「人」という字の成り立ちを考えてみた
「人という字は、人と人が支えあって出来ている」
こんな言葉を聞いたことはありますか? ありますよね。良い言葉ですよね。
でも、実際には「人」という字は人と人が支えあっているのではなく、横向きに立っている人の象形文字だといわれています。
最初の言葉を信じていた友人が、実際の成り立ちを知っている友人にバカにされているのを見たことがあります。
小学1年生で習う漢字の成り立ちも知らねーのかよと。
でも私、思うんです。
「横向きで立っている」より「人と人が支えあっている」の方が綺麗だと思うんです。手書きで書くと上の人が下の人にもたれかかっているようになってしまいますが、そんなのは関係ありません。美談こそ採用すべきなのです!
パッとしない成り立ちより、こういう美談の方が良いじゃないですか。嘘も方便と言いますしね。
例えばあなたが企業の面接を受ける時、面接官に「なんでうちを志望してくださったんですか?」って聞かれるじゃないですか。
それに対して「お前の会社は近いし金払いが良いからです」なんて言わないはずなんですよね。
多分あなたは「御社の×××な社風とバキューン! と、あは〜ん♡ に惹かれて志望しました」とか、それっぽい言葉を言うと思うんですよね。
理由も成り立ちも由来も、嘘の美談に変えてしまえばいいんです。それでまかり通る世の中なのですから。
ちなみに私の名前である「七宝」は、単純に「かっこいいから」という理由で名乗り始めたものです。
でも、活動しているうちに「これ、しっぽって読ませて猫キャラになったほうがいいな」と思ったんですよ。今ではこっちを本当の由来として自己紹介しています。
後から由来を変えても別段怒る人はいません。それは私の周りにそれほど人がいなかったからとか、良い人ばかりだったからとか、いろんな理由があると思うんですけど、「人」の成り立ちが支えあいに変わったところで誰も怒らないと思うんですよね。
なので、私も考えました。
人という字は、「ω」の真ん中をちょっと引っ張った形をしています。
ということは、「ω」は人の源。つまり、祖先なのです。
これ、たまたまだと思いますか?
タマタマだと思いますか?
そうですよね、タマタマに似てますよね。
人類はタマタマだったのです。
これからの教科書はこの説一択ですね。良い成り立ちじゃないですか。
ちなみに私がいつも使っているキーボードアプリ「Simeji」では、「ふぐり」と打つと「ω」が出てきます。ふぐりとはタマタマのことです。
「しり」と入力しても「尻」は後の方にしか候補に出ません。何回使ってもです。下ネタフィルターか何かがあるのでしょうね。
じゃあ「ふぐり」も出すんじゃねーよ!
「人類=タマタマ」は恐らくこの世の真理なので、NASAとかに何か聞かれても黙秘することをオススメします。
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