
友人の結婚にモヤつくワケ
はじめに
こんにちは。Siyuです。
突然ですが、あなたが昔から仲良くしている友人から結婚報告を受けたとき、あなたはどんな心境でしたか?
もう10年以上の付き合いがあるような友人です。
そういった経験がない場合は想像してみてください。
もちろん、おめでとうと言いたい。
でも、なぜか少しモヤモヤする。
少なくとも私はそんな感じでした。
他人の幸せとの向き合い方
25歳前後、周りの結婚ラッシュが凄かった。
自分は独身の新卒社会人。
社会に出るのが少し遅れたこともあって、周りが随分大人に見えた。
結婚願望はなかったが、友人の幸せそうな報告を聞くと、「羨ましいな」と思う気持ちもちょっぴり。
古くからの友人であればあるほど心境は複雑で、まだそこまで付き合いが深くない人ほど「おめでたい」と素直に思えた記憶がある。
その複雑な心境とはこんな感じだ。
遠くへ行ってしまうような寂しさ
結婚は人生における大イベントだ。
誰かと籍を入れるということは、誰かと人生を共にするということだから、
自分さえ良ければいい、とはいかない。
そういった人生の選択を決断した人を、「次のフェーズに行ったんだな」という気持ちで見ている。
これまでと変わらないよ、と言うけども随分大人に見えるし、きっと価値観も変わっていくし、友達同士で遊ぶよりも家庭の方が大事になっていくのだろう
と思うと、たとえいつでも連絡が取れるような仲でも、遠くへ行ってしまうような寂しさがある。
嫉妬なのかもしれない
これは少し特殊なのかもしれないが、嫉妬心に近い不思議な気持ちを抱くことがある。
性別は関係ない。
長い間人間関係を続けてきた友人が、まだ会って間もない恋人と人生を共にする
と聞くと、自分の方がこいつのことわかってるはずなのにな、という自分が出てくるのだ。
我ながら傲慢過ぎて呆れるが、思ってしまうものは仕方ない。
どうして言ってくれないのか
また、事後報告のようにサラッと言われるケースもある。
その場合、「何で言ってくれなかったんだ…!」
という気持ちになる。
報告されれば寂しいし、言われなければそれはそれで寂しいし、なんて面倒くさい人間なんだろう。
自分はどう生きるか
もちろん、結婚が幸せとは限らないかもしれない。
独身で生きていくことも、子供を持たないことも個人の自由だ。
他人の幸せに合わせるのではなく、自分なりの幸せとは何か?を考える必要がある。
結局、自分はどうしたいの?を考える他ないのだが、友人や周りの人の幸せとの向き合い方を考える時期があった。
------------------------
その中で生まれたのが、この曲です。
この曲を聞いた人が、自分自身の心になにか気付きがあれば嬉しいです。