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ヤマシャクヤクとベニバナ~の成長比較

 タイトルの写真は最近の実生3年目のヤマシャクヤクです。ベニバナとはっきりさせるために詳しく書くと、2018年に(初めて)本葉が展いた個体です。2017年産の種になります。次の記事で拡大した写真で示したいと思いますが、茎の1本はほとんど成長していませんが3つもありました。またもう来年の新芽がまた3つもできています。

ベニバナヤマシャクヤク

 こちらはベニバナヤマシャクヤク。背景のブロックで大きさが比較できると思います。ちなみにヤマシャクヤクとベニバナ(左)のスリット鉢はサイズが異なり、各々CSM-150とCSM-180を使っています。

 右が実生2年目、2019年に(地上に初めて)本葉が展いた個体、左が実生4年目、2017年に(地上に初めて)本葉が展いた個体です。ただヤマシャクヤクと違って発芽に一年余分にかかります。種だと2017年と2015年産になりますね。咲くまで本当に気長です。写真のように4年目のベニバナヤマシャクヤクも1本立ちでした。

 自生地でみるとベニバナヤマシャクヤクの開花株は株立ちしていることが多いように思います。一方、ヤマシャクヤクは株立ちせず1本立ちが多いように思っていたのですが、手持ちのヤマシャクヤクは3鉢とも2年目の秋に新芽が3つできていました。1つにだけ栄養を集中していたら十分開花できそうな気もするのですがね。肥料を与えるせい(自生下より栄養状態が良いから)なのかこういった性質なのか?なかなか自生地に行くこともないのではっきりできずにいます。

 ベニバナは4年目にグンと大きくなりました。立派な本葉が3枚つき4葉目もほとんど成長していませんがついてます。この個体の3年目の大きさも右の鉢のものより気持ち大きい程度でした。茎がひとつなので栄養を集中させたからだと思っています。来年花がつくのではと期待しています。でも仮についても綺麗に咲くのは早くて再来年でしょうね。

 

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