見出し画像

「アンドロメダ病原体」(マイクル・クライトン)

  • 書籍名:「アンドロメダ病原体」(「The Andromeda Strain」)

  • 著者:マイクル・クライトン (Michael Crichton)

  • ネコデコ価格:200円

  • 棚主ID:2350

書籍に挟んだ解説文

地球上層大気を採取した無人人工衛星が、アメリカの片田舎に帰還。その直後、衛星を勝手に回収した村の人々はほぼ全滅してしまう。生存者は、乳児とアル中老人の2人だけ。

宇宙からの脅威に対抗すべく集められたワイルドファイア・チームが、極秘研究施設で病原体の謎に迫る。

「ジュラシック・パーク」「ER」などで知られるマイクル・クライトンが、同名義で初めて出した出世作。医学博士でもあるクライトンによる、緻密な描写が素晴らしい。

初めて読んだときは、実話でないかとビビった

中学生くらいのころ、たまたまテレビで見かけた映画版「アンドロメダ…」で存在を知った。映画版は途中からチラッと見た程度なので、余計に興味を持ったのかもしれない。

とにかく、リアリティを追求したような描写で、医学的な専門用語やそれらしい画像、軍の暗号文や機密情報などが挿入されていて、これは本当に起きたことだったのでは、と思ったほど。未知の脅威に人間はどう対応するのかの、見事なシミュレーションになっている。

僕が見かけた昔の映画版は出来が良かったようなので、一度きちんと見てみたい。映像メディアの入手は困難かと思いきや、Amazon.co.jpで検索したらあっさりいくつも出てきた。しかも安い。種類がイロイロあるのだけど、どれがいいのだろう。

いいなと思ったら応援しよう!