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【年収X00万円UP】コロナ禍での転職やってみた
1. はじめに
こんにちは、ネコイです。
先日、私はコロナ真っ盛りの時に転職しました。新卒で入社してから3年半くらいのタイミングでした。転職自体は今回が初めてであるのと、コロナ禍で不安定な経済ということもありなかなか不安もあったけれど、改めて振り返って見れば転職をして良かったと思っており、とても良い経験になりました。
転職をして3か月が過ぎ、少し落ち着いてきたので本記事では主に下記について共有できたらと思い投稿することにいたました。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただき、少しでも皆様にとって有益なものとなったら幸いです。
<本記事で書きたいこと>
転職活動全般の活動記録
転職活動時に感じた注意点やそこから得たノウハウ
転職活動中に考えていたことや今後について
2. 本記事を書いた背景と目的
2020年の年明け頃からコロナが始まり、もう2年ほどが過ぎました。コロナという言葉を聞かない日はないほど、世界中に蔓延してしまい未だに収束が見えません。生活や働き方も大きくかわり、家にいる時間が増えてテレワークを加速させることになりました。それに伴い、自身の働き方を見つめ直す機会も増え、コロナによって働き方や仕事に対する考え方が少なからず変わった方がいたのではないでしょうか?
ある調査によるとなんと「8割」の人が転職を考えたそうです。こんなに転職を考える人がいたとは驚愕です。しかしながら、実際に転職した人は「1割」という結果だそうです。
この結果は、コロナになり改めて自身の仕事やキャリアパスを考えるきっかけになった人が多くいる一方で、転職は人生の中でも重要な選択であり、不安で実際に転職まで踏み切れないといった実情があるからと思います。
ただ、結論を言ってしまうと私の場合は転職して「非常に良かった」です。良かった理由として、前職で抱えていた仕事に対するモヤモヤ感を解消でき、自分のやりたいことができるようになったのもあります。が、やはり一番大きな理由としては金銭的なところで、年収は大幅アップしてなんと前職から「300万アップ」しました。給料はその人の働きに対する対価なので、サラリーマンとして働いている限り給料に焦点がいくのは至極当然です。ですので、転職時には年収にもこだわっていくべきです。
そこで、自分なりに考えた転職時に年収を上げられた理由や、コロナ禍において転職した私自身の経験を赤裸々に私自身の言葉で共有させて頂き、何か参考にしていただくことがあればと思い執筆しました。
転職活動に至った経緯や転職活動中に思ったこと、転職活動を終えての感想などを「本音」で語ります。ぶっちゃけ話もあるので、もしかしたら「転職って意外とそんなに重く考える必要はないのだな」と思っていただけるかもしれません。
※転職を「甘く見る」ということではありません。そこまで身構える必要はないということです。
本記事を読んでみて転職する/しないにしても何かしらの良い影響があれば嬉しい限りです。(絶対に転職すべきとも思わないですし、転職して悪い方向にいく可能性もあるので)
本記事は下記のような方を対象に書きました。ご興味があれば読んで頂ければ幸いです。
<想定した閲覧対象者>
コロナ禍で働き方や仕事に対する考え方が少なからず変わって、キャリアパスについて考えるようになった
転職を考えているが不安で動き出せないでいる
転職を考えているが、転職活動の仕方がわからない
すぐに転職することを考えていないが、転職に興味がある
自分の中でくすぶっているものがあり、何かのきっかけを探している
現在大学生で就職活動中(新卒で入る会社選びの判断基準にもなるかと。私も大学の頃に同じ就活生の言葉よりも、社会人の言葉をもっと聞いていればなと思うことがあります)
3. 自己紹介
まずは私自身がどのような人間か知っていただくために自己紹介します。転職する上でその人がどのような人物で、どのような学歴/職歴があるかはやはり重要です。
