もや!イラ!が表現・創造の源に。
佐宗邦威さんの「模倣と創造」と、川崎昌平さんの「労働者のための漫画の描き方教室」を読みました。
1か月ぐらい前に、とある、入場料が必要な本屋さんに行ったときに、「模倣と創造」が目に付いて、購入。あとは、川崎さんの別の本も気になって、検索したら出てきた「労働者のための~」をあとから購入。
前者は一気読みしたんですが、後者はものすご~く分厚い本なので、1か月ぐらいかけてちょこちょこ読んでいて、やっと読み終わりました。
もちろん、違う内容の本なのですが、大きな流れでいうと、共通したものを感じました。
日常で感じる「違和感」や、仕事で感じる「怒り」などの、どっちかっていうとネガティブな感情を、大事にする。
そこから生まれてくるものを「出す」。それが、表現・創造になる。
それによって「自分が楽になったり」「結果的に社会の役に立ったり」といった、ポジティブなものがうまれる。
っていう流れ。
絵が上手いとかそういうことにこだわらずに、とにかく描くことは自分の頭の中を出す、表現する一手段なんだ、ってことが感じ取れました。
佐宗さんの本のほうは、表現の手段として、別に「描く」ことだけではなくて、人によっては「文章」とか「動画」とか「ダンス」とか、とにかく色んな手段があるよ、必ずその人に合う表現手段があるよ、ってこともおっしゃってました。
そうですよね。
noteで見られる、無数の文章。
皆さんそれぞれの色が現れた、唯一無二の作品ですもんね。
私も、書くことが好き。
「おとなしい子」で通ってた私にとって、書くことが唯一自分を表現する手段でした。
描く、ほうはね。
すごく絵が上手い人が身近にいたので、なんだか「描くのが好き」って、堂々といえない気がしていました。長年。
でも、やっぱり、好きなんですよね。
上手く描きたいというより、頭の中にあるイメージを、絵で表したいという気持ち。
佐宗さんの本にも、実際手を動かして描いてみることで、「あれ?ここは何か違うかな?」とか、さらに深めていくきっかけになると、書いてありました。
と、いうことで…。
やっぱりこれからも、下手なイラストだけど、支離滅裂な文章だけど、描いて、書いていこう!と、思いました!