していたの?」
「自分を大事に、共感してくれる人とだけ付き合って」
※私の場合はこういうメッセージでしたが、似たような出来事であったとしても、人によって魂からのメッセージは違います。
その出来事がおきたとき、自分はどう思ったのか?どういう感情が沸き起こったのか?がポイントです。
ネガティブな出来事は、自分の本当の気持ちに気づくために起こることですし、「魂とズレているよ~」というお知らせでもあります。
ネガティブな感情がわく出来事が起こったら、自分の感情を掘り下げてみると、魂の叫びに気づくかもしれません。
いつか、この「掘り下げ方」についてマスターしたら、記事にしたいと思います。
ちなみに、「出来事からお知らせを読み解くワーク」をするために参考にしたものは、こちらです↓
【その2】ネガティブな出来事で課題を乗り越えたら次に進める
ネガティブな出来事は、「本当はこうしてほしいよ!」という魂からのサインだったりするわけですが、
それはなんでお知らせしてくれるか?というと、人生の課題を乗り越えてほしいからだったりするそうです。
人生で何回も同じパターンで繰り返してることってありませんか?
私の場合は、今回の一件と似たようなことが、人生で何度もありました。
私にとって、課題だったようです。
私の魂からメッセージは、
「私が、私を大切にしてくれない人に逆らい、文句を言ってほしかった」
「なんでこんなことを許していたの?」
でした。
実は、私はオラクルカードが好きで。今回の一件の間もずっと、潜在意識からメッセージをもらおうとしていました。
で!
今回の件で、相手に言い返すことができた電話の前までは、
オラクルカードで出てたメッセージは「辛抱してください」だったんです。
だけど、相手に言い返すことができた電話のあとは、
オラクルカードのメッセージは「立ち去ってください。今が去るときです」と出たんですよね。
ようは、私にとって「私を大事にしない人に逆らい、文句を言うこと」が課題であったので、
それをしたら次に進めるよ~ということだったようです。
課題を乗り越えないままでいると、また同じような出来事が、人を変えてやってくるそうです。
課題を乗り越えると、人生で繰り返してる出来事はもう現れないのだそうですよ。
【その3】鬱・体調不良は、身体のサイン。悪いことでもなんでもなくて、センサーがしっかり働いてる証拠
「鬱」というと、人によっては「怠け者」なイメージがあったりして、あんまりいいイメージはないと思います。
かくゆう私も、鬱に対していいイメージがなく・・・
過去に、原因不明の体調不良で「鬱ですね」と診断されたときは、
「私はそんなものにはならない!!」とブチ切れて帰りました(笑)
(お医者さんに直接言ったりはしなかったけれど、自力で回復すべく、運動とか食事療法とか頑張りました💦)
根性と忍耐でなんとかなるかもしれない。
また走れるかもしれない。
だけど、鬱とか体調不良って、本当に大事です。
全然悪いものじゃなくて、大事な大事な”体からのサイン”です。
私は今回の鬱で動けなくなって、はじめてわかったんですよね。
「ああ・・・、今まで私のセンサーって壊れてたんだなぁ~」って。
本来ならもっと前段階で、気づける人は気づけてるはずなんですよ。たぶん。
動けなくなる前に、「なんとなく嫌だ」「行きたくない」って、素直に気付いて、素直に自分の心に従って行動してるはずなんですよ。
それを無視し続けてきて、身体が動けなくしてまで教えてくれてる。
だからそこで、「恥ずかしい」とか「もっと頑張らなくちゃ」と思わなくていいんです。
今回、私は鬱からの復活が異様にはやかったのですが、(本を読んだらレベル的には結構やばいとこまで行ったかな。「これを買うか?買わないか?」すらわからなくなるレベルまで行きました。あとご飯は3週間食べれなかった)
それは、「鬱を認めた」からでした。
「ああ・・・頑張ってたんだね」
って認めて、自分の身体が動けない状態を認めていたら、
徐々に思考が回復し、判断できるようになっていきました。
身体のサインは大事です。
「逃げ」ではないです。
思考が回復してきたら、そこから「どんなお知らせなんだろう?」と考えてみると、人生が前に進めるかもしれません。(あくまで経験談ですが)
【その4】人を頼る、客観的な意見を聞く大事さ