<筆者のスペック>
性別:男
年齢:アラサー
学歴:私大理系
新卒で入社した企業:IT系のいわゆるJTC
担当業務:サービス企画(実態としては何でも屋という感じ)
年収:転職前600万円
年収についてですが、正直、年次にも関わらず十分すぎるほどもらえていたと思っており、日系大手なので普通にこのまま定年まで働くことで、安泰した人生の選択もすることも出来たと思っています。ですが、それを投げ捨てでも、転職に踏み切った理由(H×Hのゴンさんのように「もうこれで終わってもいい」とまでは思っていません笑)について次の章で深堀っていきます。
ちなみにですが、新卒で入社した前職について、良かったこと/悪かったことを下記で赤裸々に語っていますので、お時間あればぜひご覧ください。
4. 転職に至った経緯
ここでは転職に至った経緯について触れていきます。転職を考える理由は人によって様々ですが、例えば下記があるかと思います。
<あるあるな転職理由>
今の仕事は忙しくて、プライベートや家族との時間を確保できない
パワハラなどがあり、職場環境が悪い
上司とそりが合わない
単純に仕事がつまらない
スキルが身につかなくて将来が不安
給料が安い
昇給ペースが遅い
私の場合は下記になります。
<筆者の転職理由>
コロナなど世の中が大きく変わることも考え、会社に依存せずどのような会社でも活躍できるようなスキルを身につけたい
あまり働かなくても給料はもらえてしまう環境に甘んじていた自分を変えたかった
昇給ペースが遅かったため、早く年収をあげたい
組織や人事制度に不満があった
単純に仕事に飽きた
一個一個の中身をさらに深堀っていきましょう。
コロナなど世の中が大きく変わることも考え、会社に依存せず他の会社でも活躍できようなスキルを身につけたい
あまり働かなくても給料はもらえてしまう環境に甘んじていた自分を変えたかった
日系大企業あるあるかもしれませんが、一度新卒で企業に入ってしまえばほぼ安泰で、あまり働かなくても給料が普通にもらえます(やる気ある人がカバーしてくれている)。コロナ禍でテレワークになると、働く人にはより仕事が集中し、働かない人には仕事が遠のいていき「働かないおじさん」が浮き彫りになったと思います。
かく言う私も、業務にも慣れ「これくらいの仕事をしていればいいのね」が分かってしまい、テレワークでさらに堕落していました。
こんな状態は私だけではなく、入社当時に切磋琢磨していた同期も「テレワーク中にNetflix見ていた」、「昼寝3時間した」「始業開始直前にPCをログオンして2度寝した」など「サボった自慢大会」が開催されていました。
このままだとゆくゆくは私も「働かないおじさん」になってしまうことは目に見えており危機感を抱きました。
ただ、大きな会社なので倒産しないと思われますし、その会社でしか通用しないですがぶっちゃけそんなに働かなくても給料もらえるならそれもそれで正直ありだとも思っていました(むしろ最高?)。
しかし、私の中にまだ僅かに残っている野心みたいなものが「本当にそれでよいのか?後悔しないか?」と私に問いかけてくれました。自身の性格からしていつかきっと後悔するだろうなと思い、会社に依存しないような市場価値の高い人材になるために転職を決意しました。
昇給ペースが遅かったため、早く年収をあげたい
大きな会社なので十分に給料をもらえていましたが、大学時代の同期の中には私よりも遥かに年収が高い人もいて、単純に自分ももっと上を目指せるのではないかと思いました。(ただ、上には上がいますし、きりがないのである程度のところで満足し、他人と比較しなくなれればなと思っています。また、こちらのように年収800万円以上から幸福度は横ばいになるらしいです)
組織や人事制度に不満があった
多くの日系企業で下記のような組織や人事制度だと思います。
組織は年功序列であり、若手は基本的に裁量がなく社内調整業務が多い
最近は有益な若手が上に上がれるような仕組みを会社として謳っているものの、40~50歳位の上の層が詰まっていて、実態として若手は上に上がりにくい
