地獄の沙汰もマッカ次第。有料追加DLC「真・女神転生Ⅴ」
ついに11月に入りました。人が神と為りえるのか。運命のその日まであと1週間ほど。さまざまゲームがこれからたくさんリリース予定ではありますがますは先陣きっての「真・女神転生Ⅴ」です。今回は「お金、マッカ」についてです。
ゲームが終盤に差し掛かる頃、どうしても持て余すのが「お金」です。別に使う予定がないのに戦闘をくりかえすだけでどんどん貯まっていく。現実問題としてはうらやましい限りですが、ゲームの主人公はそれだけ働いているって事なのでしょう。
しかし、「真・女神転生」シリーズではお金、「マッカ」はどれだけ稼いでも足りる事はありません。なぜなら「悪魔合体」という無限という可能性に満ちた悪魔の所業ともいえる遊びに実にたくさんのマッカが必要なのです。
「悪魔合体」というのは、仲魔にした「悪魔」と「悪魔」を合体させより強い悪魔や神々を作り出すシステム。「邪教の館」という場所で行いますが作品ではスマホのアプリであったりと、時代に合わせて変化しています。今作の「真・女神転Ⅴ」では、「邪教の世界」となっており、演出方法がかなり変わっていて個人的にすごく楽しみです。
初期の悪魔に高レベルスキルをつけるのが大好き。写真は「真・女神転生Ⅲ NOCTURNAE HD」この子作るのに500万マッカ以上は使いました。「火を吹く雪だるま」ってところでしょうか。しかも溶けない。こう言う遊びを探すのも楽しい。でも飽きたらこの子も素材。また一から作り直します。
その悪魔合体ですが、なぜ「マッカ」が必要なのか、と言いますと悪魔を仲魔にすると自動的に「悪魔全書」という図鑑の様なものに登録されます。その時悪魔のレベルやスキルによって「値段」が設定され、一度仲魔にした悪魔を呼び出す時に「マッカ」が必要なのです。
写真ではスダマの値段が26600マッカ、ジャックフロスト君が25200マッカとなっています。
同じ位の時に登場したジャックランタンは8000マッカ。スダマ達は約3倍ほどの価値が着きました。
弱い子に強いスキルをつけるには、繰り返し「強い悪魔」を召喚し、少しずつ弱い悪魔にしていく必要があるので、「マッカ」がものすごく消費されます。
弱いときの悪魔たちは「マッカ」も低いのですがレベルが上がったりスキルを覚えていくとそれなりに値上がりし、もう一度呼び出す時マッカを使います。これを繰り返すのでなかなか金欠から抜け出せないのです。
また、悪魔合体する前に悪魔を仲魔にするには話しかけて「スカウト」する必要があります。スカウトには悪魔の気分を持ち上げ、機嫌をとり向こうの要求に応える時に「マッカ」を請求されることがよくあります。
断ったり胡麻化したりすることも出来なくはないのですが、バレると攻撃されたりでもうその戦闘では交渉出来なくなったりするので効率が悪い。善かれと思い、ひたすらに要求に応じていても簡単に持ち逃げされ途方に暮れる事もあるあるです。
そのヒリヒリした感じの駆け引きがとても面白いのですが、欲望に忠実な彼らはとにかく請求してくる。なので「マッカで応える」ことは効率的に戦力アップ出来る方法のひとつ。そのためマッカはあったほうが幸せです。
有料DLC「御霊神楽・富豪の舞」では高額換金アイテムを落とす悪魔がたくさん出現するようになるようです。合体しレベルを上げてスキルを覚え、いい感じになったら「素材」にし、次の悪魔で使いたいからまた悪魔全書で呼び出す。
前作では合体を繰り返し繰り返し行う「合体マラソン」でアッという間に1000万マッカは瞬殺することもありました。トータル1億マッカはくだらないかも。
こちらも冒険初期に登場する悪魔のスダマ。苦労して作ったので、ラスト戦でも大活躍でした。しかしHPが低く、ラスボスの攻撃に持ち堪えることは難しかったです。HPってどうするのやろ。
女神転生シリーズのプレイ時間の3分の2はこの合体に費やすと言ってもいいと過言ではありません。それだけ奥が深く追求するのに値するシステムなのです。時々、「合体事故」というのが起きて予想とは違う悪魔が出来てしまいそれはそれでいいのだけど、やっぱりアレ作りたいから、とまた全書から引っ張り出す。
そうして苦労して貯めたマッカは湯水の如く流れ出ていくものなので、追加DLCで時間とマッカを補えるのは個人として使わない手はないのです。
もしあなたが普通に交渉上手でスカウトも出来、合体もまま楽しめればいいと感じるならば必要ないかもしれません。コケもそうありたいのですが、なぜかいつも持ち逃げされ歯がゆい思いをするタイプなのです。
「マッカ」はあったほうがいいですよ。合体の面白さを追求し、自分だけの悪魔を戦隊を作るのが本当に楽しい。序盤の悪魔でラスボスに挑む事も出来ます。ランクの高い悪魔だけが強い訳ではないのが、メガテンの良いところ。もし、追加DLCをどれから購入しようか迷っているのでしたら「御霊神楽・富豪の舞」から手にしてみてはいかがでしょうか?
邪教の館に入りびたり合体を繰り返し、新しい仲魔を連れまた合体。どんなに愛着のある悪魔でも次の瞬間「素材」にする。なんて罪深きは人間。貪欲にマッカを請求してくる悪魔の方がよほどカワイイ。
悪魔たちもあんなにマッカ集めてなにしているのでしょう。執着がすごいというか、遊びにでも行っているのでしょうか?気になります…。
しかしメガテン記事は書いていて面白い。自分てこんな事思いながらプレイしていたのかと再発見できます。これからもちょくちょく書いてみようと思います。
コンゴトモ ヨロシク。
コケでした~。
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