日帰りで樹氷を堪能、どこかにビューーン!で行く山形蔵王ひとり旅「乗り鉄🔰✖️読書旅備忘録」#6
こんにちは!
JRE BANKをきっかけに、30年ぶりに鉄旅を再開したねこあつ🐈⬛です。
家にいると誘惑が多すぎてなかなか読書が進まない日々、元々読書旅に興味がありました。
なので、JRE BANKの豪華特典は渡りに船という訳です。
豪華特典については、以下の記事で詳細を記載しております:
読書旅についてもふれていますので、ぜひご参照くださいませ。
さて、今回の目的地は山形です。
つばさも乗ってみたかったんです!
山形新幹線は前日、除雪で運休や遅延が発生していました。
果たして当日は…と心配しましたが、通常運転とのこと!
目的は無事果たしたのですが…問題は帰りでした。
あの路線、動物との衝突が多いみたいで…
蔵王ロープウェーの行列もすごかったし、何かとヤキモキする旅でした。
旅の詳細は、以下でご案内いたします:
1. 旅の経路
往路:東京7:12発→山形10:06着 山形新幹線つばさ123号
山形駅周辺でランチ
バスで蔵王温泉往復
ロープウェイ乗り継ぎで蔵王山頂往復
復路:山形20:43発→東京23:28着 つばさ160号
2. 旅のきっかけ
3月末期限のJRE BANK特典、どこかにビューーン!の2,000ポイント割引が、あと1件残っていました。
というわけで、どこビュン日帰り旅第3弾です。
3. 旅の準備
まずは、どこかにビューーン!の申し込みです。
今回はそれほど検索を繰り返さず、行き先を以下の4候補にしました:
🚄山形
🚄上越妙高
🚄七戸十和田
🚄ガーラ湯沢
そんな気はしてたんですが、第一希望の山形に決定!!
現地滞在時間が、10時間以上…!
これは、駅ビルだけじゃ時間潰せないぞと。
前から蔵王の樹氷を見たかったのを思い出し、この機会に行くことにしました。
そこでルート、時間などをネット検索。
山形駅からバスで蔵王温泉バスターミナルまで行って、そこからロープウェイを乗り継ぐことがわかりました。
スムーズにいけば、片道1時間半…と思いましたが、よくよく調べると、ロープウェイが大行列とのこと。
実際どれだけ時間がかかったかは、後述いたします。
費用は6,600円でした。
山形駅前~蔵王温泉バスターミナル間のバス往復券と、蔵王ロープウェイ往復券がセットになった乗車券です。
たっか…!と思いましたが、それだけの価値ありです。
あと、服装には気をつけました。
蔵王山頂は、氷点下とのことなので…💦
ユニクロの超極暖ヒートテック上下は、前回の秋田旅と同じ。
加えてニット帽にネックウォーマー。
足元は、登山靴に厚手の登山用靴下です。
当日は幸い、天気が良くてそれほど凍えませんでした。
ただ、行列に並んでいる間は足の指が冷え冷えになり、めっちゃ辛かったです。
4. 旅の記録
2025年1月のとある日曜日。
7時前には東京駅到着です。
パン屋の開店を待つ時間がないので、前日に買ったものを持参。
ベックスコーヒーは開いてます✨
ラテだけ買って、新幹線のホームへ。
今日は通常運転のつばさ
山形新幹線、つばさは初めてです。
楽しみだな〜!
7時12分、つばさ123号出発です。
フットレストがありました。
新幹線では珍しいのでは…?
パンとラテで朝食です。
その後、いつものように読書を楽しみました。
福島で、やまびことの切り離しがあります。
福島を過ぎてからは、山間部や住宅街を抜けていきます。
雪は積もっていますが、降ってはいなかったです。
山形駅初上陸
10時6分、山形駅に到着しました。
またまた初上陸!
山形県自体は、15年振りです。
お盆休み、同僚の実家に車でお邪魔したんだったなー。
その時は、山寺やかみのやま温泉を訪れました。
冬の山形は初です。
天気が良くて、ほんとよかった…!
雪が積もってますが、それほど寒くはありません。
山形牛すき鍋で贅沢ランチ
ランチは山形牛を食べたい!
検索すると、佐五郎さんというお店が駅近くにありました。
どれにするか、ちょっと悩みました。
山形牛すき鍋に決定!
本当はすき焼きがよかったんですが、贅沢が過ぎるので…
山形牛、めっちゃ美味です✨
白米が進む〜〜!
普段滅多にしない、贅沢なランチ。
旅先では、ここで食べとかないと!という気持ちになります。
ロープウェイの大行列問題
大満足のランチの後、どうするかちょっと考えました。
17時に始まる樹氷イルミネーションを見たくて、14時20分発のバスに乗ろうと思っていたのですが…
ロープウェイの大行列を考えると、早めに移動した方がいいかなと。
13時頃、山形駅前のバス乗り場に行くと、行列ができていました。
でも、ちょいちょい臨時直行便が出ていて、それほど待たずにバスに乗れました。
13時40分頃、蔵王温泉バスターミナルに到着です。
ここから蔵王ロープウェイ山麓駅まで、徒歩で10分程かかります。
30年前、レンタカーで東北一周をした際、蔵王温泉に宿泊したはずなのですが…
記憶が曖昧です💧
ロープウェイ乗り場が見えてきました。
うひょー、めっちゃ並んでます💦
樹氷鑑賞乗車券は、ロープウェイ乗車券に引き換える必要がありました。
2回行列に並ぶのか?と心配していましたが…行列はひとつでした。
スタッフの方が回ってきて、乗車券の引き換えをしてくれます。
山頂までは、ロープウェイを乗り継ぐ必要があります。
といっても、2つ目はスキー場でよくあるゴンドラです。
問題は、樹氷高原駅までの山麓線。
これが大行列の原因だと…
ロープウェイに乗るまで、1時間は待たされました。
WEB予約をすれば、優先レーンから搭乗できるとのこと。
800円余分に支払うし、山麓線の分だけですが…
樹氷鑑賞乗車券と併用できなそうなのも不便です。
樹氷高原駅でも行列ができていました。
でも、ゴンドラは次々やってくるので問題ありません。
お金も時間もかける価値大ありの樹氷
ゴンドラに乗ったら、来てよかった〜!とめっちゃ思いました。
こんな絶景、なかなか見られるものではありません…!