部署によって良い評価をつけられる人数があらかじめ決まっており、あまり頑張っていない先輩社員でも年次的に昇進させるタイミングになったら良い評価をつけて昇進させ、頑張っている後輩でもあまり良い評価をもらえない。結果として、基本的には年功序列になっている
頑張っている人とそうでない人で給料にそこまで差がない
出世するのに優秀かどうかはマストではなく、声の大きい人が部長や本部長、役員になる傾向がある(声が大きいというのも実力とは思いますが)
もちろん優秀な若手は仕事を任せてもらえて出世も早いですし、偉い役職の人たちにも優秀な人はたくさんいます。ただ、現状からして単純に仕事ができる人よりも、声が大きくて社内政治の上手い人が昇進しているように見えていました(ある意味それも能力ですが)。
組織や人事制度に不満があるのは自分に能力がなかっただけかもしれませんが、それを客観的に確かめる意味でも一回外に出たいと考えました。
単純に仕事に飽きた
おそらく同じ会社で同じような業務を3年もすれば「飽きてしまう」方が少なからずいるのではないかと思います。会社からすれば仕事に慣れてしっかりと業務をこなせるだけでそれなりに重宝される人材かもしれませんが、4年目に入ったくらいで自身の中の成長スピードがガクンと下がった気がしていました。勉強もせず、特にキャッチアップもしなくても仕事が及第点レベルで出来てしまう時点で、入社した時のような必死に頑張ろうという気持ちが無くなってしまいました。「飽き」というのは成長を妨げる大きな要因なので、なんとかして状況を変えたかったです。
私の転職に至った理由をつらつらと書きましたが、これらの理由を見て「なんだ、全然普通じゃん」と思ったのではないでしょうか?
そうです、それくらい転職を考える理由というのは大それたものである必要はないのです。(転職する/しないは別として、転職を考えるだけならいつでも誰にでもできます)
日本人は終身雇用が当たり前で「新卒で入った会社で定年まで働く」「嫌な仕事でも我慢し、会社に忠誠を尽くす」のが「普通」だったと思います。
一方で、アメリカなどは「5年に1度」は転職します。キャリアや年収アップを目指し、よりよい環境を求めて転職します(もちろん会社に忠誠心がないわけではなく、働いている期間はその会社への忠誠心はあると思います)。
転職したい理由は人それぞれで、理由なんて正直「なんだっていい」と思います。
私は「贅沢な」転職理由と自覚していますが、長時間労働やパワハラで精神的に追い込まれていたら、転職すべきと思います。やっぱり自分自身の身体が一番大事なので。
ただ、転職で企業との面接の際に「転職理由」をたいてい聞かれますが、馬鹿正直に「年収を上げるため」と回答するのは悪手です。本音と建前は使い分ける必要があり、このあたりのテクニックについてはまた別の機会に書きたいと思います。
繰り返しになりますが、転職をする理由に大義名分は必要なく、転職したいという気持ちさえあればそれでよいと思います。(面接の際は理由を言語化する必要ありますが)明確に言語化できていなくても、自身の中で潜在的に何か思うものがあれば、それは大事な気持ちなので丁寧に耳を傾けて聞いてあげてください。
転職したいと思う直感があったとして、直観というのはその場の一時の感情と思われがちですが、これまでの数十年の人生の中で培われた感覚によって導かれたのが「直観」であるため、私は重要視しています。
ここまでで、転職に興味がある方は引継ぎ閲覧して頂ければ幸いです。また、今すぐに転職を考えていなくても「転職する選択肢を持つ」ことは非常に重要で、いざという時に転職できるようにしておけば、心のゆとりができます。いつでも転職できる人は思い切った発言や行動ができるようになるので、転職しなかったとしても現職で高いパフォーマンスを発揮できます。転職する/しないに関わらず、転職活動をすること自体は「リスクなく無料」でできて、転職サイトに登録だけでもしておけば勝手に外部から求人情報が入っても来るので、市場動向やニーズを把握するという意味でも有益です。
さて、話を戻しますが、次からは具体的な転職の仕方について記載していきます。
5. 転職の進め方
