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双子のベニバナヤマシャクヤク

ひとつのタネから2つの芽(茎、上胚軸)が出ています。でも脇から見てみると胚軸(根)は1本です。鉢上げする際に写真を撮りました。

双子2

ベニバナヤマシャクヤク(ヤマシャクヤク)もドングリと同じような発芽形式です。果皮の下には2枚の子葉が隠れており展くことはありません。その2枚の子葉の間から上胚軸が伸びてきます。

 写真を見る限り子葉の根元から2本の茎が出ていますね。実はシャクヤクの実生でこのような例を見たことがあります。ただシャクヤクの場合は一方のみが成長し、もう片方は大きくなりませんでした。なのでこの場合は、2枚目の葉が枝分かれで生じたものの成長しなかっただけだと理解していました。ヤマシャクも2年目以降に葉が2枚ついても大きくならないことがままあります。でこちらはどちらも同じ程度に成長して珍しいですね。

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