私の場合、ネガティブなことがあったとしても、一人でため込んでしまうところがありました。
相手に対して違和感があったとしても、それをなかったことにしてしまうというか。。。
自分の感じた違和感よりも、相手の意見の方が正しいのかなぁ?とか思うところがありました。
また、「自分はこう感じたけど、人はそう思わないかもしれない」と思ったり。
けれど、今回の一件では、人に相談しました。
家族、友人・・・
そしたら、「いかに自分がおかしいのか?」がわかりました。
耐えすぎ。感じた違和感を信じていいのに放置。逃げなきゃいけないところで逃げてない。
他の人たちは、もっと自分の気持ちに素直に生きていたのに、
私は自分の気持ちに気づいたとしても放置、鈍感だったことがわかりました。
「なんでそれを許してるの!?」
と言われることを見逃していたようです。
自分の立たされている状況を客観的にみてもらったら、わかることってあります。
自分ってどういう人間なのか?も、人に聞いたらわかります。
また、私は今回の相手から「お前はダメなやつだ」というメッセージをたくさんいただいていたのですが、
周りに聞いたらそんなことなくて。。。
というか、聞いてないのに、その時期にはなぜか褒められたり、感謝されたりすることが続きました。(たくさんの人から)
ようは、一人に強烈に否定されたとしても、みんなどう思ってるか?はわからないよ~という話です。
そんな当たり前のことすら、元気をなくしていると気づけなかったりするので(笑)
人に自分の気持ちを正直に話したり、話を聞いてみるってことは大事なんだと思いました。
人に話して、「思い込み」ってやつをぶち壊してもらうと、
気持ちがラクになったり、突破口が見えてきたりします。
【その5】魂の望む方向に進むとスムーズに事が進む
うまくいってないときは、魂からズレてるとき。
魂の望む方向ならスムーズに事が進む。
・・・のだそうです。
私の場合、「自分を大事にしない人からは逃げる」という決意をしましたが、その後の流れは思っていたよりもずっとスムーズでした。
私以外の人もかかわるし、夫にも子供にも迷惑がかかることだと思っていたのですが、
「別にいいけど。むしろそっちの方がいい!」
「えっ?まだそこに行く気だったの?」
と言われたりして、全然迷惑ではなかったようです。
やめる連絡も夫にしてもらい、自分としてはラク。
今後のことを考えると、そんな楽観的でもいられないかもしれませんが、それもきっとなんとかなるだろう、
スムーズにいくような気配がしています。
私の場合、今回の一件の総合的な意味としては、
【自分の気持ちを大事に。自己犠牲せずに自分の気持ちに従って生きる】
を教えてくれていて、それをこれから実行していこうと思ってますので、
それで本当にスムーズにいくのか?なども人体実験して、ご報告できたらと思います^^
まとめ:「辛い」「しんどい」ことは、人生が好転するチャンス
この記事では、ここ2か月ほどの実体験での学びを書かせていただきました。
自分への備忘録でもあります(笑)
1年後、2年後に自分がこの記事をみたとき、
「こんなこともあったなぁ~」
「この出来事のおかげで・・・!」
と思えたらいいなぁと思う。
そして、とってもしんどかったからこそ、「ただでは転ばない」ぞ(笑)
学びを得て、そしてこれまでより、よりよい人生を作っていってやる!
とりあえず、今回の一件で明らかになった
【自分の気持ちを大事に。自己犠牲せずに自分の気持ちに従って生きる】
という魂の指針を頼りに、動いていきたいと思います。
なんとなーく、自分のトリセツができてきました。
今、しんどい局面にいる人。
辛い気持ちでいっぱいの人。
宇宙は、すべての人を愛していて、その人が幸せに生きるためには、どんな憎まれ役でも買うそうです。
「気づいて!」「そっちじゃないよ~!」なサインを送るために、出来事を起こしてくれるんだそうです。
そのしんどさ、辛さは、よりよい人生を送るために活かすことができます。
身体がしんどい人は、とりあえず少しでも回復するまで待って。
少しでも気力が回復してきた人は、「どうしてこの出来事が起きたのかなぁ?」と、メッセージを読み解くようにするといいと思います。
ネガティブな出来事を、これからの人生の方向づけの参考にして、
もっといい人生にシフトしていきましょー!