ここでは転職の進め方についてスケジュール感含めて記載します。転職の仕方についてはいくつか方法があり、私が実際に行ったザックリとした進め方は以下の通りですが、本記事の本題とはずれてしまうので、詳細は下記の記事をご覧ください。
<転職の進め方と目安期間>
転職サイトに登録:1日
エージェントの方と面談しつつ、企業や情報収集や市場調査:3週間
応募する企業の選定およびエントリー準備(履歴書、職務経歴書の作成):2週間
応募する企業へのエントリー:1日
面接対策、Webテスト対策、適性検査対策:3,4週間
Webテスト、面接:1か月
内々定とオファーレター:1週間
現職の退職準備:2週間
現職の退職:1日
転職先への入社準備:2週間
計:3~4か月ほど
※平行して行っているものがあります(②と③、⑤と⑥など)
※進め方はあくまで一例に過ぎないので、ご参考までに。
6. 年収アップのコツ
私が転職活動時に応募した企業や面接時に聞かれた質問など、選考に関わる具体的なところは下記の記事でご紹介させていただきますが、結果としては7社受けて内々定を2社からいただけました。そして、年収は「300万円アップ」で転職できました。
ここで気になる年収アップのコツですが、いろいろありますが大きなところでは下記3点と考えています。
<具体的な年収アップのコツ>
(当たり前ですが)年収が高い業界や企業、職位を選ぶ
良いエージェントと転職活動を進める
内々定をいただけた企業間で競わせる
それでは、各項目について深堀っていきましょう。
(当たり前ですが)年収が高い業界や企業、職位を選ぶ
物凄く当たり前ですが、年収が高い業界を選ぶことはとても重要で、具体的にはメーカー、金融、総合商社、コンサル、IT・通信などです。ニーズがあるが供給が追いつかない(働く人が足りていない)上記業界は年収が高い傾向にあります。
また、こちらも言わずもがなですが、同じ業界内でも企業によって年収は大きく異なるのでどの企業を受けるかも重要です。また、一般的に日系よりも外資系の方が年収は高いので、外資系に対して変な偏見がなく、年収をあげたいならば外資系を狙った方が良いです。
一方、以外と見落としがちなのが「職位」です。同じ企業内でも課長と部長によって年収が異なるので、どの職位(ポジション)で転職するかは重要です。年収をあげるならなるべく上のポジションを狙うべきです。
ただ、若手のうちにそのポジションレベルに至っていないのに、転職時に背伸びをすると転職後に不幸なことになります。なので、同じポジションでも年収に幅があるので、個人的には「ポジションは現状維持程度にしておいて、そのポジション内の最高年収で入る」のが良いと考えています。ただ、同じポジションでもどのレベルが求められるかは企業によって異なるので、応募先企業の応募したいポジションで求められているレベルを事前に理解することが大切です。
良いエージェントと転職活動を進める
これは年収をあげる以外でも物凄く大事です。私は今回が初めての転職だったので、そもそも「エージェントって何?」というところからでしたが、エージェントの良し悪しによって転職活動の5割は決まる気がします。それくらい大事です。
まず、転職エージェントというのは転職希望者と転職募集企業の間に入り、両者をアッチングされる仲介業者みたいなものです。転職希望者はできるだけ条件が良い会社に転職したく、転職募集企業はできるだけ優秀な人材をコストかけずに採用したいと考えているので、その両者の要望を突き合わせてWin-Winにさせるのがエージェントです。
ただ、実態としてはエージェントからすると転職者がどこの企業に転職しようがあまり関係なくて「なるべくリソースやコスト、時間をかけずにたくさんの人を転職させたい」というのが本音かと思います(中には本当に親身になってくれる人もいます)。と、いうのもビジネスモデルを考えるとわかりますが、転職先の企業が転職者に提示した年収の3割くらいが、転職先の企業からエージェントの属する会社に支払われます(例:転職先の企業が転職者に年収1,000万円のオファーを出した場合、転職者を紹介してくれたエージェント会社に300万円を紹介料として支払う)。ただし、転職者が転職先を3か月以内に辞めた場合、紹介料の半分を返金するそうです。
