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『神様になった日』を観終わって

以下、ネタバレ満載ですので未見に方はご注意を。
また、未見の方で観ることができる方は是非、観てどの様な感想を抱いたか教えていただきたいです。

観終わった。

ラストシーン直前で、ひなが陽太にもたれかかっているのを見てバッドエンドかと思ったが寝ているだけだった、良かった。

ただ、自分の感性が鈍ったのか、それとも(自分でも何を求めているか判らないのだが)求めていたものとは異なるのか、少し拍子抜けのエンディングであった。

ひなの正体が結構、ベタな設定であり、それを飛び越えるような、『シャーロット』の様な、よく仕組まれた結末を求めていたのか。

なにげない日常を積み重ねた思い出を糧にして訪れた悲劇を乗り越え、前向きに生きていくこと、明るい未来が待っていることを保証している。
ある人には、それが救いであり、ハッピーエンドに見えるだろう。
しかし、自分にはご都合主義にしか見えなかった。甘すぎと思えた。

これは上にも書いたが感受性の喪失によろところが大きいだろう。
感受性の喪失と言うか現実はそんなに都合良くはできていないと気がついてしまい、そんな虚構に感情移入ができなくなってしまったのだろう。

もっと早く、この作品ができていれば良かったと思う。







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