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2025年のやりたいこと、叶えたい夢について

2024年の最後に、2025年にやりたいことでも書いておこう
今年は年の初めに別れがあり、年の最後に出会いがあった

私は祖父母たちが生きていた頃を覚えており
そして生まれる孫たちが生きていく時代の先を見送ることとなる

ちょうど私たちの世代は5世代の真ん中にいる
中には6世代、7世代の真ん中にいる人もいるだろう
最近命のバトンを渡してきた人たちとこれから渡す人たちの
間に挟まれている不思議な感覚がある

それぞれの時代でみんなが希望を持って生きていた
自分の夢を叶えた人もいれば、夢半ばで終わった人もいる

私自身の夢はどうだったろう
大したことではなかったけれど、やりたかったことはほぼ叶えてきた


人生でやりたいことは叶えてきた

子どもたちがいた頃は子どもたちとできること
そしてその子どもたちがそれぞれの夢を叶えるのを見届けつつ
子どもとしての自分の役割も果たしてきた

ようやくいろんなことから解放されて気付けばアラカン
自分の番が来たけれど、大きな夢を持てるような気力はない
海外旅行がしたいわけでもなく、贅沢がしたいわけでもない

ただ平和に暮らせる今が有難いと思うことはあっても
それ以上を望むこともない

当たり前のことができることが一番の幸せ

質素で地味でも、ガス水道電気があれば便利に暮らせる
終活に向けてモノは減らしているので欲しいものもない

離れた家族が元気でいること
ねこねこたちと暮らせること
今日食べるものがあること
当たり前に暮らせる家があること
身体が動くこと、家事ができること、会話ができること

この当たり前のことができなくなっていく人たちを
次々見送ってきたから、当たり前のことができることこそが
一番の幸せだと知っている

叶えたい夢みたいな大それたこともない

強いていうなら着物を楽しんだり
米粉で作る健康レシピを考えたり
ドラマを見たり、友達とメールで感想を言い合ったり
この当たり前の平和な日常こそが、長年叶えたかった夢だ

怒涛の日々で働いていた頃の方が野望があった

ワンオぺ、ダブルワークで休日もろくになく子どもたちを育てていた時は
睡眠時間は平均4時間、毎日が戦争だった

育児のあとは介護、親親戚を見送り後片付けもやってきた
ようやく落ち着こうかという年には地震と台風で家が壊れ
引っ越しを余儀なくされた

決して楽ではない怒涛の日々だったけど
そんな中でもやりたいことは、叶えてきた

子どもたちとのキャンプやスキーや旅行
バイクや大型免許、キャンピングカー

大手企業での店舗立ち上げ
起業、海外出張、数々の企画やオンラインショップ

自分だけでなく人の夢もいっぱい応援した
けっこう見返りなくやってきた

若い時はダイビングやバンド、ライブ
全国車旅、畑、田舎暮らし、叶えたい夢がいっぱいあった
(田舎暮らし以外は叶えたけどね、田舎はある)

未知のものに憧れる気持ちもあった
多分現実が生きことだけで精一杯だったから
現実逃避したかった気持ちが強かったのだろう

平和な日常こそが長年叶えたかった夢

そして今はというと・・・
怒涛の日々が、引っ越しを最後に終わり
気付けば何もない平和な日々
あとは出来るだけ子どもたちに迷惑をかけないよう健康を維持したい

この当たり前の平和な日常こそが、長年叶えたかった夢

友達と会ったり、ドラマや映画を見たり
好きな観葉植物を育てたり、猫猫たちと暮らせたり
30代40代の私にはこんな平和な生活が想像もできなかった

叶えたい夢などこれ以上望むことがない
でもあえて望むなら何だろう

当たり前のことができる健康でいること以上に
還暦を過ぎた私が叶えたい夢って何だろう

あえて2025年の叶えたい夢を考える

2025年はそうだな・・・
音楽や芸術を楽しんで、リメイクや歴史の勉強もしたいな
あかん、これはただのやりたいことだわ

叶えたい夢、もっと野望的なもの
煌びやかな着物を着て華々しくステージに立つ!
そんな野望でも抱いてみようかな

どんなステージだろう
音楽関係?ファッションショー?それとも何かのプレゼン?
一人じゃなくて誰かと共に?
それが遺影写真になったらいいかな、知らんけど

あかん!決して叶えたい夢は遺影撮影ではない




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