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高知の八彩帖69・高知龍馬マラソン

 昨日2月16日の日曜日、第11回高知龍馬マラソンが開催されました。高知市の県庁前を出発し、東隣の南国市から南下して海沿いを走り、土佐市まで抜けて再び高知市に入り、春野総合運動公園がゴールというコースです。

 心配されたお天気は、何とか持ってくれました。曇り空から少し太陽の光が見えています。寒くもなく暑くもなくという、マラソン日和。私は彼こと珍友Dと観戦に行きました。

 ちょうど近くのバイパスがコースになっているのです。時間を見計らって待機。徐々に人も集まって来ました。今年は広末涼子さんがゲストに来るそうな。ちなみに彼女は走らず、ゴールで待っているようです。

 さて、上空にはヘリコプターが飛んでいます。やがて広報車と共に、白バイが。そしてランナーがやって来ました。

隣の人の腕が…

 こちらが先頭集団。よく見ると優勝した人が映り込んでいます。ゼッケン1001の彼、東京から来たそうです。

 高知のマラソン観戦は、よさこい祭りに使う「鳴子」が必須アイテム。たいていどこの家にも1個くらい転がっています。これを打ち鳴らして応援します。

よさこい用の鳴子

 「ガンバレー!」「ファイトー!」「◯◯県頑張れ!」「アンパンマンが走ってる〜!」「◯◯ちゃ〜ん!!」観客席は大賑わい。お祭り大好き、イベント大好きの高知県人は、マラソン大会もこぞって応援するのです。

 田舎の方へ行くと、お玉で鍋を打ち鳴らして応援する「おじい」や「おばあ」が!「こんなのは高知でしか見たことない」と、マラソンランナーの金哲彦さんが言ってました。向こうに見えるは太平洋。誰もうるさいなんて文句は言いません。さすが大らかな高知!

人大勢
応援大勢

 今回のマラソンでは、ペースメーカーとして青山学院大学の選手が招待されていました。彼ら目当てのファンも多かったそうです。さすがは青学、楽しそうに軽い足取りで走っていました。

 サブスリーとかを目指す人はともかく、マイペースの市民ランナーは仮装する人もいます。例えば、
・白血球(はたらく細胞)
・アンパンマン
・ルフィ(ずっと旗を持ってた!)
・ミッキー&ミニー
・ピカチュウ
・のび太
・カエルの着ぐるみ
・坂本龍馬
などなど。

 ちなみに高知のマラソンでは、応援している観客も仮装を楽しみます。かつて「日本のチベット」と言われた高知県。人が集まるのが嬉しくて仕方がないのです。そうそう、明日47都道府県で唯一無かった「ドン・キホーテ」がOPENします。…どれだけ遅れているのか高知県()

 知り合いが走っていると言ってた珍友Dは、結局見つけることが出来ずに大あくびしていました。私もご当地ローカルタレントの「土佐かつお」さんは見つけたけれど、他の人はさっぱりでした。

 1時間ほどでランナーは全て駆け抜け、あとは家でのんびりテレビ観戦することにしました。途中のエイドで食べるフルーツトマトや鰹飯も、高知龍馬マラソンの魅力。アップダウンはありますが、街、海、山と全ての景色が楽しめるコースなので、興味のある方はぜひどうぞ。ランナーの皆さん、お疲れ様でした!

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