エージェント会社が売上をあげた社員であるエージェントに対して、3割のうちさらにいくら給料として支払うかわかりませんが、構造としては上記のようになっています。
なので、エージェントは一人の転職希望者に対して時間をかけて提示年収が高い企業へ転職させるよりも、多少提示年収が低くても短い期間で複数人転職させる方が売上になるのです。
私の転職活動の時に実際にそういったガツガツしたエージェントがいました(しかも複数人)。私は転職するかどうかも少し迷っていたので、時間をかけてまずは応募したい業界のことやその業界にどのような企業があるかエージェントから聞きたいと思っていました。しかし、そのエージェントは自分が抱えていて、かつ私があまり準備せずとも受かりそうな募集案件に、しかも最悪なことに勝手にエントリーしていました。エントリーしてしまうと基本的には取り消せないのですが、まだ全然準備もできていなくエントリー依頼すらしていないのに勝手にエントリーされていたことがわかり、さすがに他のエージェントに切り替えました(後日、別のエージェント経由での応募に切り替えられました)。
調べてみると、こういったエージェントは結構いるらしいので本当に気を付けた方がいいです。転職しようか迷っている人、または現職がブラック過ぎてすぐにでも転職したいような人に対して、このようなエージェントは転職希望者のキャリアパスなんか考えていなく、早く受かりそうな企業を紹介してきます。結果として転職希望者は年収アップの機会を失うことになります。なので、転職活動は本当に良いエージェントと連携して進めることがとてつもなく重要なのです。この辺りのノウハウについては下記に記載していますのでご参照頂ければ幸いです。
内々定をいただけた企業間で競わせる
これは最終的に私の転職活動を支援してくださることになったエージェントの受け売りですが、内々定を出した企業間で競わせることが重要です。基本的に年収交渉はエージェントがしてくれるのですが、エージェントが応募先の企業に対して「もう一社はこれくらいの年収でオファーを出しているが、御社が提示してくれる年収をアップしてくれたら、もう一社の方には行かずに御社に行こうと内定者が考えている」といったように、内々定を出した企業と交渉して、企業間で競わせることで年収をあげることができます。
ただ、これはなかなか難しいようで、理由としては下記2点です。
内々定が出るタイミングをそろえなければならない
複数社間で競わせるためには、内々定が出るタイミングをそろえる必要があります。企業によって、最終面接を受けてから内々定を出すタイミング(早ければその場や当日、通常は数日後)と、内々定を受け取ってから転職者が返事をしなければならないタイミング(基本的には受け取ってから5営業日以内)が異なるので、応募先企業のこれらの情報をエージェントが把握していなければならないのです。なので、この辺りはエージェントが持っている情報量がとても大事になってきます。
競わせすぎると、内々定を取り消される可能性がある
これはあまりにも競わせすぎると、「そんなに高い年収は出せないから、この内定者はうちにはいらない」となって、内々定を取り消されることもあるそうです。なので、ここも駆け引きをするエージェントの力量が試されます。
私は、これら「年収アップのコツ」の3点で600万円から900万円へ大幅な年収アップを成功させました。これは再現性があると個人的には思っているので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
7. 転職活動時の注意点
ここでは、転職活動をするときに注意すべきことについて記載します。この辺のノウハウが書かれている記事はあまり見かけなく、一番言いたかったのは実はここかもしれないと思うくらい重要なことで、書いていたら勢い余ってかなり長文になってしまいました。なので、大変心苦しいですが下記の別記事にしました。ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
