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2021年2月(2年生)①

2月1日(のこり36日)

今日から五味太郎さんの読み聞かせ(通算155冊目)開始。本当は、大人が読むエッセイや評論なども面白いけれど、それはまたいつか。モンゴルについてのお話と、馬頭琴の演奏を聴く。やはり、ホンモノはいい。本当はもっと、いろいろな講師を呼んでプロの話、プロの演技、プロの心を感じたかったなぁ。早く、そういう日々に戻りますように。片付けをしたり、講師の先生とお話をしている間にすっかり遅くなってしまい、教室に上がったのが12時40分頃。他のクラスの先生のお手伝いもあったことだろうが、粛々と「いただきます」が出来ていて、安心。3年生も、そういうクラスに、そういう学年になっていってほしい。あと、35日。2月入ったところで・・・さっそく栽培委員の6年生が廊下掲示物を作ってきていた!そのままレイアウトも全てお任せ。素晴らしい仕事の内容と速さ。6年生とはいえ、ここまでできる「意欲」は、勝手に現れるものではなく、やはり教師が気付き、認め、引き出すことも大切なのだなぁと改めて学ばせてもらう。2年生も2年生なりに活躍できる場を作ってやらねば。

今日の読み聞かせ:五味太郎「おまたせしました」(絵本館)、大塚勇三(再話)・赤羽末吉(絵)「スーホの白い馬」(福音館書店)

 

2月2日(のこり35日)

「くばるもの」は、SKとAYであっという間になくなる。担任のヒヤシンスもだいぶ花が咲いてきた。同じ種類の球根でも、ひとつひとつ、成長の早い・遅いがあるのだなぁとしみじみ。4時間目の道徳は「正直」について。まとめとして「怒られるから正直に言う」のではなく「自分の価値を下げないように正直に言う」という考えができるといいな、ということを2年生の言葉で伝える。5時間目はパソコンを使っての算数ドリル。九九50問でひとつも間違えなかったのはAYだけ。1問間違いはともかさん。これから何度かやっていくので、たし算・ひき算・九九、漢字など確実に身につけて3年生に上がりたい。

今日の読み聞かせ:五味太郎「いっぽんばしわたる」(絵本館)

 

2月3日(のこり34日)

最近、ちょっとしたケガや忘れ物が多い気がする。クラス全体としては落ち着いているとは思うのだが、子どもたち何かにソワソワしているのかしら。年度末というのは、無意識にそうなるものではあるが、もう!?今日もパソコン算数。「たし算・ひき算」の計算25問ではKMだけ100点!おぉ。だいぶ少なくなってきた休み時間に配ってくれる子たち。最近、男子の成長が著しい。男の子ってやつは、急に来るのです。そこが、おもしろい。低空飛行の間にパワーを貯めて貯めて貯めているのです。ただただ飛んでいるわけではないのです。そのタイミングは人それぞれ。それでよいのです。STが給食準備中に近づいてきた。そして、耳元で、小声で、内緒話をしてくれた。以下、その会話。「ねぇ、先生。地面の下から宝物が出てくる昔ばなしあるでしょ?」「うん、ありますねぇ。ここほれわんわん!とか」「おいらね、地面ほってみたら、ほんとに宝が出てきたんだよ」「えっ!どんな宝?」「すっごい小さいんだけどキラキラしてるやつ」「おーいいですねぇ。犬に教えてもらったの?」「いや、自分でほった」「どこで」「公園で!」「そうかーもっとほったら「じめんのしたにはなにがある」みたいに、地底人の基地が出てくるかもね」「えー!」・・・このあと、ひとしきり、地面の下がどうなっているか語り合った私たち。ふだん、給食準備中は座るもんだと指導しているが、内緒話を打ち明けてくれたので、良し。すてきな時間をありがとう。

今日の読み聞かせ:五味太郎「さる・るるる」(絵本館)

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