5回転職してなんでも屋になるまでの軌跡
はじめに
こんにちは!nekotaです。
転職は人生の大きな転機です。私の場合、これまでIT業界で5回の転職を経験し、様々なポジションを経て、今では「なんでも屋」のような立ち位置にいます。外資系だと、色々できるより専門性が高い方が求められるので、日本企業ならではかもしれませんね。
今回は、nekotaの半生を勝手に語りたいと思います。
初めの一歩
nekotaのキャリアは、IT業界の中規模企業で、企画職からスタートしました。当初はネットワークエンジニアになりたかったのですが、エンジニアチックな能力を持った企画ポジションに配属されました。1ヶ月本社に缶詰にされ、ネットワークエンジニアたちと同じ資格を取得しました(ヽ´ω`)ゲッソリ。大変だったなぁ。。
企画の仕事は楽しかったんですが、ちょっと思い立って「海外行こう」ってなり、退職し、カナダでワーホリして来た空白の1年があります(・ω<) てへぺろ。
キャリアの再構築
だいぶ後先考えずワーホリへ行ったので、帰国後の最初のお仕事は派遣スタッフでした。というか、まともに転職活動しなかったというか、わからなかったというか。当時、正社員と派遣の違いもよくわかっていなかったレベルでした、お恥ずかしい。
派遣された企業は超大手だったんですが、そこの上長がいい方で、子会社の契約社員として登用していただき、広告代理事業に携わりました。ここで、WEB広告の数字の見方を学びます。Excelで集計する術も、VBAで自動化する術も学びました。周りが東大京大ばっかだったので、頭脳には事欠かなかったですし←
スキルの多様化
興味の対象が広がるにつれ、自分のスキルセットを増やしたいなと思い始めました。仕事は楽しかったものの、だいたいキャッチアップしてしまうと、学ぶことがなくなるんですよね。行動力だけは無駄にあるnekotaは、「よしベンチャーへ行こう」と、うっかりベンチャーへ転職しました。親会社の従業員数万人規模から、数十人規模への転職ですよ。どうしてそうなった?
ようこそブラック企業へ!
SEOコンサルタントとして、ゴリゴリのブラック企業でしのぎを削ります。そこはなんというか、明るいブラック企業というか。。人はいいんですよ。みんなブラック企業ということに気づかず、全力でブラックな働き方をしている人の集合体で、つまりは社畜の集まりでした。創業数年とかだったので、社内の仕組みも整っておらず、金になればなんでもいいってビジネスのやり方だったのでそれはもう悲惨✨️
ただ、このときに同僚だった人々とは、未だに繋がりがあるんです。それぞれ別会社ですんごい出世してますし。不思議なコミュニティでした。
身体を壊して転職
nekotaは割とストレス耐性が強い方なんですが、引き継ぐクライアントがことごとく炎上案件だったり、終電帰りが日常という生活を続けていたら、ストレス性の感音難聴になりまして。
身体を壊すのはダメ、ということで再び転職をすることにしました。まだ、どうやって転職すればいいのかわからなかったnekotaは、前職の超大手企業に「あのぅ…ニーズあります?」的な感じで相談を持ちかけて、出戻りさせてもらいます。ありがたや~
今度は自社のマーケティング
以前は広告代理としてのお仕事でしたが、出戻りした後は自社サービスのマーケ担当としてお仕事をさせてもらいました。社外との折衝が多く、分析する数字もよりコアなものに。日々数字を追って、施策を考え、改善しレポートにまとめ…とWEBマーケとしてのベース知識はだいぶこの時に培った気がします。
事業ってたのしいな
自社サービスのWEBマーケをやるようになると、自社サービスって楽しいなーと感じるようになりました。クライアントの支援をする立場だと、「このサービスいまいち」と思うものでもプロモーションしていかなければなりません。自社サービスなら、ダメなところは改善しつつ、いいところをプロモーションして、というサイクルが自分の手で作りやすい。そう思ったのです。
とはいえ、このお仕事では、親会社のサービスを子会社の立場から支援しているので、プロダクト開発みたいな側面では関われなかったのです。ペーペーだったし。
プロダクト開発したい
さて、もうおわかりかと思いますが、思い立ったが吉日のnekotaですから、ふたたび転職しました✨️自社でBtoCビジネスをやっているそこそこ大手企業に、今度は正社員として転職。ガッツリプロダクト開発に関わることができました。ウハウハ。
そこでは、様々なツールを使わせてもらいました。Google Workspaceもその前の会社ではアクセスできなかったので、初めてがっつり使いました。WordpressをPHPでカスタマイズしたり、Power BIでアクセス解析したり、GASでスプシの集計を自動化したり。GAもこのときにかなりやり込んだ気がします。
周りも新しいもの好きのメンツだったので、トレンドとかに敏感で、いろんな情報が入ってきました。
分社化により異動
割と楽しくお仕事していたんですが、今度は会社側の大きい変化により、事業から離れることになります。子会社として独立するという形になり、悩んだ末nekotaは親会社に残ることになりました。ベンチャーのカオスっぷりはよく知っていましたし、家庭の事情とかもあったので。
もともとBtoB向けのソフトウェア開発をしている企業だったので、それらの製品のマーケに関わることとなりました。
未経験の領域
WEBマーケ中心に歩んできた軌跡ですが、ここで今までにない経験をすることとなります。TV CMやパブリシティ、交通広告、雑誌といったメディアミックスです。CMの撮影にも同行させてもらいました。すごく楽しかったけど、金のにおいがすごかったです。
色々やれたのは面白かった。が、メンバーがつまらなかった。そこの企業は新卒至上主義の、男尊女卑な昭和企業だったので、今まで自由にやってきたnekotaにとっては窮屈でたまりませんでした。仕事内容は良かったけど、1年もやれば十分という感じで、ハイ、転職しました。
なんか色々できる系?
このように、今まで培った技術を切り貼り切り貼りしていたら、なんかいろいろできるようになっていました。もともと理系でエンジニア志望だったこともあり、テクニカルな部分は得意な方です。
エンジニアとして業務をしたことはないですが、必要な場合は独学で学んでいたりしたので、言語をゴリゴリ書けないまでも、エンジニアの言ってることはおおよそ理解できます。WEBのテクノロジーに関する知見もあります。TCP/IPとか勉強させられてたしね。アプセトネデブとかね。
業務を通じ、多種多様なツールも使ってきたので、コーディング、画像加工、BIツール、RPA、SFA、MA、CDPなどなど、色々できるようになっていました。便利!
さいごに
転職ってほとんどの方にとってはエネルギーが必要なことだと思います。nekotaもこれだけ転職して来てはいるものの、それなりに大変だなーと思いながら転職しています。
新しい環境、メンバー、業務に身を投じると、成長できるとわかっているので、nekotaはこれからも必要であれば転職し続けるかなと思います。いずれフリーランスとかになるのかもしれませんが、世の中にnekotaの能力を必要としてくれる企業があるならば、スキップしながら参画し続けたいと思います。