猫文社

元々は小説書きですが、のんびり色々とエッセイ風の長文を更新していきます。

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最近の記事

振り返ってみる

クリスマスも終わり、ようやく平穏な日々が戻りつつあります。 この一年は色々とありました。せっかくなのでスケジュール帳片手に振り返ってみようかな、と思います。 すっかり心を病んでしまって2018年8月に退職、そして3ヶ月後の11月に新しい職場に移りました。職場の話は後にしておくとして、実は年が明けてすぐにようやく懸念だった病院の診察に赴きました。健康診断でずっと結果に赤ついてましたからね……まあ分かり切っていたんですが、はっきりと糖尿病と高脂血症の診断が出ました。現在は薬を

    • ピアノコンサートに行った話

      元々CDショップの店員を職にしていたため、J-POPなど好きなアーティストの音楽は数ありますが、実は一番若い頃から好きなのはクラシック音楽。 自分でもピアノを弾くのだけど、実はクラシック一辺倒。しかも皆があまり得意としない古典、バロックが好み。みんなが泣いて嫌がるバッハのインベンションとか大好きだったという変わり者。中でも飛び抜けて特別なのが、来年生誕250年を迎えるルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。「悲愴」第一楽章がとても楽しいし、何よりも聞いていても弾いていても楽し

      • 執事の館に帰宅したお話(2回目)

        前回初めての帰宅を果たしてから、先日お盆休み中にまた友人と帰宅してきましたので、その時のお話を。 前回散々褒め称えましたが、今回も懲りずに。まずはちょっと視点を変えて。 さて、藤木の古い友人なら全員周知の事ですが、私は大変なチキン好きです。 どれくらい好きかというと、「今日の晩御飯は主食唐揚げ、おかず唐揚げです」とかアホなことを言い出したり、朝昼晩唐揚げを一週間食べてみて飽きなかったので多分一生飽きない、とか言ってみたり、子どもの頃の誕生日のご馳走は大皿2杯に山盛りの唐揚

        • 新しいパソコンを買った話

          4年ほど使った某ネズミのPCの調子が絶不調。とか笑ってられないくらい絶不調。 どれほど絶不調かというと、Cドライブの容量が小さすぎていっぱいになってしまって、DLがほぼできない。 なぜかDドライブがなくて、Eドライブがあり、前のPCもHDが生きていたのでこれがFドライブになっているので、相当数のソフトをこちらに移したのだけど、全然容量が空かない。 2TBも積んでるのに意味がわからない。 もちろんデスクトップ、ダウンロードファイルから全部あれこれ動かしたんだけど、とにかくダメで

          ひとりのファンとしての独り言

          CM戦略は過渡期を迎えて久しい。ことクリエイター(漫画も小説も音楽も絵画もハンドメイドも全部)の「売れる売れない」は、いかにツイッターやインスタやYouTubeで拡散できてバズれるか、にかかってきている。 もちろんテレビのCMなど映像メディアの力も強いが、実際SNSで認知されたことにより、伸びたり認識されるクリエイターさんが増えているのもまた事実。
漫画なんかはかなりシビアな状況が垣間見える。新人の漫画家さんだけでなく、大ベテランや単行本が何冊も出ているような方でも、1巻半分

          ひとりのファンとしての独り言

          ひとりでディズニーで遊ぶお話その2

          なぜひとりで行くの? 先日ツイッターでバズっていたが、ひとりであちこちへ出かけるのは珍しいらしい。女性は特に。一人旅ほど気楽なものはないと思うのだけど、多分「どこへ行くか」じゃなくて「誰と行くか」が目的になっている人には理解できない感覚なんだと思う。 もちろん友人と行けば楽しい。ただ、ひとりで色々やるようになった理由に、旅行で垣間見えた友人の面倒くささに負けた、というのも大きい(すでに縁を切った知人です念のため)。 旅行の計画、各友人との日程の調整、行き先の選定、旅行会社

          ひとりでディズニーで遊ぶお話その2

          ひとりで地方からディズニーリゾートで泊まりがけで遊ぶ話

          私が住んでいる場所は中部地方の地方都市(という名の田舎町)になるのだけど、もうここ何年もひとりでディズニーに遊びに行っている。年に1度、多いと2、3度。ハロウィン時期プラスアルファ、という感じ。 昔は友人たちと行ったり従姉妹と行ったりしていたけれど、平日が休みで土日が仕事だったことと、周りが軒並み結婚してしまったこともあり、タイミングがずれることが増えてきてしまったからというのが大きい。 というわけで、ひとりで宿泊して2パークどちらにもインパして遊んでいるので、地方からでも十

          ひとりで地方からディズニーリゾートで泊まりがけで遊ぶ話

          昨年仕事をやめた話

          ゴールデンウィークが始まった。みんな楽しそうにしているけれど、終わった頃に言われ始めるのが「五月病」。 仕事始めたばかりなのに、辞めたいとか何言ってんの、って周りは言うだろうけどそんな単純なお話じゃない。 世間にはブラック企業があふれているけど、ブラックにもホワイトにもなりきれない「グレー企業」は多く存在する。 ついでにいうと、どんなにホワイト企業と呼ばれていても、たった一人の同僚や上司のせいで、どこよりもひどい「ブラック企業」にもなる。 グレー企業はだいぶやっかいで、働いて

          昨年仕事をやめた話

          暮れゆく平成に

          平成も暮れてゆくので、一言だと書いておこうと思うの。 作家になりたかった30年前の私へ。 何故か広告系のデザイナーになりました。 嘘だ、って叫ぶと思いますが、どうしてかこうなりました。絵は好きだったと思うけど、漫画とかやっぱり描けなくて、巡り巡って何故か広告をいっぱい作るお仕事になっています。 色々あって短大でも小説は勉強したけど、今は少しお休みしています。それでもちゃんと書いています。 オリジナル小説は書けるけど、結構長い間、二次創作は小説では出来なかったけれど、今はそち

          暮れゆく平成に

          執事の館に帰宅したお話

          先日、執事の館に初めて帰宅してきたので、その時のことを備忘録的に。 最初に誤解なきよう申し上げておきますと、大変に大変に素晴らしい場所で、お値段部分が許すのであれば、至高の贅沢と極上の時間が味わえる場所であった、ということで、褒め称えるための文章ですw 執事の館準備委員会を最初に認識したのは立ち上げ間もない頃で、ツイッターで松原さんが呟き始めたほぼ最初からの時期でした。 そこからお手紙(メール)の配信、申し付けのお品が始まり、仮住まいが出来上がり、という歴史を一通り見ていな

          執事の館に帰宅したお話

          夭折の天才によせて

          wowakaさんの訃報を聞いた。正直言葉にならない。彼がボカロPだった頃に、恐ろしい勢いでリピートして聞きまくっていたのを鮮明に記憶している。 申し訳ないことに、「ヒトリエ」を存じ上げなかったのは痛恨の極みだ。こんなタイミングで知ることになるなど、誰が予想できようか。 とても今何かをお祈りできるような精神状態ではないので、つらつらとボーカロイドについて語って行こうと思う。 初めて聞いた曲は覚えていない。確かみっくみくにしてやんよ、とかpackageとか、ロイツマとか、メルトと

          夭折の天才によせて