魅せる英雄ロックマンゼロ
ロックマンっゼロ、プレーしました。ステージにに散らばる様々なギミックが容赦ないですね。ザコ敵ですらホンキで倒しに来る、油断すると棘に刺さる、穴に落ちるは当たり前のハードなゲームでした。
ボスなんか初見で倒せる訳もなく、10回20回のリトライは必然でした。
何度挫けたことか分かりませんが、やり続けているとふっと抜ける瞬間があるんですね。あれだけ苦労したボスもステージも、完全に自分のターンになったときは爽快そのもの。遠慮せず伝説の英雄らしく立ち回れた時は感動ものでした。しかし敵も本気なので、瞬殺されるのもしばしば。まだまだ修行が足りませんね。
アクションも骨太でかなり手ごたえがありましたが、それ以上にゴンブトだったのが、ストーリーですね。オリジナルのロックマンにはない、「戦うとは、なんなのか、戦い続ける箏の虚しさ。」が前面に押し出されていて、ロックマンというシリーズに厚みをもたらしたと思います。ますます、ゼロが好きになりゲームが好きになりました。
孤高の戦士らしく、自分の腕だけでこの「まがいもの」の世界を終わりにしてやりましたが、立ち振る舞いが英雄らしいのかどうかは別問題。ダメージ食らってちゃ話になりません。無双状態で勝ち続けてこその英雄。ダメージ喰らったらやり直し、くらいの覚悟で遊んでいましたが、理想は程遠く。サイバーエルフも使いたくなかったのですが、(使うと死ぬというはたまた重めの設定なので。)しかし苦節5時間、ラスボスと戦い続けていたのでお情けを頂きました。ごめんね。まぁ面白かったので良しとしましょうかね。
今世の中は夏真っ盛り。獅子座さんの季節です。獅子座さんは、「自己表現」「クリエイティブ」「エンターテイナー」などの星座でもあります。エンターテイナーとは「魅せる」ことですね。ノーダメクリアなんかも盛り上がりそうですが、「あと一撃死する」まで追い込んでからの全クリ、なんてものも、アリですね。持てる力をさらけ出し、見ている人を魅せて引き付けて楽しませるプレイ、というのも、一つの在り方ではないでしょうか。
英雄とはチャレンジを重ね「戦い続けたあなた自身のこと」なのかも知れません。繰り返して生まれた「オレのターン」自体が、「クリエイティブ」であり、自分流の攻略を見出し、自分も見ている人も楽しめることが「エンターテイナー」と言われる所以なのでしょう。そこで培われた経験だけがあなたオリジナルの自己表現につながっていくと思います。
あっつい季節の今お星さまがここにいる時に「魅せる英雄」を目指してみるのも面白いのではないでしょうか。
サポートいただけるなんて奇跡が起きるのかは存じ上げていませんでしたが、その奇跡がまさかまさかに起きました!これからありがたくゲームのオトモ代(コーヒーとかお茶)いただけると大変喜びます。サポート設定ってあなどれないぜ…。