15時25分頃、山頂に到着しました。
長い道のりでしたが、その価値大ありです!!
テンション上がるー⤴️
まさに、スノーモンスターです!
登山靴を履いてきてよかったです。
なんの躊躇もなく、雪のなかをズボズボ入っていけます。
なんて撮影しがいのある場所なんでしょう✨
シャッター押しまくりです!
ここからしばらく、写真が続きます…
山頂には、レストランがありますが、15時ラストオーダーです。
中は入れたので、ちょこっと休憩はできました。
夕日がめっちゃ綺麗でした✨
離れ難いですが、だんだん寒くなってきます。
下りのロープウェイも行列とのことなので、16時半には出発することにしました。
当たり前ですが、帰りの方が冷えました💦
行列に並んでいる間、特に足の指が冷えて辛かったです。
登山靴でもそうだったので、普通のスニーカーだと凍傷になるんじゃないでしょうか…
17時半前で、すっかり日が暮れました。
蔵王温泉バスターミナルから出る次のバスは、18時40分発。
でも18時頃、臨時直行便が出たので助かりました。
ここでも行列ができていましたが、ギリギリ補助席に座ることができました。
閉店時間早すぎ問題
19時すぎ、駅ビルのエスパルに戻りました。
閉店が19時半なので、急いで買い物です💦
玉こんにゃくは知っていましたが、あけがらしというのは初めて知りました。
どちらも翌日いただきましたが、大正解!
お酒のアテにもぴったりです💖
話は戻り、エスパル内で夕飯も食べたかったのですが…
そば屋も19時半前には閉店になっていました。
山形のそば、食べたかったな〜。
本当は狙っていたそば屋があったのですが、駅からちょっと離れています。
十四代も飲みたかった…泣。
ロープウェイの無駄な待ち時間さえなければ…!
代わりにラーメンを食べることにしました。
山形はラーメン王国ということなので…
どこがいいとかじっくり検索している時間がなかったので、駅前にある店にえいやと飛び込みました。
味噌中華にしました。
これが私好みのお味で、とってもよかったです!
鰹節や青のりも入ってます。
ただ、厨房の方がお一人なのか、出てくるまでちょっと時間がかかりました。
私、ただでさえ食べるの遅いのに、熱いものはめっちゃ時間かかります💦
結果、新幹線には余裕で間に合いましたが…ヤキモキしまくりの1日です。
帰りのつばさ、ピンチ!
20時43分発のつばさ160号は、10分遅れになっていました。
お腹もいっぱい、時間も遅いので、帰りの新幹線ではジュースだけにしました。
桃とラフランスを1本ずつです。
めちゃくちゃ美味しい!!
食後のよいデザートになりました。
その後、のんびり読書などしていたのですが…つばさが米沢辺りで停車。
前を走る列車が、イノシシと接触したとか💦
運転が再開された時、定刻より30分以上遅れていました。
これはもしや、東京駅からの乗り継ぎが間に合わない⁈
急に不安になって、ネットで調べました。
すると、「代行輸送依頼書」なるものを発行してくれるかもしれないと…!
車掌さんに確認したかったのですが、なかなか来ない…
郡山を過ぎてから、最終目的地をヒアリングにくるというアナウンスがありました。
まあその時は、目的地をメモしていくだけでしたが…
車掌さんに、「間に合いますかね~?」と聞いたところ、「これから確認になります」とのこと。
ただ、福島以降つばさはスピードアップ。
最終的には22分遅れに短縮されました。
東京駅に近づくと、車内アナウンスで各在来線の乗り継ぎ案内がありました。
最終の新幹線が遅れた場合、乗り継ぎの在来線は待ってくれるもんなんですね。
乗り継ぎの、終電一本前に乗ることができました。
家に着いた時は日をまたいでいましたが、無事帰れてほんとよかったです!
5. 次回に向けての改善点
いい加減、早朝出発が辛く…どんだけワガママなんだという話ですが💧
次回、どこビュン申し込みの際は、出発時間帯を10時〜12時59分にしてみようと思います。
トンボ帰りの日程になるかもしれませんが、それでもまあいっかと。
6. 今回の課題図書
夏目漱石の「夢十夜」にしました。
漱石先生にしては珍しい幻想小説というのは、何かで知っていました。
なるほど、泉鏡花ぽいなと。
教科書に出てきそうな、まさにお手本の日本語です。
クセのない文章で、すらすら読めます。
しかし、終わり方が唐突に感じられて、何が言いたかったんだろう…とモヤモヤしてしまいました。
ちょっと検索したところ、実はガッチガチに構成を計算された作品だということがわかりました。
こちらの解説、とっても勉強になります:
漱石先生の人となりや背景を知っていると、より作品の理解が深まるということですね…
教科書に出てきた「こころ」など、当時の私には面白さが理解出来ませんでした。
背景を知った上で読み返すと、感じ方がきっと違うんだろうなと思います。
今回の旅の記録は以上となります。
読んでいただき、ありがとうございました💖