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私が浪人を決めたときのお話。

共通テストまであと一ヶ月ほど。

勉強してもしても降り注ぐ不安。もうゲリラ豪雨。まぁでもこの時期の受験生なんてきっと皆そんなもん。なんて思い込んでやり過ごしています。

せっかくだからあと残り少ない浪人生活を初心に戻って走りきるために、私が浪人を決めたときのことを書き起こしてみようかな。なんて。



ちょうど去年の12月頃。センターの点数が不安定で目標には間に合わないかなとうっすら感じていた時期でした。しかし私の心は志望校以外向いてなかったので、「センター何%でも出してやろう」と内心では決意していました。

二日に渡るセンター試験初日、2教科目の大得意の国語で事故。普段なら最低8割取っていたのに、体感6割ほどで頭が真っ白になりました。絶望感を引きずり空回る頭で初日は終了。その日の夜、一晩泣き倒したおかげで当たり前ですが二日目は絶不調でした。

センター受験後、自己採で得点率73%だったのを見た瞬間、何も受け入れられずに頭がパンクして家を飛び出しました(ほんと自己採点する環境は気を付けた方がいい)。
私の第一志望は確かボーダー83%ぐらいでした。当時の私の二次力的に合格にはボーダー+2%は必要。

センター73%だと正直関西圏国公立理系で多少なりとも惹かれるところはどこも厳しいのは明らかでした。(家庭の経済的に私立はNG)
そんなこんなで大コケしてどこも手届かない悲惨な現実にむしろ背中を押され、一晩悩んだ末に浪人覚悟で第一志望に特攻したい旨を親に相談しました(一晩で浪人決められる立ち直りの速さは自分でも驚いている)。幸いにも一年なら頑張ればと理解を頂けたのでそのまま出願。

この時点で私自身はほぼ二次の個別試験も諦め、浪人に向けて基礎の固めなおしに入ろうとしていたのですが、当時お世話になっていた塾の先生に
「センターからの前期個別試験まで40日の過ごし方はスケジュール面でもメンタル面においても受験の一年の中で一番難しい。そして、この40日で受験生はびっくりするぐらい成績が伸びる。だから合格が遠く霞んでいても本番受かりにいけるようにで全力で走ってほしい。もしかしたら大逆転を起こせるかもしれないし、落ちてもこの期間の経験は浪人の一番の強みになる」
との助言を頂いたのが支えになり、二次に焦点を合わせて限界まで頑張れました。

結果、浪人して今に至ります。



センター後のパニックから立ち直りや、その後のモチベーション支えはきっと、志望校への果てしない憧れと大好きな塾の先生の言葉。

大学入試制度の変更で、センター試験は私の受験したものが最後で共通テストと名をかえ新たな入試が始まることに。そんな中で浪人はいつも以上の苦しいからやめとけと止める人もいました。あんたはメンタル弱いから無理や、なんて言う人も。でも私が心から信頼している友人や講師、そして家族は揃って私の決断を応援してくれました。こんなに恵まれてていいのかなって不安になるくらいには幸せな環境でした。


もちろん今も第一志望は変わってない。あと少し、もう少し、勉強に全てを懸ける生活を頑張っていたいと思います。

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nyaco
嬉しすぎて空飛べそうです。焼きプリンを食べます。