8. まとめ
ここまで閲覧いただきありがとうございました。私の転職時に思ったことやちょっとしたノウハウを投稿させていただきました。
本記事をご覧いただき「転職って意外とそんなに重く考える必要はないのだな」とか「転職活動するだけなら無料だし、誰にも迷惑かからないから転職サイトに登録してみよう」といったように、転職する/しないに関わらず何かしらの良い影響があれば嬉しい限りです。
私は転職してすぐにこの記事を投稿しようかとも思いましたが、転職して3か月くらい経たないと転職の成功/失敗の判断がつかないと考えいったん保留しました。また、転職してすぐは客観的に自身の転職活動を振り返ることができず、少し経ったら転職活動時に思ったことや周りの人に伝えたかったことが変わるかもしれないと考えました。3か月が経って、再度振り返ってみましたが、3か月前と大幅な差異はないと判断し、このタイミングで投稿することにしました。
今のところ自分がやりたかったことや希望していた環境で働けているので転職して良かったと思っています。そのように思うことができているのは、転職活動時に自身について悩み、考え、思考の整理をし、納得感のある状態で転職活動ができたからです。
ただ、実は今でも転職サイトには登録しており、定期的に求人情報を見ています。理由としては、今回の転職を通して「会社に依存しない」がメンタル的にはできるようになったので(スキル的にはまだまだ足りないと思っていますが)、今後は「ジョブ型」の考え方で面白そうな仕事があればどんどん挑戦したいと考えているためです。ここでいう「ジョブ型」とは、どの企業で働くかではなくどのような業務内容かといったジョブをベースにした考え方です。
会社は雇用条件を提示し、その条件に対して合意した人が社員として働き、合意できない場合は他の会社を探せば良いだけです。個人的には、本来、会社と社員はこれくらいフラットで対応な関係であるべきと思っています。
私は良い意味で会社に固執・執着しなくなったため、もっと面白そうな仕事やもっと条件が良い仕事があれば、タイミングを見て他の会社に転職したいと考えています。そのためにも、今後は職務経歴の棚卸しを3か月に1度くらいして自身の強みや今後どうしていきたいか考え、その条件にマッチするジョブにどんどん挑戦していたいと思っています(ただし、転職してすぐに転職すると「この人はすぐに会社を辞める」と思われてしまい、キャリアパスが壊れる可能性があるので注意が必要)。
今後も自身のキャリアに対して現状維持で満足せず、さらにより良い人生になるように、自身の声を忠実に拾い上げて実行していきたいと思います。
と、ここまでつらつらと思ったことを書いてきましたが、本記事をご覧いただき「ふむふむ、転職時に年収アップさせるにはネコイが言った通りのことを実践すればいいのだな」と思った方は要注意です!!! エージェントのカモにされます!!! もしかしたら、私が噓を言っているかもしれませんよ?(個人的には正しいだろうと思っていて、なるべく汎用性があり、再現性がある内容にしたつもりですが)
転職は「冷静に情報を集め分析する」ことが非常に重要です。ある情報が正しそうに見えても、実は間違っていることなんていくらでもあります。記事を書いている方としては意図的に間違ったことを書こうとしているのではなく、個人的な体験を元に主観でしか書けないので、他の方からしたら間違った内容となってしまうことが多いにあります。
ですので、ある情報が(自分にとって)本当に正しいのか、その確からしさを他の情報と比較して確認してください。「調べきる」なんてことはないですが、できるだけ情報を集めるようにしてください。自分にとって最善の選択をするにはどうすればよいのか、たくさんの情報を集め、自分なりの仮説を立ててから慎重に丁寧に転職活動するようにしてください。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも皆様にとって有益なものとなったら幸いです。
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