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これからは「ゆるい家族像」がいいんじゃない?

こんにちは、ベビーシッターのねこばすです。
低浮上のまま沈んでいましたが2か月以上開いて戻ってきました。

今回は家族像について書こうと思います。

この2か月半、けっこうバタバタしていました。
個人で受けた仕事の締め切りがあったり、友人に誘われて新しい仕事に参加したり、あと、誕生日も迎えて無事元気な43歳になりました!

生活が変わり年齢が変わるって、色んなことを考えるきっかけになりますが、
43歳ってね、やっぱり絶妙な年齢でして、体力の低下もあるし今の絶賛不景気もあるしで、「これからどうやって生きていこうかな」ということも考えるのです。


そんな独身40代の私が最近もっとも気になるのが、「家族ってなんだろう」ということです。

家族とは?


あなたにとって、家族ってなんでしょうか?

自分が生まれ育った「家族」、自分が結婚や出産を経てつくってきた「家族」。
そういったものを連想される方が多いでしょうか。

私には前者はありますが、後者はありません。
単身者は、それゆえに孤独を感じることがよくあります。

一方で、「人は死ぬときは誰でもひとり」という言葉も真理だと思います。
「ひとりで生きていくのは寂しいから家族がほしい。」と考えたとして、それで結婚して子どもを産んで育てても、最期はみんな同じようにひとりなのです。

極端な話をしているのは重々承知の上ですが、家族って「死ぬまで一緒にいるため」ではなくて、「一緒に人生のある時までタッグを組み、苦楽を共にするパートナー・メンバー」として存在するのではないでしょうか?

そう考えると、家族に必ずしも血や法律上の繋がりはなくてもいいのではないか。
「家族」ってもっとゆるい繋がりでもいいんじゃないかな?
と思うのです。

保育をする単身者として

保育をしている方は大勢いますが、私のように40代以上で子育て経験のない保育者も意外といます。

子育て支援をしていて感じること

私には子どもがいませんが、子育てのお手伝いをしています。
日々幸せのおすそ分けをいただいています。

その一方で、私には幸せの象徴のように見えるご家族や親子の中でも、孤独を感じている方もいます。

  • ずっと子どもと家の中にいて社会から断絶された気持ちになる

  • パートナーが全く子育てをせず、シングルペアレントよりかえって孤独や虚しさを感じる

  • 毎日に疲弊しきって、周りの人ばかりが幸せそうに見える

家族がいてもなお孤独を感じる人もいれば、感じる時もあります。

ひとり身だから感じること

仕事をしている時は「私も子育てに参加している」という充足感を得ることができますが、ひとたび自宅に戻れば本当にひとりです。
それが寂しいからシェアハウスに住んでいる、というのもあります。

  • 誰かと一緒にいるのが苦手だからひとりでいる人

  • 誰かと一緒にいたいけれど、パートナーが見つからずひとりでいる人

  • パートナーや家族がいたけれど、今はひとりの人

単身者にもいろんなパターンがありますが、孤独を感じる機会が多いのは共通するところでしょう。

自分の家族はいないけれど、人が好きだし子育てに参加したい気持ちを持っている人もけっこういます。

分断されている両者

結婚したくてして子どもが欲しくて産んだのに、子育てに行き詰って辛い思いをしている人がいる。

自分から積極的に家族を持つことはなかったけれど、子どもが好きだしお手伝いをしたいと思っている人もいる。

ライフスタイルが違う両者にも、実は「孤独感」「子どもが好き」などの共通項が色々あったりします。

ですが、特に現代社会ではその両者が分断されています。

特に、単身者というのは社会からあまり注目をされる存在ではありません。
「独身は気楽だし、それで孤独を感じても自己責任でしょ」と思われがち。

でも、分断されたままそれぞれが孤立して寂しい・悲しい気持ちになっていることほど切ないことはないな、と最近切実に思うのです。

だったら・・・

私は結婚願望はほぼないけれど、寂しがり屋です(笑)
人と接しているのが大好き。

だから、子育て支援の仕事を続けていきたいですし、関わるご家族の中に人との繋がりを求めている方がいたら、それを繋げられるような人になりたいと思っています。

そして、自分自身も人との繋がりを求めているので、プライベートでも「ゆるい家族づくり」を実践してきたいな、とも考えています。

ゆくゆくは「人との繋がり」をキーワードにして、仕事もプライベートも境目のない生活をしていけたら本当に幸せです。

その手始めとして、プライベートでは親友と一緒に住むための準備を始めました。

40代になって友人と一緒に暮らすのって、20代頃までのルームシェアとは意味あいが少し異なると感じています。

先を見据えているというか、お互いに生活を支え合う意識が強いというか。
つまり、家族的な繋がりが若いころより強くなります。

「これから結婚することはほぼないだろうし、今後長くお願いします」という気持ち(笑)

そして、一緒に何かしらの仕事や活動も一緒にしていけたらいいね、と話しています。

親友以上肉親未満。

みんながみんなの「誰か」になれる社会が理想

日本の少子化はこれからも進んでいくでしょう。
そして、育児環境の改善はなかなか実現していません。

やっぱり子どもは社会全体で育てるべきだと思います。
子どもが苦手な人に無理に参加させる必要はありませんが、

  • 普段孤独を感じている単身者が、気軽に子育てに参加できる

  • 分断されがちな単身者とママ・パパさん達がもっと気軽に交流できる

  • 単身者同士も、繋がりたい人が繋がれる

そんな社会になっていったらいいな、と思いますし、少なくても私の半径数メートルの人たちには私がそんな環境を提供できるようになりたい。

同じ時に生きている人たち同士、本当はもっとそこにいるだけでお互いの「大切な誰か」になれるはず。

そんなことを考える今日この頃です。
私、よっぽど寂しいのかしら(笑)

でも、どんな生き方をしていても明日が来ることが楽しみでありたいですよね。
これは本当に心の底から思います。

では、また。

#これからの家族のかたち



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