見出し画像

〔雑記帳〕政治家のスキャンダルって……

(注)これはあくまでも、素人の個人的感想です。言いたい放題言っているだけなので、不愉快に思われる方は、途中でも読むのを止めてくだるようお願いいたします。


国民民主党の玉木氏が、不倫が明るみに出て謝罪会見をしていた。最初に断っておくが、私はこの政党の支持者ではないし、玉木氏に何かを期待しているわけでもない。また、不倫は当然悪いことだと思うし、彼を信頼していたご家族にとっては、到底許せることでは無いことも理解している。


だが、私は彼の家族では無い。ただの部外者である。そんな私だから、玉木氏に愛人がいたことについての感想は「ふーん」である。それ以上でもそれ以下でもない。私が政治家に求めるのは、良き夫、良き父親であることよりも、良き政治家であることなのだ。


極論を言えば、清廉潔白で無能な政治家よりも、不倫をしても有能な政治家の方が、他人の私にとっては良いと思っている。だから政治家の不倫などのスキャンダルには、さほど興味がない。とは言っても、合意のない女性を無理矢理、というのは吐き気がするほど嫌だ。私が「ふーん」で済ませてしまうのは、あくまでも合意の上での不倫だけ。
そして、これは個人的なスキャンダルではあるが、国家機密を漏らしたとか、裏金欲しさに政策を都合よく捻じ曲げたとか、国家や国民に多大な損害をもたらすようなスキャンダルではない。そんな些末なものだから、私は興味が無いのだ。


玉木氏のご家族は、烈火の如く怒っているかも知れない。更に、裏切られた怒りと、それをこんな形でさらされた恥ずかしさで、玉木氏を責め立てているかも知れないが、それは当たり前だと思う。なぜなら、彼らは家族だから。むしろ家族にとっては、個人的なスキャンダルの方が許せないのではないだろうか。その結果、再構築を選んでも、離婚を選んでも、それに対して私たちが口を挟むべきではないとも思う。


そう、こんな個人的なスキャンダルに関しては、こうして家族や身内が叱り飛ばすべきものだ。私たちがこぞって叩くのには大いに違和感がある。私たちが政治家を叩くのは、私利私欲に走って国民に損害をもたらした時や、外交の失敗で国家に損害があった時、国民の希望とは大きくかけ離れた愚策で国内を混乱させた時などで良いのではないだろうか。


まあ、不倫はするわ、その上仕事はできないわ、という政治家には、見るのも嫌だからサッサと退陣していただきたいものだが。そうなると何人ぐらいの政治家が残るのか……なんて想像したりして、一人でゲンナリしてしまった。政治家に真っ当に働いてもらうのは、清廉潔白を求めることよりも難しいのかも知れない。

(おわり)


いいなと思ったら応援しよう!